2024年から1枠減の2枠。2024年1月26(金)に21世紀枠出場校も決定します。
現段階では、「少数精鋭」で別海(北海道)、「進学校」で鶴丸(鹿児島)かな?
21世紀枠選抜出場校予想/最終2校
スケジュール
2023年12月8日(金)に各地区1校(計9校)が決定。
2024年1月26(金)に選抜出場する2校が決定。
昨年からの変更点
出場枠3校 → 2校
東西各1校、地域問わず1校 → 地域問わず2校
結果
別海(北海道)
田辺(和歌山)
出場校予想
各地区1校(計9校)の推薦校が決定しました。今年の各地区の推薦校は組み合わせ、日程次第では1~2勝ができそうなチームが選出されたと思います。
各地区の推薦校の特徴
別海 北海道:釧根 | 道4強 強豪校に惜敗 少数精鋭 北海道勢の最後の出場は13年 |
仙台第一 東北:宮城 | 県3位/地区初戦 強豪校に惜敗 進学校 2回目 同県一般枠での出場はなしと予想 東北勢の最後の出場は22年 宮城県勢の最後の出場は12年 |
水戸一 関東:茨城 | 県4強 強豪校に惜敗 進学校 3回目 関東勢の最後の出場は23年 茨城県勢の最後の出場は19年 |
帝京大可児 東海:岐阜 | 県16強 同県一般枠での出場はなしと予想 東海勢の最後の出場は21年 岐阜県勢の最後の出場は17年 |
富山北部 北信越:富山 | 県2位/地区初戦 強豪校に惜敗 2回目 同県一般枠での出場はなしと予想 北信越勢の最後の出場は23年 富山県勢の最後の出場は23年 |
田辺 近畿:和歌山 | 県2位/地区初戦 強豪校に惜敗 少数精鋭 近畿勢の最後の出場は21年 和歌山県勢の最後の出場は15年 |
岡山城東 中国:岡山 | 県2位/地区初戦 進学校 中国勢の最後の出場は13年 岡山県勢の出場はなし |
大洲 四国:愛媛 | 県8強 同県一般枠での出場はなしと予想 四国勢の最後の出場は23年 愛媛県勢の最後の出場は15年 |
鶴丸 九州:鹿児島 | 県4位 強豪校に惜敗 進学校 同県一般枠での出場はなしと予想 九州勢の出場は22年が最後 鹿児島県勢の出場は14年が最後 |
今まで東西各1校、更に地域に関係なく1校の計3校が出場できたが、24年から地域に関係なく2校のみとなった。
全9地区の推薦校の内、府県での優勝校はなく、地区大会に進出したのは、「北海(北海道:釧根)」「仙台第一(東北/宮城)」「富山北部(北信越/富山)」「田辺(近畿/和歌山)」「岡山城東(中国/岡山)」の5校だった。
だが、府県大会から地区大会に出場した4校は地区大会初戦で敗れ、結果だけを見れば府県大会止まりだった高校と比べて大きなアドバンテージにはなっていないと思う。
そして、歴代の選出校の傾向として、21世紀枠の選考基準の中でも「少数精鋭」「文武両道(進学校)」がキーワードに当てはまることが多い。
高校名 | 秋成績 | 少数 | 進学 | |
23年 | 石橋 氷見 城東 | 県4 県1/地8 県4 | – 〇 〇 | 〇 – 〇 |
22年 | 只見 丹生 大分舞鶴 | 県8 県4 県2/地初 | 〇 – – | – – 〇 |
故に24年も「少数精鋭」「文武両道(進学校)」のキーワードが重視されると予測しています。
昨年だったら、
「少数精鋭」は結果を残していることから2校、もしくは練習時間が短い「進学校」が2校になるか可能性もありますが、「少数精鋭」「進学校」の各1校ずつではないでしょうか?
少数精鋭
本命:別海(北海道/釧路)
16名の少数精鋭。北海道優勝校の北海に6-1で敗れたものの、8回裏までは1点差の接戦だった。前同大会の他の試合でも終盤の粘り強さで勝利を収めている。最低気温が0度未満が年平均で半年以上(平均気温は6.8度、最低気温マイナス23度)と環境的な面も選出基準に該当する。
人口は約1万5000人ながら乳牛が10万頭を超える「酪農の町」など、話題性も豊富。
対抗:田辺(近畿/和歌山)
18名の少数精鋭。県大会では市立和歌山や智辯和歌山といった甲子園常連校に勝利し準優勝。地区大会でも近畿ベスト4の京都国際に3-2(延長10回タイブレーク)での惜敗だった。
強豪校との対戦では推薦校の中で1番結果を残している。
文武両道(進学校)
本命:鶴丸(九州/鹿児島)
1894年に設立された進学校。鹿児島2位のれいめいに9回サヨナラ負け(惜敗)で鹿児島ベスト4。
2024年4月に創立130年の節目。
対抗1:岡山城東(中国/岡山)
1987年に設立された進学校。県大会では、創志学園に10-6。地区大会では宇部鴻城7-3と強豪校相手に打たれている点は気になるところ。
岡山県勢として初の地区推薦。岡山県勢は未だに21世紀枠での出場がない点は追い風になるか?
対抗2:仙台第一(東北/宮城)
1892年に設立された進学校。東北準優勝の八戸学院光星に5-2の惜敗。昨春(全チーム)も県ベスト4と結果を残している。
宮城県勢の最後の出場は12年。地区推薦は3回目。先輩たちが積み上げてきた近年の実績では一番かな?
対抗3:水戸一(関東/茨城)
1878年に設立された進学校。関東大会で4強だった常総学院に1-8(7回コールド)で敗戦したが、エースの小川 永惺投手は、県大会で3戦連続完封30イニング連続の無失点。
各推薦校の中で一番古い伝統校。小川投手の甲子園での力投を見てみたいが・・・!
その他
富山北部(北信越/富山)
県2位で地区大会に進出したものの、昨年(23年)も富山県から氷見が選出され、しかも北信越地区からは、22年も丹生(福井)が選出されている。同地区から3年連続はないと予測している。
能登半島地震の被災地となり、富山湾沿岸部に付近に住んでいる部員が一時避難したが全員無事だった。校舎の一部が被害を受けたが、4日から練習を再開。8日にした募金活動では、約43万円の寄付が集まり、日本赤十字社富山県支部に全額寄付するとのこと。
各校の推薦理由
別海(北北海道/釧根支部)
北海道東部の別海町に位置する道立校。生乳生産量が日本一の酪農の町で、乳牛の数は人口(1万4246人)の8倍を超える。近隣の市町村の産業を支える人材養成のため、酪農や農業の学科がある。野球部員数は19人で選手は16人。最低気温が0度未満の冬日が年平均で半年以上あるが、農業用のビニールハウスを活用するなど工夫して練習する。春夏の甲子園大会の出場経験はないが、今秋の北海道大会では大会初勝利からベスト4入りを果たした。
毎日新聞より
仙台第一(宮城)
仙台市にある県立進学校。1892年創立。政治学者の吉野作造ら多数の著名人を輩出してきた。野球部も歴史が古く、文武両道を追求し、ここ数年で複数の東大合格者を出した。部員数は44人。夏の全国選手権に過去3回出場。近年は県内で上位進出も多く、今秋の東北大会2回戦では強豪の八戸学院光星(青森)に2―5と敗れたものの、地力の高さを示した。阿部翔人部長は2011年の東日本大震災で被災し、翌年に石巻工(宮城)主将としてセンバツで選手宣誓をした。
毎日新聞より
水戸一(茨城)
水戸市所在の県立進学校。全国有数の進学実績を誇り、野球部員も毎年、難関大へ進んでいる。部員は26人。過去に3回、夏の全国選手権に出場したが、近年は部員の確保が課題になっている。文武両道のため、平日の練習時間は2時間程度に限られる。狭いグラウンドを他部と共有する環境の中、今秋の茨城大会で4強入りした。早大野球部初代監督で「学生野球の父」と呼ばれたOBの飛田穂洲(すいしゅう)が提唱した「一球入魂」を意識し、日々の練習に工夫して励む。
毎日新聞より
帝京大可児(岐阜)
岐阜県中南部の可児市にある私立校。サッカー部が全国大会常連で部活動が盛ん。野球部は春夏の甲子園大会出場実績はないが、2022年夏の岐阜大会準優勝をはじめ、近年県内では上位に食い込んでおり、あと一歩で強豪に惜敗してきた。学業との両立を図りつつ、シーズンオフには近隣の小学校を対象にした野球教室を実施し、地域貢献に励む。「技術の向上は練習だけにあらず」との監督の考えから、近隣の清掃を行うなど、ボランティア精神や社会性を身につける活動にも取り組む。
毎日新聞より
富山北部(富山)
富山市の県立校。全国的に珍しい「くすり・バイオ科」があり、地元で盛んな薬産業を支える人材育成に力を注ぐ。1969年に春夏の甲子園に出場したが、以降は富山大会で初戦敗退が続くなど低迷した時期もあった。第93回大会(21年)は水橋との連合チームで21世紀枠の北信越の候補校となった。その後、統合で閉校となった水橋の思いを背負って活動し、今年度の富山大会では夏と秋に連続で準優勝した。地域貢献活動にも励むなど少子化が進む地元にとって心の支えになっている。
毎日新聞より
田辺(和歌山)
和歌山県南部の田辺市にある伝統校。県立ながら併設型の中高一貫教育で進学実績が高い。選手は1年生9人、2年生9人とベンチ入りメンバーが20人に満たないが、その分、指導者が一人一人をこまやかにフォローし選手の積極性が向上した。今秋の和歌山大会では市和歌山、智弁和歌山の強豪を破って準優勝。近畿大会も1回戦負けながら実力校の京都国際を相手に2―3と競り合うなど力をつけた。「愛される野球部になろう」をモットーに地域貢献に努めている。
毎日新聞より
岡山城東(岡山)
岡山市内にある県立校で、県内トップクラスの進学校。甲子園大会には過去に春3回、夏2回出場。練習は朝1時間、放課後1時間半程度でグラウンドもサッカーなど他部と共用だが、選手が輪番でその日の振り返りをノートに記入し、それを参考に主将らが次の練習メニューを考案する。効率的で集中力を高く持った練習で、今秋の岡山大会では準優勝を果たした。最寄り駅の駐輪場の清掃活動や小学生を対象とした野球教室など地域貢献にも励んでいる。
毎日新聞より
大洲(愛媛)
愛媛県西部の大洲市に位置する県立伝統校。青色発光ダイオードの開発に貢献しノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏も卒業生。過疎化の中、現2年生は17人もいて下級生の時から主力として活躍した。準々決勝に進出した今秋の愛媛大会では最終的には敗れたが、一時は大量リードを奪う高い得点力を見せた。センバツ、全国選手権ともに出場歴はなし。2018年の西日本豪雨で被災した選手も多く、ボランティア精神を重視。毎冬に海岸清掃を実施している。
毎日新聞より
鶴丸(鹿児島)
鹿児島市にある県立校。旧制尋常中として1894年に設立された伝統校で、九州屈指の進学校。「ベースボール」を「野球」と和訳したことで知られ、野球殿堂入りしている中馬庚(かのえ)もかつて教壇に立った。1925年の第2回センバツに鹿児島勢として初出場。グラウンドが狭い上、練習時間は年間を通じて平日は1時間程度しかないが、選手のアイデアで練習を効率化したことで戦績が向上。今秋の鹿児島大会では強豪を次々と破り4強に進出した。
毎日新聞より
各地区推薦校予想と結果/各地区1校(計9校)
本命と予想していた「別海(北北海道/釧根支部)」が推薦されました。
北海道
北海道は地区扱いの為、12月8日(金)に北海道推薦校が発表されます。
本命
別海(北北海道/釧根支部)
北海道大会では粘り強く戦い、初のベスト4。準決勝で、北海道優勝校の北海に6-1で敗れたものの、8回裏までは1点差の接戦だった。部員16名の少数精鋭であることや3季大会を通じても初のベスト4の大躍進は評価されると予想。
北海道大会
準決勝:●1-6 北海
北海道優勝
々 :○4-3 知内
2回戦:○4-3 苫小牧中央
釧根支部大会
決勝戦:○5-1 釧路江南
準決勝:○6-1 釧路工
々 :○6-2 釧路明輝
東北地区
本命と予想していた「仙台第一(宮城)」が推薦されました。
各県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
青森県 | 弘前南 | 県4位 地 - | なし |
岩手県 | 水沢工 | 県4位 地 - | 春:県8強 |
秋田県 | 大館桂桜 | 県8強 地 - | 夏:県8強 秋:県8強 |
山形県 | 山形南 | 県8強 地 - | 春:県8強 |
宮城県 | 仙台第一 | 県3位 地初戦 | 春:県4強 |
福島県 | 光南 | 県2位 地初戦 | 春:県8強 |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 弘前南 5-6 聖愛 大館桂桜 6-7 秋田修英 光南 0-3 一関学院 |
少数精鋭 | なし |
進学校 | 弘前南 山形南 仙台第一 |
イベント | 弘前南 創立60周年 |
複数回推薦 | 弘前南 3回目 大館桂桜 3回目 山形南 3回目 仙台第一 2回目 光南 2回目 |
歴代地区推薦なし | なし |
歴代21世紀枠出場なし | なし |
私立校 | なし |
本命
仙台第一(宮城)
東北大会にも進出し、敗戦は宮城県大会で優勝校の聖和学園に4-1、東北大会で八戸学院光星に5-2の2敗。青森推薦校の弘前南も県大会で八戸学院光星と対戦しているが8-0と大敗をしている。選抜出場校と予想している高校と対戦し大敗していないのも大きなポイント。
最大失点も八戸学院光星戦の5失点。投手陣も秋季大会を通して大崩れはしていない。そして、八戸学院光星投手陣に対して秋季大会で2得点以上は東北大会優勝校の青森山田と仙台第一のみ。
成績以外の要素として進学校であることや、前チームが春県4強、2回目の県推薦であることもプラスポイント。
更に、全国レベルの仙台育英や東北などの強豪校がいる宮城県から一般枠での選出がない(予想)ことも大きなプラスポイント。
尚、宮城県勢が東北地区の推薦校になったのは2019年の古川が最後。21世紀枠で選抜に出場できれば、2012年の石巻工以来となる。
東北大会
初戦 :●2-5 八戸学院光星
青森2位/東北準優勝
宮城県大会
3位決:○5-3 東陵
準決勝:●1-4 聖和学園
宮城1位/東北初戦
々 :○2-0 仙台第三
2回戦:○6-2 仙台
1回戦:○11-2 泉
対抗
光南(福島)
敗戦は仙台第一と同様に東北大会に進出し2敗。福島県大会で優勝校の聖光学院に9-2。東北大会で一関学院に3-0。
東北4強の一関学院に惜敗したものの、福島の絶対王者である聖光学院に大敗。その県絶対王者の聖光学院が東北大会で初戦敗退となったのは福島県勢としてはかなり痛い。聖光学院に勝利した日大山形も東北大会準決勝で八戸学院光星にコールド負けをしている。
打線の爆発力は光南だが、投手陣の安定感では仙台第一の方が優位かな?
東北大会
1回戦:●0-3 一関学院
岩手1位/東北4強
福島県大会
決勝戦:●2-9 聖光学院
福島1位/東北初戦
準決勝:○10-8 東日大昌平
々 :○8-4 相馬
3回戦:○8-5 いわき湯本
2回戦:○6-1 福島
1回戦:○7-0 会津工
その他
山形県(山形南)が最後に東北地区での推薦校になったのが2010年の山形中央(21世紀枠で選抜出場)と東北地区で長らく推薦校に上がっていない。そして進学校ではあるが・・・。
弘前南は、創立60周年。今回3回目の選出&進学校であるが、青森山田、八戸学院光星の青森県勢2校が選出される(予想)ことを考えると難しいかな?
大館桂桜も昨年の東北地区推薦校が由利だったことを考えると、2年連続で秋田からは難しいかな?
水沢工はインパクトに欠けるかな?
関東地区
対抗と予想していた「水戸一(茨城)」が推薦されました。
各都県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
茨城県 | 水戸一 | 県4強 地 - | なし |
栃木県 | 佐野 | 県8強 地 - | なし |
群馬県 | 明和県央 | 準優勝 地初戦 | 春:県2位 地初戦 秋:県2位 地8強 |
埼玉県 | 坂戸 | 県8強 地 - | なし |
千葉県 | 千葉商大付 | 県4強 地 - | 夏:県4強 |
神奈川県 | 鎌倉学園 | 県4強 地 - | なし |
山梨県 | 吉田 | 県8強 地 - | 夏:県8強 春:県8強 |
東京都 | 日大二 | – 都4強 | なし |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 吉田 3-4 帝京第三 |
少数精鋭 | 佐野 11名 吉田 13名 |
進学校 | 水戸一 |
イベント | なし |
複数回推薦 | 吉田 3回目 日大二 3回目 水戸一 2回目 |
歴代地区推薦なし | 鎌倉学園(神奈川) |
歴代21世紀枠出場なし | 坂戸 (埼玉) 鎌倉学園(神奈川) |
私立校 | 明和県央 千葉商大付 鎌倉学園 日大二 |
本命
吉田(山梨)
県ベスト8だったが、関東大会で1勝を挙げた帝京第三(山梨2位)に4-3の惜敗。
13名の少数精鋭であることもプラスの要素。更に2度の県推薦がありながら地区推薦はなし。今回が3度目。
山梨県勢から21世紀枠で選抜に出場したのは、2007年の都留。地区推薦も2009年の身延と10年以上経っていることも追い風。
山梨県大会
々 :●3-4 帝京第三
2回戦:○8-4 山梨
1回戦:○10-0 韮崎
対抗
水戸一(茨城)
県ベスト4だったが常総学院(茨城1位/関東4強)に8-1と惨敗。だが、常磐大高をはじめ県大会(予選は除く)では3試合完封勝利(失点は常総学院戦のみ)と投手力がある。
進学校であることもプラスの要素。
茨城県勢から地区推薦も21世紀枠で選抜に出場したのは、2019年の石岡一。21世紀枠で選抜に出場したのも石岡一の1校のみ。
茨城県大会
準決勝:●1-8 常総学院
々 :○1-0 常磐大高
3回戦:○9-0 キリスト
2回戦:○6-0 守谷
2次予選
シード:○16-4 水戸農
1回戦:○11-4 中央
1次予選
2回戦:●4-10 ウェルネス
その他
21世紀枠で選抜に出場校がない点で優位な埼玉県推薦校の坂戸(進学校)だが秋の成績では吉田や水戸一と比較するとインパクトが欠ける。
佐野は進学校や11名の少数精鋭で成績以外の要素はあるものの、昨年も石橋が推薦されたことを考えるとタイミングが悪かった。
他4都県は私立
あと一歩で甲子園を逃しているのが明和県央。強豪校の二松学舎に秋季勝利した日大ニは、今回が3度目の都選出だが地区推薦はなし。鎌倉学園は地区推薦すら1度もない神奈川からの推薦。そして千葉商大付と総合力がある私立4校だが、私立校で可能性があるのは、あと一歩の明和県央かな?。私立校は厳しい評価になる。
東海地区
本命・対抗と予想ははずれ!「帝京大可児(岐阜)」が推薦されました。
各県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
静岡県 | 浜松城北工 | 県16強 地 - | – |
愛知県 | 小牧南 | 県4位 地 - | – |
岐阜県 | 帝京大可児 | 県16強 地 - | 夏:県4強 |
三重県 | 桑名工 | 県8強 地 - | – |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 桑名工 1-4 宇治山田商 |
少数精鋭 | なし |
進学校 | なし |
イベント | なし |
複数回推薦 | 帝京可児 2回目 |
歴代地区推薦なし | なし |
歴代21世紀枠出場なし | 桑名工 (三重) |
私立校 | 帝京大可児 |
本命
桑名工(三重)
東海地区で唯一21世紀枠での出場がない三重県の推薦校。三重県からの地区推薦は9回で、推薦されれば今回で10回目となる。3年連続となるが・・・。
三重県大会では、東海4強の宇治山田商(三重1位)に1-4で惜敗。
一般枠での出場も2019年の津田学園と期間が開いている事も追い風。
三重県大会
々 :●1-4 宇治山田商
2回戦:○4-1 伊勢
1次予選
決勝戦:○3-2 菰野
準決勝:○2-0 川越
々 :○3-2 四日市南
2回戦:○22-1 四日市西
対抗
浜松城北工(静岡)
日大三島に4-1で惜敗しているものの、だが、日大三島が県3位、東海地区でもベスト8。
静岡県大会
3回戦:●1-4 日大三島
2回戦:○18-8 清流館
1次予選
代表決:○5-4 浜松日体
2回戦:○13-5 浜北西
その他
愛知県推薦校の小牧南は東海大会優勝校の豊川に9-7の乱打戦で惜敗。打力はありそうだが、一般枠で豊川、愛工大名電が濃厚であることを考えると厳しいかな?
帝京大可児は、今秋もベスト16だったが、大垣日大に4-3の惜敗だった。前チームも夏は優勝校の大垣日大に11-4、春も優勝校の市立岐阜商に9-10、秋も準優勝の大垣日大に2-1と決勝進出校に敗れている。
近年、大垣日大や市立岐阜商と言った甲子園に出場している高校の壁に阻まれている点は評価されるかな?
他の東海地区の推薦校も力はあるが、4校共に他地区と比較するとインパクトに欠ける印象があ。私立校のビハインドはあるが、今回は先輩たちが積み上げている遺産を含めて評価されるかも?尚、今回今回が2回目の県推薦となる。
北信越地区
本命・対抗と予想ははずれ!「富山北部(富山)」が推薦されました。
各県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
新潟県 | 六日町 | 県8強 地 - | – |
長野県 | 赤穂 | 県8強 地 - | – |
富山県 | 富山北部 | 県2位 地初戦 | 夏:県2位 春:県8強 |
石川県 | 金沢桜丘 | 県16強 地 - | 春:県8強 秋:県8強 |
福井県 | 若狭 | 県8強 地 - | 夏:県8強 春:県8強 |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 富山北部 7-10 都市大塩尻 若狭 3-4 福井商 |
少数精鋭 | 六日町 14名 |
進学校 | なし |
イベント | 金沢桜丘 創部100周年 |
複数回推薦 | 若狭 3回目 富山北部 2回目 |
歴代地区推薦なし | なし |
歴代21世紀枠出場なし | なし |
私立校 | なし |
本命
六日町(新潟)
部員16名の少数精鋭ながら県ベスト8。県準々決勝では、新潟3位の関根学園(北信越8強)に7-3だった。
新潟県勢の21世紀枠での選抜出場は2011年の佐渡。一般選考枠でも2014年の日本文理と新潟県勢の選抜出場が10年開いている。
新潟県大会
々 :●3-7 関根学園
4回戦:○6-4 巻
3回戦:○3-0 長岡
2回戦:○4-2 高田北城
対抗
若狭(福井)
今回で2年連続3回目の県推薦となる。福井県大会準々決勝では、県準優勝の福井商(北信越初戦敗退)に9回裏2死までリードするも、4-3のサヨナラ負けと惜敗だった。
昨年の前チームも3季すべてベスト8と好成績を残している。
22年に丹生が21世紀枠で出場している点がどのように判断されるか?
福井県大会
々 :●3-4 福井商
2回戦:○7-1 敦賀工
1回戦:○7-0 啓新
その他
北信越勢で一番21世紀枠選出委の要素を持っているのが富山の富山北部。県大会では準優勝。北信越大会では初戦敗退だったが、都市大塩尻(長野2位)と対戦し延長10回のタイブレークでの惜敗だった。
昨夏も準優勝とあと一歩のところで甲子園出場を逃している。
だが、昨年も氷見が21世紀枠で出場したこともあり2年連続はないだろう。
金沢桜丘も小松大谷(石川3位)に延長10回タイブレークでの敗退。だが、2006年選抜に21世紀枠で出場。
赤穂は他校に比べてインパクトがない。
近畿地区
本命と予想していた「田辺(和歌山)」が推薦されました。
各府県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
滋賀県 | 草津東 | 県8強 地 - | – |
京都府 | 京都精華 | 県8強 地 - | – |
大阪府 | 興國 | 県3位 地初戦 | 夏:府8強 |
兵庫県 | 尼崎工 | 県8強 地 - | |
奈良県 | 奈良北 | 県4位 地 - | – |
和歌山県 | 田辺 | 県2位 地初戦 | 春:県8強 |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 田辺 5-3 耐久 田辺 2-3 京都国際 |
少数精鋭 | なし |
進学校 | なし |
イベント | なし |
複数回推薦 | なし |
歴代地区推薦なし | なし |
歴代21世紀枠出場なし | 京都精華(京都府) 興國 (大阪府) 奈良北 (奈良県) |
私立校 | 京都精華 興國 |
本命
田辺(和歌山)
市立和歌山や智辯和歌山に勝利し、和歌山県準優勝。決勝戦も耐久(近畿ベスト4)と5-3の惜敗。近畿大会でも初戦敗退だったが、京都国際(京都2位/近畿ベスト4)にも延長10回タイブレークで3-2での惜敗だった。
和歌山県勢の地区推薦、21世紀枠での出場は15年の桐蔭と期間も開いている。
近畿大会
1回戦:●2-3 京都国際
和歌山県大会
決勝戦:●3-5 耐久
準決勝:○5-2 智辯和歌山
々 :○9-2 市立和歌山
3回戦:○5-2 高野山
2回戦:○3-0 那賀
1回戦:○4-1 和歌山北
対抗
興國(大阪)
大阪大会は履正社(大阪2位)に敗れ3位で近畿大会に進出。近畿大会の初戦では、近江(滋賀1位/近畿ベスト8)に2-0での惜敗だった。
未だに21世紀枠での出場がない大阪勢。
近畿大会
1回戦:●興國 0-2 近江
大阪府大会
3位決:○7-0 桜宮
準決勝:●0-8 履正社
々 :○3-2 阪南大高
5回戦:○7-3 清教学園
4回戦:○7-1 三国丘
3回戦:○7-0 東
2回戦:○10-0 大阪国際
その他
秋の成績、その他要素を見ても決め手に欠ける印象。
21世紀枠での出場がない京都からの推薦の京都精華は、立命館宇治(京都ベスト4)に9-2のコールド負けでベスト8。立命館宇治も準決勝で京都国際にコールド負けだった。
同じく、21世紀枠での出場がない奈良からの推薦の奈良北は、県準決勝で奈良大附(奈良2位/近畿初戦)に14-0でコールド負け。3位決定戦でも高田商(奈良3位/近畿初戦)に6-0と完封負けだった。
草津東も、ベスト8だったが、滋賀学園(滋賀2位/近畿初戦)に9-0のコールド負け。
尼崎工は社(兵庫3位/近畿初戦)に5-0でベスト8
中国地区
対抗と予想していた「岡山城東(岡山)」が推薦されました。
各県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
岡山県 | 岡山城東 | 県2位 地初戦 | – |
広島県 | 庄原実業 | 県8強 地 - | – |
鳥取県 | 鳥取東 | 県8強 地 - | – |
島根県 | 津和野 | 県4位 地 - | – |
山口県 | 下関西 | 県8強 地 - | 夏:県8強 |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 津和野 1-3 浜田 津和野 4-6 大社 |
少数精鋭 | 庄原実業 16名 鳥取東 19名 津和野 16名 |
進学校 | 岡山城東 鳥取東 下関西 |
イベント | なし |
複数回推薦 | 鳥取東 2回目 下関西 2回目 |
歴代地区推薦なし | 岡山城東(岡山) |
歴代21世紀枠出場なし | 岡山城東(岡山) 庄原実業(広島) 鳥取東 (鳥取) |
私立校 | なし |
本命
津和野(島根)
部員16名の少数精鋭ながら、島根4位。浜田(島根1位/中国初戦)に3-1で惜敗し、大社(島根3位/中国初戦)4-6に敗れ中国大会に進出することができなかった。
グランド問題等は、普段は重要視していないが、大会開催地の松江市営野球場まで片道約4時間は大きなビハインドになると思う。
島根県大会
3位決:●4-6 大社
準決勝:●1-3 浜田
々 :○7-1 出雲西
1回戦:○10-3 松江南
代表決:○6-0 松江商
対抗
岡山城東(岡山)
1996年の選抜では4強入したものの、2004年を最後に甲子園から遠ざかっている古豪。
秋季中国大会にも17年ぶりの出場を成し遂げ、中国地区の推薦校の中では一番力がありそうだ。
未だ中国地区からの推薦もない岡山県勢であることも追い風になるか!?
中国大会
1回戦:●3-7 宇部鴻城
岡山県大会
決勝戦:●6-10 創志学園
準決勝:○7-5 総社南
々 :○4-1 倉敷工
2回戦:○4-3 玉島商
1回戦:○7-0 津山高専
東部地区
2位決:○8-5 東岡工
リーグ:●1-3 創志学園
リーグ:○7-0 明誠
リーグ:○11-4 朝日
その他
21世紀枠での出場なし鳥取推薦の鳥取東。部員も19名の少数精鋭で可能性がありそう。庄原実業は16名の少数精鋭で農業実習で全体練習がなかなかできない中でのベスト8。下関西は2回目の県推薦となる。
四国地区
「大洲(愛媛)」が推薦されました。
各県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
香川県 | 大手前高松 | 県優勝 地初戦 | 夏:県8強 春:県8強 秋:県8強 |
徳島県 | 徳島科技 | 県8強 地 - | 春:県8強 |
愛媛県 | 大洲 | 県8強 地 - | – |
高知県 | 宿毛工 | 県16強 地 - | 秋:県8強 |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | なし |
少数精鋭 | 徳島科技 15名 宿毛工 少数 |
進学校 | なし |
イベント | なし |
複数回推薦 | 徳島科技 3回目 宿毛工 2回目 |
歴代地区推薦なし | なし |
歴代21世紀枠出場なし | なし |
私立校 | 大手前高松 |
本命
予想が難しい・・・!
九州地区
対抗と予想していた「鶴丸(鹿児島)」が推薦されました。
各県推薦校の成績
推薦校 | 秋季 | 昨年成績 ベスト8以上 | |
福岡県 | 春日 | 県4位 地 - | – |
佐賀県 | 神埼 | 県4強 地 - | 春:県2位 |
長崎県 | 3校連合 対馬 上対馬 壱岐商 | 県8強 地 - | – |
熊本県 | 必由館 | 県4強 地 - | – |
大分県 | 別府翔青 | 県8強 地 - | 春:県8強 |
宮崎県 | 日南 | 県16強 地 - | – |
鹿児島県 | 鶴丸 | 県4強 地 - | – |
沖縄県 | 宜野座 | 県3位 地 - | 秋:県8強 |
成績以外の要素
グランド問題や練習の工夫、ボランティアは最終的な理由付けと感じるので除外。
強豪校に惜敗 | 春日 2-3 飯塚 別府翔青 1-2 大分舞鶴 日南 2-4 延岡学園 鶴丸 3-4 れいめい 宜野座 7-9 沖縄尚学 |
少数精鋭 | 3校連合 15名 日南 18名 |
進学校 | 春日 日南 鶴丸 |
イベント | 鶴丸 創立130年 |
複数回推薦 | 宜野座 2回目 |
歴代地区推薦なし | なし |
歴代21世紀枠出場なし | 春日 (福岡) 3校連合(長崎) |
私立校 | 必由館 |
本命
鶴丸(鹿児島)
れいめい(鹿児島2位/九州初戦敗退)に9回サヨナラ負けの惜敗で鹿児島ベスト4。
2024年4月に創立130年を迎えるタイミングの進学校。
鹿児島県勢から地区推薦および、21世紀枠で選抜に出場したのは、2014年の大島と10年経過。
鹿児島県大会
準決勝:●3-4 れいめい
々 :○11-9 出水工
3回戦:○2-1 鹿児島実業
2回戦:○12-8 鹿児島商
1回戦:○3-1 種子島中央
対抗
対馬・上対馬・壱岐商 3校連合(長崎)
15名(対馬6、上対馬3、壱岐商業6)の少数精鋭ながらベスト8。離島のハンデも大きい。
長崎からは未だ21世紀枠での選抜出場がなく、地区推薦も10年の長崎商が最後と期間が開いていることも追い風になるか?
長崎県大会
々 :●1-8 大崎
3回戦:○8-7 猶興館
2回戦:○4-3 長崎西
1回戦:○9-5 壱岐
その他
21世紀枠での選抜出場がない福岡県からは春日は、準決勝で飯塚(福岡2位/九州初戦敗退)に3-2の惜敗で県4強。進学校でもあり21世紀枠の要素はある。
日南もベスト16だったが、延岡学園(宮崎1位/九州ベスト8)だったが、4-2の惜敗。進学校であることや、18名の少数精鋭である。
だが、2校よりも本命で上げた鶴丸、対抗で上げた3校連合の方がインパクトがあるかな?
別府翔青は、大分舞鶴(大分2位/九州ベスト8)に2-1の惜敗でベスト。
神埼は、唐津商(佐賀2位/九州ベスト8)に11-4必由館は、九州学院(熊本2位/九州初戦敗退)に10-4と共に大差で敗れ県4強。
宜野座は、2001年(1回目)の21世紀枠での出場校。沖縄尚学に9-7の惜敗で県3位だったが、2回目はないと予想。
完読!ありがとうございます!
皆さんはどの高校が選出されると予想しています?