今年もあっという間に夏の甲子園が終わってしまった。
当ブログのベストナインを選出しました。
★選手名・・・U18代表選手
選手名・・・2年生
選手名・・・1年生
ベストナイン ~2025年夏の甲子園 ~
投手
ベストプレイヤー
投手成績
選手名 | 防御率 | 試合 投球回 | 球数 | 奪三振数 奪三振率 | 与四死数 与四死率 |
★末吉 良丞 沖縄尚学 | 1.06 | 6 34 | 526 | 39 10.32 | 10 2.65 |
織田 翔希 横浜 | 0.66 | 4 27.1 | 365 | 16 5.27 | 6 1.98 |
新垣 有絃 沖縄尚学 | 0.82 | 4 22 | 317 | 24 9.82 | 8 3.27 |
近藤 優樹 日大三 | 1.83 | 5 34.1 | 448 | 15 3.93 | 10 2.62 |
柴田 蒼亮 県岐阜商 | 1.98 | 5 36.1 | 542 | 22 5.45 | 15 3.72 |
投手成績のランキングは
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打者成績
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 打点 得点 |
近藤 優樹 日大三 | .444 .545 | 13 9 | 4 4 | 3 1 |
★坂本 慎太郎 関東第一 | .364 .417 | 13 11 | 4 4 | 3 1 |
広瀬 賢汰 尽誠学園 | .333 .500 | 8 6 | 2 2 | 4 0 |
織田 翔希 横浜 | .300 .417 | 12 10 | 3 5 | 2 2 |
投手部門:末吉 良丞選手
2年生の活躍が目立った25年の夏の甲子園だった。
その中でも末吉 良丞投手(沖縄尚学)はチームに安心感をもたらす投球だった。初戦の金足戦では、9回14奪三振無四死球での完投勝ち。準決勝の仙台育英では11回タイブレークを169球で一人で投げ抜いた。打線の調子が上がらなかったトーナメントでは序盤では彼の活躍が特に目立ち投手部門のベストナインは末吉 良丞投手(沖縄尚学)とした。
織田 翔希投手(横浜)は、4試合に登板し防御率0.66と前評判通りの活躍を見せた。新垣 有絃投手(沖縄尚学)や柴田 蒼亮投手(県岐阜商)は大会を通じて急成長が感じられた。楽しみな2年生投手が多い大会だったと思おう。
3年生の近藤 優樹投手(日大三)や坂本慎太郎投手(関東第一)、広瀬 賢汰投手(尽誠学園)らは投打で活躍を見せた。
捕手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 本 四死 | 打点 得点 |
★横山 悠 山梨学院 | .667 .722 | 20 15 | 10 14 | 1 3 | 6 7 |
宜野座 恵夢 沖縄尚学 | .478 .478 | 24 23 | 11 18 | 0 0 | 7 5 |
遠矢 文太 高川学園 | .750 .778 | 9 8 | 6 11 | 1 1 | 7 2 |
山下 航輝 西日本短大 | .417 .417 | 12 12 | 5 8 | 1 0 | 2 1 |
捕手部門:横山 悠選手
強打の捕手が多い中、捕手部門でのベストナインは8打席連続安打を記録するなど打撃成績で圧倒した山梨学院の横山悠選手(山梨学院)とした。全4試合で安打を記録し、打率は.667、本塁打も甲子園で放っている。
選出するか迷ったのが、宜野座 恵夢選手(沖縄尚学)。横山選手同様に打撃でもチームを牽引した。チームは打撃の状態がなかなか上がらなかったが、宜野座選手は、2回戦以降の全5試合で安打を記録し、準決勝の仙台育英戦でも決勝打も放っている。
川尻 結大選手(仙台育英)、花嶋 大和選手(市船橋)、遠矢 文太選手(高川学園)らをはじめ、中軸を任される強打の捕手が多かった今大会だったが、その中でも特に横山悠選手(山梨学院)、宜野座 恵夢選手(沖縄尚学)が攻守でチームを牽引していた。
一塁手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 本塁 | 打点 得点 | OPS |
田中 諒 日大三 | .364 .364 | 22 22 | 8 15 | 2 | 5 5 | 1.05 |
菰田 陽生 山梨学院 | .467 .500 | 18 15 | 7 12 | 0 | 6 3 | 1.30 |
稲山 壮真 鳴門 | .571 .625 | 8 7 | 4 6 | 0 | 1 2 | 1.48 |
古城 大翔 花巻東 | .429 .500 | 8 7 | 3 3 | 0 | 1 1 | 0.92 |
一塁手部門:田中 諒選手
一塁手は2年生の活躍が目立った。
その中で、一塁手部門でのベストナインは、新基準バットが導入されてから初の一大会で2本の本塁打を放った田中 諒選手(日大三)とした。敗れた決勝戦(沖縄尚学戦)こそ安打は出なかったものの、準決勝までの4試合では全試合で安打および打点を記録し4番打者の役割を果たしチームに勢いを付けていた。
投打で活躍する菰田 陽生(山梨学院)は長打力が光った。稲山 壮真選手(鳴門)で2本のツーベース。ユニホームを破ったヘッスラも印象に残った。
秋以降の活躍が楽しみ。
二塁手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 四死 | 打点 得点 | 犠打 盗塁 |
比嘉 大登 沖縄尚学 | .273 .368 | 19 16 | 5 7 | 2 | 1 6 | 1 2 |
★奥村 凌大 横浜 | .231 .474 | 21 13 | 3 4 | 6 | 1 4 | 2 0 |
渡辺 拓雲 東洋姫路 | .313 .368 | 19 16 | 5 5 | 2 | 1 6 | 0 0 |
萬場 翔太 山梨学院 | .278 .316 | 19 18 | 5 6 | 1 | 4 4 | 0 0 |
ニ塁手部門:比嘉大登選手
堅実な守備でチームを牽引した選手が多いニ塁手部門。
勝負どころでの打撃が印象に残り比嘉大登選手(沖縄尚学)をニ塁手部門でのベストナインとした。打率こそ高くはないが、初戦(金足農)では唯一ホームインをし、3回戦(仙台育英戦)では同点打。準決勝(山梨学院戦)での決勝打を放っている。
奥村 凌大選手(横浜)や 萬場 翔太選手(山梨学院)らも守備での貢献度は高かった。
三塁手
ベストプレイヤー
選手名 | 打 率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 本 四死 | 打点 得点 | 犠打 |
★為永 皓 横浜 | .417 .500 | 18 12 | 5 6 | 0 2 | 1 5 | 4 |
高田 庵冬 仙台育英 | .417 .462 | 13 12 | 5 8 | 1 1 | 2 2 | 0 |
藤 翔琉 明豊 | .357 .400 | 15 14 | 5 8 | 0 1 | 3 2 | 0 |
内山 元太 県岐阜商 | .316 .458 | 24 19 | 6 8 | 0 5 | 4 4 | 0 |
三塁手部門:為永 皓選手
三塁手部門でのベストナインは、圧倒的な守備力で為永 皓選手(横浜)とした。1回戦(敦賀気比戦)では、ボテボテのゴロを素手でつかんで素早く1塁へ送球とメジャー級のプレーだった。強打の2番打者として打率は4割は超え、犠打を4つ決める堅実さもある。
本塁打を放った高田 庵冬選手(仙台育英)らも三塁手だが、攻守での存在感は為永選手が圧倒した。
遊撃手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 打点 得点 | 犠打 盗塁 |
川口 琥太郎 明豊 | .583 .583 | 12 12 | 7 9 | 1 2 | 0 0 |
木本 琉惺 東洋大姫路 | .500 .571 | 18 12 | 6 6 | 0 3 | 4 1 |
長谷川 瑛士 京都国際 | .400 .455 | 12 10 | 4 4 | 0 2 | 1 0 |
稲熊 桜史 県岐阜商 | .364 .391 | 25 22 | 8 8 | 1 4 | 2 0 |
平野 天斗 山梨学院 | .313 .389 | 20 16 | 5 7 | 4 3 | 2 0 |
遊撃手部門:川口 琥太郎選手
岡部 飛雄馬選手(敦賀気比)、赤埴 幸輝選手(天理)、今岡 拓夢選手(神村学園)ら世代を代表する遊撃手が初戦で敗退となった遊撃手部門。
その中で新たな輝きをみせたのが1年生の川口 琥太郎選手(明豊)。明豊でスタメンがとれる守備力は文句なく、打撃でも3試合すべてで複数安打を記録し、チーム最多の7安打。打率は.583を記録した。
1年生でこの活躍。攻守で問題なく結果を残したので、遊撃手部門のベストナインは川口 琥太郎選手(明豊)とした。
スーパー1年生の甲子園デビュー
→ こちらをご覧ください
左翼手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 四死 | 打点 得点 |
白鳥 翔哉真 東洋大姫路 | .438 .471 | 17 16 | 7 9 | 1 | 7 0 |
土屋 璃空 仙台育英 | .417 .417 | 12 12 | 5 7 | 0 | 0 3 |
宮川 真聖 山梨学院 | .412 .500 | 21 17 | 7 7 | 3 | 4 5 |
阿部 賢士郎 関東第一 | .833 .833 | 6 6 | 5 5 | 0 | 2 0 |
左翼手部門:白鳥 翔哉真選手
左翼手部門でのベストナインは、勝負強い打撃で白鳥 翔哉真選手(東洋大姫路)とした。全4試合で安打を記録し3試合で打点を記録した。左投手との対戦も苦にしなかった。
阿部賢士郎選手(関東第一)は、3試合全て途中出場だったが全3試合で安打を記録している。
中堅手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 四死 盗塁 | 打点 得点 |
★阿部 葉太 横浜 | .375 .444 | 18 16 | 6 6 | 2 4 | 4 4 |
本間 律輝 日大三 | .316 .435 | 23 19 | 6 9 | 4 0 | 2 3 |
渡辺 璃海 県岐阜商 | .333 .400 | 20 18 | 6 6 | 2 3 | 2 2 |
岡田 晴樹 明豊 | .455 .571 | 14 11 | 5 7 | 3 2 | 1 1 |
中堅手部門:阿部 葉太選手
センバツの時ほどインパクトは残してはいないものの、中堅手部門でのベストナインは、攻守で存在感を示した阿部 葉太選手(横浜)とした。
本間 律輝選手(日大三)、岡田 晴樹選手(明豊)ら主将も務める選手が攻守でチームに戦う姿を見せる選手が多かった。
右翼手
ベストプレイヤー
選手名 | 打率 出塁率 | 打席 打数 | 安打 塁打 | 四死 | 打点 得点 |
松永 海斗 日大三 | .391 .417 | 24 23 | 9 11 | 1 | 0 5 |
鳴海 柚莱 山梨学院 | .353 .400 | 20 17 | 6 9 | 2 | 2 7 |
入山 正也 関東第一 | .333 .333 | 12 12 | 4 4 | 0 | 0 1 |
田山 纏 仙台育英 | .333 .429 | 14 12 | 4 7 | 2 | 2 3 |
横山 温大 県岐阜商 | .263 .250 | 21 19 | 5 5 | 0 | 3 1 |
右翼手部門:松永 海斗選手
右翼手のベストナインは、リードオフマンとしてチームに勢いを付けた松永 海斗選手(日大三)とした。全試合で安打を記録。4試合で得点を記録しチャンスメイクをしていた。
鳴海 柚莱(山梨学院)もリードオフマンとして全試合で得点をし迷った選手のひとり。
横山 温大選手(県岐阜商)は数字以上に勝負所で打っていた印象がある。守備でも横浜戦でのファインプレーなど攻守に印象を残した。更にどのメディアも同じようにハンディキャップに焦点を合わせた質問をしていたが、いやな顔をせずに「勇気や希望を持ってもらえるプレーを・・・」と答えていたのも印象的。
ベストナイン一覧
守備 | 選手名(高校名) |
投手 | 末吉 良丞選手(沖縄尚学) |
捕手 | 横山 悠選手(山梨学院) |
一塁手 | 田中 諒選手(日大三) |
二塁手 | 比嘉大登選手(沖縄尚学) |
三塁手 | 為永 皓選手(横浜) |
遊撃手 | 川口 琥太郎選手(明豊) |
左翼手 | 白鳥 翔哉真選手(東洋大姫路) |
中堅手 | 阿部 葉太選手(横浜) |
右翼手 | 松永 海斗選手(日大三) |
完読!ありがとうございます!
皆さんはどの選手のプレーが印象に残りましたか?
