予想更新を少しサボってしまいましたが、今回は、準々決勝4試合の予想と展望です。
ベスト4に勝ち進むのは、東海大相模、青森山田、京都国際、神村学園と予想していますが、皆さんはどこが勝ち進むと予想していますか?
関東第一(東東京)2-1 東海大相模(神奈川)
試合の展望・勝利校予想
関東勢同士の顔合わせとなった。
この試合の勝利校予想は東海大相模。←ハズレ
関東第一の戦力分析
関東第一は、坂井投手が最後を締める継投が結果を残している。坂井投手は2試合11回に登板し四死球がゼロ。2試合ともに相手チームに流れが行きそうな雰囲気をシャットダウンしている。だが、これまで安定感があった畠中投手が甲子園にきて2試合連続で失点するなど、調子が上がってきていない点が気がかりだ。
一方、打線は5番の越後選手が8割越え(6打数5安打)と好調。東海大相模は左のエース藤田投手が先発と予想しているが、関東第一の上位打線は、飛田選手ら左打者が中心。彼らの出塁および機動力が勝利へのカギになってくるか?
東海大相模の戦力分析
東海大相模は、藤田投手が、投球数(13回)を上回る15奪三振。失点1(自責点0)と夏までの成長を確信させる投球内容を見せている。だが、突如、投球が乱れるイニングがあったのが気がかりだ。終盤を任された高橋投手、福田投手もここまで失点0。投手層の厚さを感じる。
一方打線は2番の柴田選手が1本塁打、3番中村選手が6割越えと2年生コンビが好調。同じ2年生4番の金本選手が触発されるか?下位打線も当たりが出ている。
甲子園成績
チーム成績
関東第一 東東京 | 東海大相模 神奈川 | |
B4 – | 評価 | A4 – |
1.50 – | 防御率 | 0.00 – |
1.50 3/2 | 失点 | 0.50 1/2 |
1.00 2/2 | 失策 | 1.00 2/2 |
.333 – | 打率 | .343 – |
5.00 10/2 | 得点 | 6.00 12/2 |
0.00 0/2 | 本塁打 | 0.50 1/2 |
4.00 8/2 | 犠打 | 2.00 4/2 |
0.50 1/2 | 盗塁 | 1.50 3/2 |
投手成績
関東第一
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
坂井 0.00 8/16 | 2試合 11回 139球 | 9 0 6 | 0 0 |
△畠中 5.40 8/16 | 2試合 5回 94球 | 7 2 8 | 3 3 |
△坂本 0.00 8/16 | 1試合 2回 41球 | 2 3 1 | 0 0 |
東海大相模
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
△藤田 0.00 8/16 | 2試合 13回 201球 | 15 6 5 | 1 0 |
高橋 0.00 8/16 | 1試合 3回 49球 | 4 2 2 | 0 0 |
福田 0.00 8/12 | 1試合 2回 35球 | 3 1 1 | 0 0 |
青森山田(青森)1-0 滋賀学園(滋賀)
試合の展望・勝利校予想
この試合の勝利校予想は青森山田。
青森山田の戦力分析
青森山田は初戦(長野日大)はエース関投手が1失点完投。2戦目(石橋)は関投手を温存し、下山投手を中心に3投手の継投で完封勝利だった。2戦目で関投手を温存できたのが大きいが、それ以上に下山投手ら控え投手も甲子園を経験できた点も大きい。野手陣もここまで無失策。
打線は、3番 対馬選手、5番 吉川選手の調子が上がってきていない点が気がかりだが、2試合で14得点と得点能力が高い。4番の原田選手に本塁打が出ているが、何より下位打線の調子が良い。
滋賀学園の戦力分析
滋賀学園のエース脇本投手が2戦目(花巻東戦)の完封勝利を含めて3試合すべてに先発。後ろを任された高橋投手、土田投手も粘り強く投げている。だが、3試合で5失策。失策からの失点は避けたい。
打線は大好調で3試合連続でチーム二桁安打を記録。打率も.379と高打率だ。4番の岡田選手は3回戦(霞ヶ浦戦)で5打数4安打。本塁打が出ればサイクルヒットの大活躍。下位打線まで切れ目がない。
甲子園成績
チーム成績
青森山田 青森 | 滋賀学園 滋賀 | |
A2B2 – | 評価 | B4 – |
0.50 | 防御率 | 1.00 |
0.50 1/2 | 失点 | 2.67 8/3 |
0.00 0/2 | 失策 | 1.67 5/3 |
.324 – | 打率 | .379 – |
7.00 14/2 | 得点 | 7.00 21/3 |
1.00 2/1 | 本塁打 | 0.00 0/3 |
2.00 4/2 | 犠打 | 5.34 16/3 |
3.00 6/2 | 盗塁 | 0.00 0/3 |
投手成績
青森山田
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
関 1.00 8/13 | 1試合 9回 104球 | 8 0 8 | 1 1 |
桜田 0.00 8/16 | 1試合 1回 17球 | 2 1 0 | 0 0 |
下山 0.00 8/16 | 1試合 6回 88球 | 6 1 7 | 0 0 |
菊池 0.00 8/16 | 1試合 2回 21球 | 2 0 0 | 0 0 |
滋賀学園
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
脇本 0.54 8/16 | 3試合 16回2/3 276球 | 16 4 13 | 5 1 |
△高橋 1.69 8/7 | 1試合 5回1/3 88球 | 4 1 7 | 2 1 |
土田 1.80 8/16 | 1試合 5回 60球 | 4 1 2 | 1 1 |
京都国際(京都)4-0 智弁学園(奈良)
試合の展望・勝利校予想
近畿勢同士の顔合わせとなった。
この試合の勝利校予想は京都国際と予想。
京都国際の戦力分析
京都国際は、中崎投手と西村投手が交互に先発をし共に完投勝利をしている。この試合の先発は2戦目(新潟産大付)を完封勝利した西村投手の先発が予想される。四死球が6個と制球面での不安が残ったものの、奪三振8、被安打3と崩れてはいない。また、県大会での与四死球率は1.35とこの点は調整してくるだろう。
一方、打線はチーム打率.377と切れ目がなく好調な打線。しかも、1番金本選手から、4番の藤本選手までの上位打線は打率4割越えだ。
しかし、1試合平均の5得点とヒット数の割に得点に結びつかない点が気がかりだ。稚拙な攻撃で相手に流れを渡したくはない。
智弁学園の戦力分析
智辯学園のエース田近投手が2戦目(健大高崎戦)の完投勝利を含めて3試合すべてに先発。投球回(24回)を上回る30奪三振。ピンチの場面も三振で切り抜けることができる。強打の健大高崎相手にも9回10奪三振だった。
他2試合の終盤は4投手が粘り強い投球をしてきたが、この試合は田近投手がどれだけ長いイニング投げられるかがポイントになりそう。疲れの影響で高めに浮いてくると一方的な展開の可能性もある。
一方で打線は県大会に続いて打線が3割を切っているが、勝負所で得点をし、接戦をものにしている。一番 佐坂選手は3試合すべてで安打を放ち打率は5割超え。チームに勢いを付けている。
甲子園成績
チーム成績
京都国際 京都 | 智弁学園 奈良 | |
A2B2 – | 評価 | B4 |
1.00 – | 防御率 | 1.86 – |
1.00 3/3 | 失点 | 3.34 10/3 |
1.00 3/3 | 失策 | 1.67 5/3 |
.377 – | 打率 | .295 – |
5.00 15/3 | 得点 | 5.67 17/3 |
0.00 0/3 | 本塁打 | 0.00 0/3 |
4.00 12/3 | 犠打 | 2.34 7/3 |
0.00 0/3 | 盗塁 | 2.67 8/3 |
投手成績
京都国際
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
△中崎 1.50 8/17 | 2試合 18回 282球 | 26 2 19 | 3 3 |
△西村 0.00 8/14 | 1試合 9回 138球 | 8 6 3 | 0 0 |
智弁学園
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
△田近 1.88 8/17 | 3試合 24回 342球 | 30 5 19 | 6 5 |
△浅井 0.00 8/7 | 1試合 1回 16球 | 0 0 1 | 0 0 |
田中 2.70 8/17 | 2試合 3回1/3 41球 | 0 0 3 | 4 1 |
△北村 0.00 8/17 | 1試合 0回1/3 10球 | 1 1 0 | 0 0 |
巴田 0.00 8/17 | 1試合 0回1/3 14球 | 0 2 0 | 0 0 |
大社(島根)2-8 神村学園(鹿児島)
試合の展望・勝利校予想
この試合の勝利校予想は神村学園と予想。
大社の戦力分析
初戦で優勝候補の一角だった報徳学園(スポーツ紙4紙がA評価)を破り勢いに乗っている大社。
勝利に牽引しているのが、エース馬庭投手。3試合すべて完投。2戦目(創成館)3戦目(早稲田実)はタイブレークを投げ勝っている。強打の早稲田実業も2失点に抑え、通算での防御率は0.90と安定感抜群だが、投球数が401球と疲労度が気がかりだ。県大会での登板がある岸投手、山本投手の両右腕の登板の可能性もあるが、神村学園は、遊撃手の今岡選手以外は左打ち。
打線は打率.250と3割を大きく切るが、勝負強く2試合連続でタイブレークを制している。この試合も犠打や走塁でプレッシャーをかけたい。
神村学園の戦力分析
神村学園は、初戦(木更津総合戦)2戦目(中京大中京)を、エース今村投手、3戦目(岡山学芸館戦)を早瀬投手が完投した。エースの今村を温存できている点と、早瀬投手が完投と自信を付けられた点が大きい。
打線は、4番の正林選手が甲子園にきてから不調に陥っているが岡山学芸戦で初安打が出た。これから調子を上げてくるか。
4番が不調でも得点能力が高いのが神村学園。上川床選手ら下位打線からも得点をすることができ、相手投手にしてみれば、どの打順から始まっても怖い打線である。
甲子園成績
チーム成績
大社 島根 | 神村学園 鹿児島 | |
C4 – | 評価 | A1B3 – |
0.90 – | 防御率 | 3.00 – |
2.34 7/3 | 失点 | 3.00 9/3 |
2.34 7/3 | 失策 | 0.34 1/3 |
.250 – | 打率 | .304 – |
3.67 11/3 | 得点 | 6.34 19/3 |
0.00 0/3 | 本塁打 | 0.34 1/3 |
3.00 9/3 | 犠打 | 2.67 8/3 |
2.00 6/3 | 盗塁 | 1.00 3/3 |
投手成績
大社
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
△馬庭 0.90 8/17 | 3試合 30回 401球 | 16 4 20 | 7 3 |
神村学園
選手名 防御率 最終登板 | 試合 投球回 投球数 | 奪三振 与四死 被安打 | 失点 自責 |
△今村 4.00 8/15 | 2試合 18回 281球 | 15 9 15 | 8 8 |
早瀬 1.00 8/17 | 1試合 9回 130球 | 5 5 5 | 1 1 |
完読!ありがとうございます!
皆さんはどこが勝ち上がると予想しますか?