宮城県大会の展望　／　2024年夏の高校野球

本命は「仙台育英」。

秋季王者の「聖和学園」や、秋季に仙台育英に勝利した「東陵」も戦力が充実。

春2位の「仙台城南」、総合力が高い「東北」、東北地区の21世紀枠候補だった「仙台一」なども頂点を目指す。

今回は、宮城県の「2024年夏の甲子園」代表校を予想しました。

【2024年夏の甲子園】49代表校予想　展望・本命一覧各2校（本命・対抗）までとして49代表校予想しました。 長くなりますので、興味のある地区を目次から選択してご覧ください。...

第106回高校野球選手権 宮城大会（2024年）

概要

日程

試　合：7/6～23

会場

楽天モバイルパーク宮城、石巻市民球場、仙台市民球場

参加チーム

59校／昨年対比－3

秋・春の結果

予想と展望

優勝校予想

本命

仙台育英（30％）　準優勝

長身右腕のエース山口投手に、昨夏甲子園を経験している佐々木（広）投手や左腕の武藤投手。更に２年生左腕の吉川投手も最速140キロを超え、今年も好投手が揃う仙台育英。

打線も昨夏甲子園で２本塁打の鈴木選手やU18代表合宿に参加した湯浅選手。春4試合で10盗塁の濱田選手ら３年生に、佐々木（義）選手や川尻選手、原選手ら２年生も台頭。

秋は8強雄止まりだったが、春は5大会連続で優勝と力をみせ始めている。

対抗

聖和学園　≧　東陵

聖和学園（20％）　優勝

秋に県初優勝を飾った聖和学園。春の準決勝では仙台育英に13-2と大敗したが、３位決定戦（東北学院榴ケ岡戦）では8-1と大勝し力があることをみせた。

打線は、三浦選手が出塁率の高いリードオフマン。遠藤選手や鈴木選手らも力がある。

投手陣は長身右腕の千葉投手が軸。右横手投げの斎藤（佑）投手、外野手兼任の左腕 斎藤（悠）選手らタイプの異なる投手がそろう。

東陵（19％）　8強

秋は仙台育英に勝利した東陵。春はリベンジされたが、初回に先制し7回までは1-1の接戦だった。

左腕の熊谷投手、右腕の真壁投手の２枚看板は安定感がある。打線は赤間選手や沼田選手の中軸が勝負強い

穴

仙台城南（10％）　初戦敗退

春準優勝校の仙台城南は、と思っていましたが初戦敗退となりました。

その他（21％）

「柴田」は佐藤投手、藤田投手、阿部投手の3本柱、打線も伊東選手、丸山選手がパワーがある。

「東北」は秋春と早い段階で敗れシードを１度も取れなかった。布川選手ら力のある選手が揃い波乱を起こすかな？って思っていましたが、仙台育英にあと一歩及びませんでした。

１年生の菊地選手、大柳選手が中軸を担う秋準優勝の「古川学園」は夏に挽回してくるか？春３位の「仙台一」は、千葉投手、安藤投手の2枚看板、打力のある小川選手などが21世紀枠落選の悔しさをぶつける。

今年の春は予選敗退の「仙台商」。昨春県２位で東北大会に出場した郷家選手や熊坂選手が残り侮れない。

春4強の「東北学院榴ヶ岡」はエース左腕の佐々木選手をはじめ２年生が中心のチーム。下級生の勢いと三橋選手や川脇選手の３年の意地が融合すると面白い。

展望

「仙台育英」-「柴田」ブロック

「東北学院榴ヶ岡」-「古川学園」ブロック

「聖和学園」-「東陵」ブロック

「仙台城南」-「仙台南」ブロック

シード校の敗退

2回戦　石巻 1-0 仙台城南
1回戦　仙台商 5-0 仙台南

各媒体の予測と展望

　昨夏の甲子園大会で準優勝を果たした仙台育英が、今年も頭一つ抜けている。投手層は厚く、１５０キロの直球が持ち味の山口を筆頭に、変化球の多彩な佐々木、甲子園経験のある武藤らが控える。打者も昨夏の甲子園メンバーの鈴木、湯浅、浜田らがそろう。

続く有力校は、昨夏の宮城大会で準優勝した仙台城南と、昨秋の東北大会に出場した聖和学園。仙台城南はエース小塚を軸に打たせてとる野球で手堅い。聖和学園も好投手の千葉らを擁し、試合運びに安定感がある。

昨秋の県大会で仙台育英を破った東陵も期待がかかる。

バーチャル高校野球

３年連続出場を目指す仙台育英が頭一つ抜ける。
春の県大会準優勝の仙台城南と、昨秋の県大会を制した聖和学園が挑む。

読売新聞

今年も投手がそろう仙台育英
東陵、聖和学園らが牙城崩せる

週刊ベースボール

投打にタレントが揃う仙台育英
好左腕で再び大物喰い狙う東陵

◎仙台育英　○東陵　△仙台城南

報知高校野球

秋から這い上がった仙台育英が優勢
秋覇者の聖和学園、春躍進の仙台城南
公立校も地力十分で横一線

仙台育英　聖和学園　仙台城南

ホームラン

【2024年夏の甲子園】49代表校予想　展望・本命一覧各2校（本命・対抗）までとして49代表校予想しました。 長くなりますので、興味のある地区を目次から選択してご覧ください。...