菊池選手(マリナーズ)、大谷選手(エンジェルス)と2名もの大リーガー2投手を輩出している花巻東もセンバツでの最高成績は準優勝。
今年は打線が強力。初のセンバツ制覇も射程圏内。
優勝候補第3グループ
チーム1試合当たりの得点が10.5(参加32校中1位)の攻撃力を武器に全国制覇を目指す。
Big4の一人、秋季大会終了時点で高校通算49本塁打(公式戦12本塁打)の佐々木選手。明治神宮大会でも2本塁打とその実力を全国区でも証明しました。
センバツ日程と結果
1回戦 ●4‐5 市和歌山
花巻東 |100|000|003|4
市和歌山|013|001|00x|5
9回に3点追い上げるも反撃が遅かった。
秋季大会時点での戦力分析
◆スポーツ新聞の評価
報知のみB評価で他4紙はA評価。
打撃力はトップクラスも他優勝候補と比較し、14試合で15失策と失策が多い点や佐々木選手の手術明けであることは夢託も気になる点。
但し、勝負強い打線。そして伝統的に「守」のイメージもあり、夢託は一冬の成長の期待値を含めて「A」評価しています。
◆甲子園での成績
春 3回 6勝 3敗
夏10回 10勝10敗
秋季大会の結果
14戦13勝1敗
県大会4試合で27失点(防御率8.10)と安定感にかけた投手陣だったが、62得点と打力で岩手県大会を制する。
東北地区大会では4試合7失点(防御率1.85)と投手陣も奮起し、接戦を制して東北地区大会を初優勝!
明治神宮大会では打力がトップクラスである事が証明された。投手陣も広陵戦以外は安定感があったが、あと一歩及ばなかった。
〇 12- 1 専大北上
○ 19-11 黒沢尻工
〇 12- 6 盛岡大付
〇 19- 9 久慈東
敗戦:広陵戦(明治神宮大会準決勝)の振り返り!
明治神宮大会 準決勝戦
花巻東 l 011 001 240 l 9
広 陵 l 051 210 01xl 10
投手陣
先発北条選手が1回1/3で3失点KO!引き継いだ菊池選手は連続四球で0/3の1失点で緊急登板となったエース萬谷選手も4回2/3。最後に投げた工藤選手も2回1失点と広陵打線を止めることが出来なかった。
野手陣
13安打計9得点。一時は7点差まで広げられるが、8回に同点に追いつく粘り強さを魅せるもあと一歩及ばなかった。
佐々木選手が4打数3安打(1本塁打)5打点と大活躍。8回には同点となるスリーランも放つ。
戦力分析
投手力
防御率:3.36
参加32校中29位の防御率
花巻東の歴代は投手力が良いイメージだが、まさかの県大会27失点(防御率8.10)からの出発でした。
しかし東北地区大会では、エースの萬谷選手が、仙台育英戦で2失点完投するなどのエースの貫禄を見れば、決勝の聖光打線では、左腕の菊池選手、右横手投げの工藤選手の継投で完封と東北地区大会では4試合7失点(防御率1.85)と投手陣も大活躍をした。明治神宮大会でも安定感があったが、広陵打線の前に登板したすべての投手に失点が付くなど課題が残った。
投手にも課題はあったが、秋季大会は14試合で15失策と守備にも課題が多かった。但し、投手を含めた守備が伝統的に良い花巻東。一冬越してそこも、鍛えられていると夢託は思う!
萬谷大輝(左腕)
変化球で打者を惑わし打ち取るスタイル。仙台育英、八戸工大一、國学院久我山で完投するなど、完投能力もある。
防御率2.34
登板11 投球回数61 2/3
失点22 自責点16
被安65 奪三振37 与四死球13
市和歌山戦
防御率7.50 投球回数6
失点5 自責点5
被安8 奪三振0 与四死球0
工藤翔大(右腕)
東北大会決勝(聖光学院戦)ではリリーフ登板し、4回をパーフェクトに抑える。萬谷選手以外の投手枠は白紙らしいが、右横手投げからの内角球に魅力を感じている。
防御率1.20
登板6 投球回数15
失点3 自責点2
被安13 奪三振8 与四死球5
市和歌山戦
防御率0.00 投球回数2
失点0 自責点0
被安3 奪三振0 与四死球0
打撃陣
打率:.348
参加32校中13位の打率
レギュラー陣で右打ちは千葉選手のみで、左打ちが並ぶ強力打線。秋季大会では、レギュラー野手全員が3割以上を記録している。
1番の宮沢選手はパワーもありチームの勢いをもたらすリードオフマン、3番、4番に勝負強いスラッガー、佐々木選手に田代選手が待ち構える。その他、状況に応じたバッティングが出来る渡辺選手や熊谷選手。
そして強打のチームの中で俊足が武器の菊池(敏)選手。チームトップの10盗塁、地区大会以降で内野安打3を記録。
宮澤圭汰(左打 遊撃手)
盛岡大付戦では2打席連続の本塁打を放つなどパワーも証明
打率.314 本3 打点16 走1
打数51 安打16 三振3 四死球15
市和歌山戦
打率.500 本0 打点1 走0
打数2 安打1 三振0 四死球2
佐々木麟太郎(左打 一塁手)
1年生Big4の一人。明治神宮大会では大暴れ!打率.600(打数10 安打6 本塁打2)を記録。但し、手術明けの影響が気になるところ。
打率.435 本6 打点23 走0
打数46 安打20 三振5 四死球17
市和歌山戦
打率.000 本0 打点0 走0
打数4 安打0 三振2 四死球1
田代旭(左打 捕手)
主将でもあり、攻守でチームの精神的な支柱。
打率.357 本3 打点18 走2
打数42 安打15 三振10 四死球16
市和歌山戦
打率.250 本0 打点1 走0
打数4 安打1 三振2 四死球1
千葉柚樹(右打 三塁手)
1年生期待の右打者。三振が少ないのが魅力。
打率.340 本0 打点12 走2
打数47 安打16 三振1 四死球9
市和歌山戦
打率.500 本0 打点0 走0
打数4 安打2 三振1 四死球0
熊谷陸(左打 二塁手)
明治神宮大会から覚醒!広陵戦では5打数4安打。明治神宮大会では佐々木選手と共に9打点を挙げる。
打率.379 本0 打点3 走1
打数29 安打11 三振3 四死球11
市和歌山戦
打率.000 本0 打点0 走0
打数4 安打0 三振1 四死球0
センバツ出場校紹介
酔っ払いの「つぶやき」
佐々木選手の手術明けの影響が気になりますね。既に練習には参加しているようですが、無理はしないで欲しいですよね!
完読!ありがとうございます!