結果は「仙台育英」初優勝!
昨夏(2021年)は、準決勝進出校が優勝校の「智辯和歌山(和歌山)」、準優勝校の「智弁学園(奈良)」、ベスト4の「近江(滋賀)」、「京都国際(京都)」と近畿勢が上位を占めた大会でした。今年の夏の甲子園(第104回全国高等学校野球選手権大会)も近畿勢の代表は、昨夏甲子園の経験校や、秋季から活躍している高校が多く、試合経験が大きなアドバンテージになり、近畿勢が中心に展開する大会になってくると予測します。
優勝校は「仙台育英」。準優勝が「下関国際」!
優勝校予測
優勝候補筆頭は!?
× 優勝候補筆頭は「大阪桐蔭(大阪)」。春季近畿大会決勝まで公式戦29連勝。敗戦後も崩れることなく更に強みを増した。今チームは公式戦は春季大会の1敗のみ。
夏季大阪大会では川原 嗣貴投手や、別所 孝亮投手を中心に7試合で5人の投手が登板し、1失点のみと投手陣の安定感は全国ナンバー1といて過言ではない。
打線もU18代表候補に選出されている松尾 汐恩選手や、星子 天真選手、海老根 優大選手・・・、選手を上げ始めたらキリがない厚みがある。投打にスキが見当たらない。
対抗1番手は!?
× 対抗1番手は、昨夏甲子園優勝校の「智辯和歌山(和歌山)」。秋季和歌山県大会の準決勝で「和歌山東」に敗れベスト4。秋季近畿大会に進出することが出来なかった。今チームの公式戦の敗戦はこの1敗のみ。春季近畿大会では、決勝で「大阪桐蔭」に3-2で勝利し優勝。「大阪桐蔭」の公式戦30連勝を阻止をした。
夏季和歌山大会でも、エースの塩路 柊季投手を中心に継投で6投手が登板し、5試合で5失点と投手層が厚い。
打線も5試合中、決勝を除く4試合をコールド勝ち。渡部 海選手の3本をはじめ、5試合で本塁打9本と長打もある。
真夏の猛暑のかな、8月6日~8月22日の2週間で5~6試合を勝ち抜くことを考えると、「大阪桐蔭」「智辯和歌山」の選手層が、圧倒的に優位。但し、出場校49チーム素で手に実力があり、序盤で両校が敗戦すれば戦国化!?
近畿の実力校
× センバツ準優勝校の「近江(滋賀)」。山田 陽翔が投手が投打の鍵。彼がマウンドに上がるとチームの雰囲気が一変するスキルの持ち主。打線、2番手以降の投手が、山田 陽翔投手の疲弊を最小限にして勝ち上がれるか!?
1回戦:○8‐2 鳴門
2回戦:○8‐3 鶴岡東
3回戦:○7‐1 海星
準々決:〇7‐6 高松商
準決勝:●2‐8 下関国際
× コロナの影響でセンバツ辞退した「京都国際(京都)」は、エースの森下 瑠大投手を中心に、投手層は厚い!昨夏の甲子園ベスト4を経験した主将の辻井 心選手や平野 順大選手らの打線の援護が必須。
1回戦:●5‐6 一関学園
× センバツ1回戦で敗退したが「天理(奈良)」も主将の戸井 零士選手、4番の内藤 大翔選手を中心に打線は強力。夏季奈良県大会では、決勝を除く4試合で全てコールド勝ち。
1回戦:○2‐1 山梨学院
2回戦:●4‐2 海星
× 夏季は初出場となる「社(兵庫)」。秋季兵庫県大会を制した秋季兵庫県の王者。春は優勝校の「報徳学園」に敗れ準優勝だったが、夏季兵庫県大会では、芝本 琳平投手を中心に全7試合で失点7点で収めた安定する投手陣。
1回戦:○10‐1 県岐阜商
2回戦:二松學舍大付
ストップ「近畿」!
× 派手さはないが負けないのが「聖光学院(福島)」。春季福島、東北大会を制した。打撃も粘り強い。
1回戦:○4‐2 日大三
2回戦:〇3‐2 横浜
3回戦:○8‐1 敦賀気比
準々決:〇10‐5 九州学院
準決勝:●18‐4 仙台育英
○ 秋・春・夏と宮城県を3大会連続で制覇した「仙台育英(宮城)」。投打に実力者は揃うが、東北地区大会では、力が発揮できていない。最後の大舞台で奮起するか!
2回戦:○10‐0 鳥取商
3回戦:○5‐4 秀明日立
準々決:〇6‐2 愛工大名電
準決勝:○18‐4 聖光学院
決勝戦:○8-1 下関国際
優勝監督のインタビューで須江監督の「青春ってすごく密」が印象的。
× センバツ出場校の「秀明日立(茨城)」。秋・春・夏の茨城王者。大崩れしないエース猪俣 駿太投手、バックも堅実な守備が光る。打線は長打や機動力を使える打線は脅威。
2回戦:○2‐1 鹿児島実業
3回戦:●4‐5 仙台育英
× 「山梨学院(山梨)」は、「秀明日立(茨城)」と同様に秋・春・夏の県王者。U18代表候補に選出されているエースの榎谷 礼央投手に、リードオフマンの鈴木 斗偉選手が健在。投打に充実している。
1回戦:●1‐2 天理
× 春季中国大会王者の「創志学園(岡山)」も、エース岡村 洸太郎投手を中心に投手陣が安定している。長沢 宏行監督の勇退をどこまで伸ばせるか!?
1回戦:●3‐7 八戸学院光星
× 「九州国際大付」も投打で戦力が充実。福岡県大会では、絶対的なエース香西 一希投手が、5回戦以降、体調不良で登板なし。池田 悠舞投手(2年生)投手を中心に勝ち切り夏の甲子園の切符を掴んだ。強力打線も維持している。香西投手の復調具合が懸念材料。
2回戦:○2‐1 明徳義塾
3回戦:●1‐2 高松商
ダークホース的な存在
× 岩手県で秋・春2回戦で敗退していた「一関学園」。夏季岩手県大会での失点は決勝の「盛岡中央」戦のみ。4番の後藤 叶翔選手が、盛岡大附戦で本塁打を放つなど、3試合連続本塁打を記録。夏まで結果が出なかっただけに、読み切れない!
1回戦:○6‐5 京都国際
2回戦:●5‐7 明豊
× 作新学院の栃木県11連覇を阻止し、37年ぶりに夏の甲子園に持ってきた「國學院栃木」。ノーシードから勝ち上がり、「作新学院」戦ではダブルスチールで得点するなど、平成時代のセンバツで見せていた伝統的な機動力は健在。決勝の「宇都宮南」戦では、小木曽 凱虎選手の逆転ホームラン、「作新学院」戦での主将の平井 悠馬選手や「栃木工」戦での小木曽 選手のサヨナラ本塁打と、火事場のクソ力は今大会ナンバー1か!?2年生エースの盛永 智也投手をどこまで粘り強く援護できるかがポイント!
1回戦:○10‐3 日大三島
2回戦:〇5‐3 智辯和歌山
3回戦:○0‐4 九州学院
その他
「日大文理」の田中 晴也投手や、「鳴門」の冨田 遼弥投手は全国でも実績のある投手。打者では、「高松商」の浅野 翔吾選手や「日大三」の浅倉 大聖選手、「九州学院」の村上 慶太選手などに注目。
上記以外に、センバツ出場校の「星稜」「敦賀気比」「二松学舎大付」「日大三島」「有田工」も勝ち抜く力がある。
「市船橋」「横浜」「愛工大名電」「明徳義塾」・・・なんやかんや言って、どの高校も力があり、組み合わせ次第では、どの高校にもチャンスがある!
酔っ払いの「つぶやき」
3年生は入学当初にコロナの影響を受けた世代!試合だけではなく、練習までもが制限されていたんだよねぇ!
それゆえに、例年以上に一戦一戦で、覚醒(大成長)がありそうですよね!
組み合わせ抽選会は8月3日です!
完読!ありがとうございます!