夏の甲子園(第104回全国高等学校野球選手権大会)大会9日目!ベスト16校が決定します。今回も、大会9日目3試合の展望、勝利校予測をしていきます。
横浜(神奈川) vs 聖光学院(福島)
両校の比較
4紙の評価
横浜 vs 聖光学院
スポニチ A vs B
サンスポ A vs B
報知 B vs B
日刊 B vs B
1試合平均の成績
横浜 vs 聖光学院
打率:.398 vs .371
得点:7.3 vs 8.3
本塁:0.57 vs 0.3
盗塁:0.4 vs 1.0
犠打:3.1 vs 3.3
失策:0.6 vs 0.7
失点:0.6 vs 2.0
【甲子園での成績】
1回戦 三重 2-4 横浜
1回戦 日大三 2-4 聖光学院
「横浜」「聖光学院」の1回戦予測記事は「こちら」
横浜 vs 聖光学院
打率:.160 vs .310
得点: 4 vs 4
安打: 4 vs 9
本塁: 0 vs 2
三振: 5 vs 3
四球: 3 vs 2
死球: 2 vs 0
犠打: 1 vs 3
盗塁: 1 vs 0
盗死: 0 vs 1
横浜 vs 聖光学院
防御:2.00 vs 2.00
失点: 2 vs 2
自責: 2 vs 2
被安: 6 vs 9
奪三: 6 vs 1
与四: 0 vs 1
与死: 0 vs 1
盗刺: 0 vs 0
盗許: 0 vs 0
失策: 1 vs 0
試合の展望
「横浜」は「三重」の好投手 上山 颯太投手から被安打4ながら四死球が5。少ないチャンスを活かし4得点した。個別で見てみると、1番の緒方 漣選手(2年生)が4打席で1安打、2四死球、1盗塁。2度ホームを踏み、1打点も記録。リードオフマンの役割を果たした。投げては杉山 遙希投手(2年生)が被安打6で2失点と好投。
一方、「聖光学院」は、打力のある「日大三」に対し被安打9ながら、小林 剛介投手、佐山 未來投手の継投で、各投手が要所を抑え2失点にとどめた。バックの好守もひかり、特に5回のピンチの場面で、犠牲フライ体制のタッチアップを、ライトの三好 元気選手の好返球で本塁封殺したのが印象的。打線は、2番 髙中 一樹選手、4番 三好 元気選手の2年生コンビに本塁打。攻守で三好 元気選手がチームに勢いをもたらした。
1回戦を接戦で勝ち抜いた両校。レベルの高い試合が期待できる。今試合も接戦になると予測するが、勝利校は「横浜」と予測。
結果
「聖光学院」は佐山 未來投手が被安打5 失点2で完投。山浅 龍之介選手のリードも良かったが、そこに投げ切る佐山 投手の制球が、今日も良かった。
打線も野手陣全員が安打を記録し、11安打で3得点。1回戦に続いてリードオフマンの赤堀 颯選手、2番の髙中 一樹選手(2年生)が打率6割を超え好調。2試合でチームの得点8点中、5得点をこの2人がホームを踏んでいる。
一方、「横浜」は、杉山 遙希投手が粘りの投球をするものの、1回戦に続いて打線が抑えられてしまった。
二松学舎大付(東東京) vs 社(兵庫)
両校の比較
4紙の評価
二松学舎大付 vs 社
スポニチ B vs B
サンスポ B vs B
報知 B vs B
日刊 B vs B
1試合平均の成績
二松学舎大付 vs 社
打率:.367 vs .274
得点:9.2 vs 6.6
本塁:0.5 vs 0.42
盗塁:2.8 vs 2.3
犠打:2.7 vs 3.1
失策:1.2 vs 0.6
失点:1.8 vs 1.0
【甲子園での成績】
1回戦 二松学舎 3-2 札幌大谷
1回戦 県岐阜商 1-10 社
「二松学舎大付」「社」の1回戦予測記事は「こちら」
二松学舎大付 vs 社
打率:.346 vs .371
得点: 3 vs 10
安打: 9 vs 13
本塁: 0 vs 0
三振: 3 vs 5
四球: 4 vs 10
死球: 1 vs 0
犠打: 5 vs 2
盗塁: 0 vs 2
盗死: 0 vs 0
二松学舎大付 vs 社
防御:2.00 vs 1.00
失点: 2 vs 1
自責: 2 vs 1
被安: 10 vs 6
奪三: 9 vs 5
与四: 1 vs 0
与死: 0 vs 0
盗刺: 1 vs 1
盗許: 0 vs 0
失策: 1 vs 3
試合の展望
「二松学舎大付」は、「札幌大谷」戦で、リードオフマンの親富祖 凪人選手が3安打。決勝点も親富祖 凪人選手のレフトへのヒットがきっかけ(左翼手の後逸で生還)と好調。5番の大矢 青葉選手(2年生)も2打点と勝負強さをみせた。中盤以降、「札幌大谷」打線にあたりが出てきたが、投手陣は都大会同様に辻 大雅投手から重川 創思投手の継投で同点どまりに抑えることが出来た。
一方、「社」は「県岐阜商」戦でリードオフマンの大西 悠斗選手が6打席全て出塁(安打×4 四球×2)。チームも13安打するも、すべて上位打線。下位打線にあたりがなく課題が残った。投手陣は兵庫県大会準決勝・決勝は継投だったが、堀田 柊投手が1失点完投勝利。
投手力が高い両校。今試合も接戦になると予測するが、サヨナラ勝ちの勢いで「二松学舎大付」が勝利と予測。互いに継投のタイミングも重要。
結果
「二松学舎大付」は先発の辻 大雅投手が5回までは被安打1。ツーランで2失点するものの、試合を作り8回からは、都大会から続けている重川 創思投手への継投で逃げ切った。しかし、5点差あったリードも8回に2失点、9回も1失点と2点差まで追い上げられ満塁のピンチを作り課題が残った。
打線は、U18候補にも選ばれている瀬谷 大夢選手が4打数4安打、1年生で4番の片井 海斗選手に本塁打が出るなど打線が機能し7得点。
一方「社」は、1回戦で好投した堀田 柊投手が4回2/3で7失点。芝本 琳平選手がその後は無失点に抑え、打線も7回以降に5得点と毎回得点と追い上げを見せたが反撃が遅かった。
大阪桐蔭(大阪)vs 聖望学園(埼玉)
両校の比較
4紙の評価
大阪桐蔭 vs 聖望学園
スポニチ A vs B
サンスポ A vs B
報知 A vs C
日刊 A vs B
※「特」や「S」評価は「A」としています。
1試合平均の成績
大阪桐蔭 vs 聖望学園
打率:.371 vs .332
得点:7.7 vs 6.0
本塁:1.0 vs 0.28
盗塁:2.6 vs 1.1
犠打:2.1 vs 3.1
失策:0.6 vs 1.0
失点:0.1 vs 1.6
【甲子園での成績】
1回戦 大阪桐蔭 6-3 旭川大高
1回戦 聖望学園 8-2 能代松陽
「大阪桐蔭」「聖望学園」の1回戦予測記事は「こちら」
大阪桐蔭 vs 聖望学園
打率:.353 vs .471
得点: 6 vs 8
安打: 12 vs 16
本塁: 2 vs 0
三振: 7 vs 9
四球: 2 vs 2
死球: 1 vs 0
犠打: 1 vs 5
盗塁: 2 vs 4
盗死: 1 vs 0
大阪桐蔭 vs 聖望学園
防御:3.00 vs 2.00
失点: 3 vs 2
自責: 3 vs 2
被安: 10 vs 6
奪三: 7 vs 3
与四: 4 vs 2
与死: 0 vs 1
盗刺: 0 vs 0
盗許: 1 vs 0
失策: 2 vs 0
試合の展望
「大阪桐蔭」は、「旭川大高」戦に序盤で3点先行されるも、3回に連打で2点、その後、海老根 優大選手の同点本塁打、伊藤 櫂人選手の逆転本塁打と2本の本塁打と長打力をみせた。松尾 汐恩選手も4打数3安打2打点。川原 嗣貴投手は立ち上がりを攻められ序盤に3失点するも中盤以降は粘り投球で無失点。9回は別所 孝亮投手で締める。
一方「聖望学園」の岡部 大輝投手が好投。5回まではノーヒットに抑えた。打線も16安打8得点!江口 生馬選手や園山 賢生選手が3安打と下位打線も活発!下位打線でも得点できた。
勝利校は「大阪桐蔭」と予測するが、「聖望学園」も総合力が高い。埼玉県決勝「浦和学院」戦のようにローゲームの展開に持ち込めれば「聖望学園」にもチャンスがある。
結果
「大阪桐蔭」が25安打19得点で大勝。先発メンバーが全員安打。松尾 汐恩選手が2本の本塁打を放った。投手陣も先発した前田 悠伍投手から3投手継投し被安打2失点0。
「聖望学園」の岡部 大輝投手が立ち上がりを攻められ、立ち直ることが出来なかった。
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