2022年センバツの優勝候補筆頭は大阪桐蔭。秋季大会は圧倒的な力で頂点にたった印象が残りますよね!夢託は2018年に春夏連覇した根尾選手(中日)、藤原選手(ロッテ)、横川選手(巨人)、柿木選手(日本ハム)の世代よりも選手層が充実していると夢託は思う。センバツでの成績を反映しました。
優勝候補筆頭!
秋季大会終了時点では、大阪桐蔭が優勝候補筆頭!レギュラー全員がドラフト候補に上がるほどの戦力。20年(報徳学園)ぶりに、秋・春連覇できるか?
センバツでの日程と結果
1回戦 ○3‐1 鳴門
鳴門 |000|000|100| 1
大阪桐蔭|002|000|01x| 3
川原投手が完投勝利。
2回戦 広島商
広島商が辞退の為、不戦勝(新型コロナウィルス集団感染)
準々決勝○17‐0 市和歌山
大阪桐蔭|200|048|300| 17
市和歌山|000|000|000| 0
センバツ1試合本塁打6を記録。
準決勝○13‐4國學院久我山
大阪桐蔭 |305|102|020| 13
國學院久我山|000|002|002| 4
投打で好調。19安打13得点。
決勝○18‐1 近江
大阪桐蔭|113|014|440| 18
近江 |000|010|000| 1
投打で好調を維持。17安打18得点。
秋季大会時点での戦力分析
◆スポーツ新聞の評価
各スポーツ紙が全てA評価。
直近10年間で優勝3回もしている大阪桐蔭ですが、意外にも明治神宮大会は初優勝でした。選手層の厚さはNO1。間違いなく優勝候補筆頭は大阪桐蔭の一択。
◆甲子園での成績
春12回 26勝8敗
夏11回 38勝6敗
秋季大会の結果
秋季大会:15戦15勝0敗
秋季大阪大会を含めて、1点差ゲームだったのは、東大阪大柏原戦の1試合のみ。2点差ゲームも履正社のみと、大阪大会では接戦があったものの、近畿大会、明治神宮大会では圧倒的な力で制覇しました。
秋季大阪府大会
○ 5- 4 東大阪大柏原
○ 5- 3 履正社
秋季近畿地区大会
なし
明治神宮大会
なし
投手力
秋季大会:防御率1.41
参加32校中5位の防御率
明治神宮大会優勝校=強豪校との対戦が一番多い中で、この成績は凄い!注目選手は1年生ながらエース級の活躍を見せた前田選手。15試合中11試合に登板し、防御率0.78と安定感が抜群。2年生は不完全燃焼だったと思うが、川原選手も8試合に登板し1.29。他校ではエース級の選手が揃い、選手層は頭ひとつ抜けている。
1 別所孝亮(右腕)
◆最速147キロの右腕。切れのあるスライダーが武器
防御率0.90
登板4 投球回数10
失点1 自責点1
被安7 奪三振11 与四死球5
通算:防御率0.00
國學院久我山戦:投球回数2
失点2 自責点0
被安2 奪三振2 与四死球2
市和歌山戦 : 投球回数2
失点0 自責点0
被安0 奪三振1 与四死球1
10 川原嗣貴(右腕)
◆角度のある直球が魅力
防御率1.29
登板8 投球回数35
失点8 自責点5
被安26 奪三振36 与四死球7
通算:防御率1.50
近江戦:投球回数2
失点0 自責点0
被安2 奪三振2 与四死球1
國學院久我山戦:投球回数7
失点2 自責点2
被安5 奪三振8 与四死球1
鳴門戦 : 投球回数9
失点1 自責点1
被安6 奪三振9 与四死球1
11 川井泰志(左腕)
◆緩急の使い方が上手い
防御率6.48
登板3 投球回数8 1/3
失点6 自責点6
被安11 奪三振10 与四死球4
ベンチ外
14 前田悠伍(左腕)
◆ピンチに動じない強心臓。秋季大会はエース級の活躍!
防御率0.78
登板11 投球回数57 2/3
失点8 自責点5
被安33 奪三振50 与四死球14
通算:防御率0.00
近江戦:投球回数7
失点1 自責点0
被安2 奪三振11 与四死球1
市和歌山戦 : 投球回数6
失点0 自責点0
被安1 奪三振12 与四死球1
17 藤田和也(右腕)
◆明治神宮大会で登板
防御率3.00
登板2 投球回数3
失点1 自責点1
被安1 奪三振2 与四死球2
登板なし
打撃力
秋季大会:打率.405
参加32校中2位の打率
2022年ドラフト注目選手の松尾選手が打率.538とずば抜けているが、レギュラー野手全員が3割以上、更に6人もの選手が4割以上の打率を記録。長打力のある選手も揃いベンチ入りメンバーを含めて8人もの選手が秋季大会でホームランを放ち、どの打順から始まっても威圧感が半端ない!
各校のエースを撃破!
広陵 :森山 3回0/3 5失点
敦賀気比:上加世田 7回 7失点
和歌山東:麻田 4回0/3 6失点
天理 :南沢 6回 7失点
東洋大姫路:森 8回 5失点
2 松尾汐恩(右打 捕手)
◆ドラフト注目選手の中でも上位指名候補
打率.538 本5 打点20 走1
打数52 安打28 三振2 四死球13
通算:打率.353
近江戦 本1 打点2 走0
打数6 安打1 三振0 四死球0
國學院久我山戦 本1 打点2 走0
打数5 安打4 三振0 四死球0
市和歌山戦 本0 打点0 走0
打数3 安打1 三振0 四死球2
鳴門戦 本0 打点0 走0
打数3 安打0 三振1 四死球1
3 丸山一喜(左打 一塁手)
◆四番バッター。パワーがある
打率.429 本2 打点25 走0
打数49 安打21 三振3 四死球6
通算:打率.600
近江戦 本0 打点3 走0
打数6 安打2 三振1 四死球0
國學院久我山戦 本0 打点4 走0
打数5 安打3 三振1 四死球0
市和歌山戦 本0 打点0 走0
打数5 安打5 三振0 四死球0
鳴門戦 本0 打点0 走0
打数4 安打2 三振1 四死球0
4 星子天真(左打 二塁手)
◆勝負強さがある。主将
打率.431 本1 打点14 走4
打数51 安打22 三振3 四死球3
通算:打率.375
近江戦 本0 打点1 走0
打数5 安打2 三振0 四死球0
國學院久我山戦 本0 打点0 走0
打数4 安打0 三振0 四死球0
市和歌山戦 本1 打点4 走0
打数4 安打2 三振0 四死球0
鳴門戦 本0 打点1 走0
打数3 安打2 三振0 四死球0
5 伊藤櫂人(右打 三塁手)
◆松尾選手に次ぐチーム2位の3本塁打
打率.327 本3 打点8 走2
打数55 安打18 三振4 四死球12
通算:打率.316
近江戦 本0 打点1 走0
打数5 安打2 三振1 四死球1
國學院久我山戦 本0 打点1 走0
打数6 安打2 三振1 四死球0
市和歌山戦 本2 打点3 走0
打数4 安打2 三振0 四死球2
鳴門戦 本0 打点0 走0
打数4 安打0 三振1 四死球0
6 鈴木塁(右打 遊撃手)
◆秋季大会三振0。制球眼に優れている
打率.400 本0 打点12 走1
打数45 安打18 三振0 四死球9
通算:打率.400
近江戦 本0 打点0 走0
打数5 安打2 三振1 四死球1
國學院久我山戦 本0 打点2 走0
打数3 安打2 三振0 四死球1
市和歌山戦 本0 打点0 走0
打数3 安打1 三振0 四死球0
鳴門戦 本0 打点0 走0
打数4 安打1 三振1 四死球0
7 田井志門(左打 左翼手)
◆広角に鋭い打球を打ち分ける
打率.462 本2 打点13 走2
打数52 安打24 三振7 四死球7
通算:打率.235
近江戦 本1 打点1 走0
打数5 安打1 三振1 四死球1
國學院久我山戦 本0 打点2 走0
打数4 安打2 三振0 四死球1
市和歌山戦 本0 打点1 走0
打数4 安打1 三振0 四死球0
鳴門戦 本0 打点0 走0
打数4 安打0 三振1 四死球0
8 海老根優大(右打 中堅手)
◆走攻守3拍子揃った選手
打率.333 本1 打点14 走7
打数51 安打17 三振10 四死球11
通算:打率.421
近江戦 本1 打点3 走1
打数5 安打2 三振1 四死球1
國學院久我山戦 本0 打点0 走1
打数4 安打2 三振0 四死球1
市和歌山戦 本1 打点2 走1
打数6 安打3 三振1 四死球0
鳴門戦 本0 打点1 走0
打数4 安打1 三振2 四死球0
9 谷口勇人(左打 右翼手)
◆制球眼が良くしぶとい打撃が持ち味
打率.411 本0 打点4 走3
打数56 安打23 三振3 四死球7
通算:打率.600
近江戦 本1 打点5 走0
打数4 安打3 三振0 四死球2
國學院久我山戦 本0 打点0 走1
打数5 安打2 三振0 四死球2
市和歌山戦 本1 打点1 走0
打数4 安打2 三振1 四死球2
鳴門戦 本0 打点0 走0
打数4 安打2 三振1 四死球0
センバツ優勝への不安材料
どんなに強くても、センバツはトーナメント方式の試合です。リーグ戦であれば文句なしと言いたいが、1敗(ちょっとした歯車の綻び)だけで夢が潰えるセンバツ。では、どんな不安材料があるか?
戦力ダウン
2022年2月13日時点で、ケガでの離脱情報はありません。
連勝をする難しさ!
過去の秋春連覇校
1973年から開催されている明治神宮大会!秋春連覇を達成しているのは3校のみ。そして現在の各地区大会優勝校が出場する明治神宮大会になったのは1996年からとなり、連覇した高校は下記の2校のみ。
- 1998年 横浜
- 2002年 報徳学園
いかに連覇が難しいかがわかる。
1998年は横浜は秋から国体まで公式戦無敗!
この世代は松坂氏(西武等)を筆頭にプロ野球を代表する選手を輩出しました。
【投手】
夏の甲子園でノーヒット・ノーランを記録した杉内氏(ダイエー等)や火の玉ストッパー藤川氏(阪神等)、和田選手(ソフトバンク等)、館山氏(ヤクルト)、永川氏(広島)・・・まだまだいます!機会を改めて紹介します。
【野手】
村田氏(横浜等)、森本氏(日本ハム)、矢野(巨人等)・・・等
報徳学園も夏の甲子園に出場しましたが、初戦敗退。どんなに強くても連勝は至難の業!!
2001年以降の明治神宮大会優勝校の成績
2001年 | 東福岡 | 2勝 | |
2002年 | 報徳学園 | 5勝 | 優勝 |
2003年 | 中京 | 1勝 | |
2004年 | 愛工大名電 | 4勝 | 準優勝 |
2005年 | 柳ヶ浦 | 0勝 | |
2006年 | 駒大苫小牧 | - | 辞退 |
2007年 | 高知 | 0勝 | |
2008年 | 常葉菊川 | 1勝 | |
2009年 | 慶応義塾 | 0勝 | |
2010年 | 大垣日大 | 3勝 | |
2011年 | 日大三 | 3勝 | |
2012年 | 光星学院 | 4勝 | 準優勝 |
2013年 | 仙台育英 | 2勝 | |
2014年 | 沖縄尚学 | 0勝 | |
2015年 | 仙台育英 | 1勝 | |
2016年 | 高松商 | 4勝 | 準優勝 |
2017年 | 履正社 | 4勝 | 準優勝 |
2018年 | 明徳義塾 | 1勝 | |
2019年 | 札幌大谷 | 1勝 | |
2020年 | 中京大中京 | - | 中止 |
2021年 | 中止 | - | - |
センバツ出場校紹介
酔っ払いの「つぶやき」
投打どちらも、選手層が厚いですねぇ~!秋・春連覇期待しちゃいます!
完読!ありがとうございます!