北海道は地区扱いですので2025年12月12日に推薦校の発表があります。今回は北海道の21世紀枠推薦校を予想していきます。
北海道21世紀枠推薦校予想
秋季北海道大会の試合結果
| 勝利校 | スコア | 敗戦校 | |
| 決勝 | 北照 | 2-0 | 白樺学園 |
| 準決勝 | 北照 白樺学園 | 7-0 8-1 | 旭川実業 立命館慶祥 |
| 準々決勝 | 北照 白樺学園 旭川実業 立命館慶祥 | 3-2 5-4 9-8 5-4 | 駒大苫小牧 士別翔雲 紋別 札幌日大 |
北海道の21世紀枠推薦校は、秋季北海道大会でベスト8だった「士別翔雲」と「紋別」の2校の公立校が有力とみている。
どちらの高校も2007年に少子化の影響等で統合し誕生した高校で、前身の高校を含めて甲子園出場経験がなく、21世紀枠の推薦経験も無い。
地域に密着したチーム作りをし、25年秋季北海道大会も両校1点差ゲームの惜敗だった。
21世紀枠推薦校の本命は「士別翔雲」
「士別翔雲」は、秋季大会では準優勝の「白樺学園」相手に0-1の投手戦での惜敗だった。先発した1年生左腕の合田 快投手が8回無失点。手に汗握る投手戦だった。全道大会でも合田投手は、3試合(14回 2/3)に登板し無失点と好投している。合田投手だけではなく、複数の投手陣が秋季公式戦に登板している「士別翔雲」は、投手を含めた守備力で高い評価を得られると予想をしている。
打線は「白樺学園」相手には完封負けだったが、「白樺学園」の秋季公式戦での最多失点は決勝(北照戦)の2失点。今年も「白樺学園」は総合力がある点も考慮したい。
近年の成績でも「士別翔雲」は上位に進出している。25年、23年夏は4強まで勝ち上がった。
更に所属している「名寄支部」は甲子園未出場地区である。その点も追い風になるか!?
対抗の「紋別」
「紋別」は、秋季大会では「旭川実業」相手に8-9の乱打戦での惜敗だった。先発したエースの菊地 爽介投手がこの試合も最後まで投げ抜いたが、3回に制球を乱し6失点したのが大きかった。菊地投手は支部予選を含めて全5試合を一人で投げ抜いている点を含めて投手力では「士別翔雲」の方が評価は得られるか?
一方、打線は「旭川実業」相手8得点。初戦の「釧路湖陵」も11得点と2試合で計19得点と攻撃力は高い評価が得られると予想をしている。
部員数は17名の少数精鋭で35年ぶりに全道大会に出場した。
所属している「北見支部」から2000年以降の甲子園出場は春夏通じては13年春の「遠軽」のみ。北見地区も甲子園出場に恵まれている地区ではない。
両校の比較
| 士別翔雲 | 紋別 | |
| ●0-1 白樺学園 ○10-4 北広島 ○5-3 帯広三条 ○14-7 稚内大谷 – ○12-2 稚内 | 々 2 1 代決 3 2 | ●8-9 旭川実 ○11-1 – ○13-3 北見柏陽 ○8-4 北見北斗 ○8-3 遠軽 |
| 甲子園未出場地区 直近上位進出 | そ の 他 | 少数精鋭 |
穴は私立校?
秋季大会で8強以上の高校で「甲子園未出場校」は、上記2校の公立校と4強以外では、私立の「立命館慶祥」が加わるのみとなる。
「立命館慶祥」は24年夏に準優勝するなど、近年の成績でも上位に進出しているが、25年秋季の敗戦は「白樺学園」相手に1-8のコールド負け。本命にあげている「士別翔雲」の方が好ゲームだったと言える。その為、バックグランドだけではなく試合の結果的にも「士別翔雲」と「紋別」の2校がリードしているとみている。
完読!ありがとうございます!
皆さんはどこが選出されると予想をしていますか?
