東京大会では9回2アウトからの敗戦。悔しい経験が成長の糧になっているか!昨春の東海相模のように関東・東京地区の比較枠からの選出。センバツで逆襲できるか!?
センバツの日程と結果
1回戦 ●3‐9 聖光学院
聖光学院|300|060|000| 9
二松学舎|000|101|100| 3
二松学舎は布施投手の制球が安定しなかった上に守備の乱れは誤算だった。
秋季大会での戦力分析
◆スポーツ新聞の評価
スポーツ紙5紙全てがB評価。
◆甲子園での成績
春 5回 4勝5敗
夏 4回 4勝4敗
秋季大会の結果
8戦7勝1敗
昨夏の甲子園では8/24に京都国際に延長10回の接戦の末に逆転負け。そこからの始まった新チーム作り。練習試合は1試合のみと慌ただしく始まった新チーム。
その様な状況で昨夏も経験している投手は布施選手、野手は親富祖選手・瀬谷選手が中心に試合を重ねるごとにチームとしての力を付けていったイメージ。
敗戦:國學院久我山戦(東京大会決勝)の振り返り
東京地区大会 決勝
二松学舎大付l 001 100 010 l 3
國學院久我山l 000 000 013x l 4
投手陣
4回以外は全ての回でランナーを出す苦しい展開ながらも、粘りの投球で中盤まで失点を許さなかった布施選手。しかし、9回2アウト満塁の場面で粘ることが出来ず、成田選手に一挙3点、逆転二塁打を放たれ敗戦投手になる。
打撃陣
3回の攻撃がもったいなかった。満塁1アウト一、三塁でタイムリーを放った柴田選手が走塁死。2アウト一、三塁、4番瀬谷選手の場面で牽制死。結果1点のみだった。走塁意識が高いチームなだけに、もったいない攻撃だった。その後4回、8回の得点は瀬谷選手が出塁、小林選手の安打での各1点だった。
戦力分析
投手力
秋季大会:防御率1.75
参加32校中8位の防御率
布施選手が投手陣の大黒柱。東京都大会では全6試合に先発し4試合で完投とほぼ一人で投げ抜き安定感は抜群である。
2試合リリーフ登板した大矢選手や左腕の今井選手の成長に期待。
布施東海(左腕)
カーブを中心にスライダー、チェンジアップの精度が高い。
防御率2.23
登板7 投球回数48 1/3
失点13 自責点12
被安37 奪三振40 与四死球13
聖光学院戦
防御率12.46 投球回数4 1/3
失点7 自責点6
被安6 奪三振1 与四死球6
打撃力
秋季大会:打率.357
参加32校中9位の打率
昨夏の甲子園を経験している3、4番の親富祖選手、瀬谷選手を中心に一試合の平均盗塁数が2.5個(参加32校中4位)と機動力を絡めた攻撃が持ち味。また、制球眼が良い選手が揃い簡単に三振にならない。
藤岡良祐(左打 二塁手)
積極的なスイングが持ち味のリードオフマン。制球眼もよく秋季大会では三振0
打率.379 本0 打点3 走2
打数29 安打11 三振0 四死球3
聖光学院戦
打率.333 本0 打点1 走0
打数3 安打1 三振0 四死球1
親富祖凪人(右打 右翼手)
制球眼も良く出塁率は5割超え。塁に出れば俊足を生かしチームトップの盗塁5。
打率.318 本1 打点6 走5
打数22 安打7 三振2 四死球9
聖光学院戦
打率.000 本0 打点0 走0
打数3 安打0 三振1 四死球1
瀬谷大夢(左打 中堅手)
チームトップの打率.542。走攻守3拍子そろった選手。
打率.542 本2 打点14 走4
打数24 安打13 三振1 四死球5
聖光学院戦
打率.500 本0 打点0 走0
打数4 安打2 三振0 四死球0
大矢青葉(右打 左翼手)
二刀流の期待がかかる1年生。投打で活躍が期待される。
打率.318 本1 打点5 走1
打数22 安打7 三振3 四死球2
聖光学院戦
打率.250 本0 打点 走0
打数4 安打1 三振1 四死球0
小林幸男(右打 一塁手)
12月から主将。ミート力が高く勝負強いバッティングが持ち味。
打率.440 本0 打点6 走1
打数25 安打11 三振2 四死球4
聖光学院戦
打率.667 本0 打点1 走0
打数3 安打2 三振0 四死球0
センバツ出場校紹介
酔っ払いの「つぶやき」
二松学舎が初出場した82年の春は、現監督の市原監督がエースで準優勝。しかし、その後3回春に出場をしてるが、初戦突破できず。
久しぶりのセンバツ勝利に期待しちゃいますね!
完読!ありがとうございます!