当ブログで予測している巨人の上位指名は下記内容と予測でしたが、結果は大外れ!。
2位では、左腕の「高 太一選手(大阪商業大)」、3位でも外野手の「宮崎 一樹選手(山梨学院大)」などの大学生の上位候補が残っていながらの社会人中心の超即戦力。
賛否は分かれますが、当ブログの評価は「賛」です。補強ポイントは的確に指名しました。
あとは巨人スカウト陣の眼力を信じるのみ!
外れた予測と指名された選手の紹介です。
【予測していた補強ポイント」
1位指名・・・即戦力左腕(はずれ!)
2位指名・・・即戦力投手(右左問わず)
3位指名・・・高校生野手(高校生は育成)
補強ポイント
左腕投手
1位指名は即戦力で先発ができる左腕投手、指名人数も左腕投手が多くなってくると予測。
2023年ドラフト結果
2位:森田 駿哉投手/Honda鈴鹿
オールドルーキー。高校時代は、岡本 和真選手や岸田 行倫選手とともにU18代表。左腕では、髙橋 優貴選手とも同学年。制球力が光る左腕。超即戦力!実力は評価できるが、年齢(27歳)的にこの順位?と思った。スカウト人の眼力に期待。
5位:又木 鉄平投手/日本生命
大江 竜聖選手と同年代(25歳)。連投ができる中継ぎタイプ。日本生命出身の先輩は小林 誠司選手!
育1位:三浦 克也投手/東京国際大
三振を奪える中継ぎタイプ。
育5位:千葉 隆広投手/旭川明成高
創部初の夏の決勝進出に貢献。先発タイプだと思うけどどのように育成していくか?
先発投手の現状
左腕投手が先発した際の勝率は.395(15勝23敗)と大きく負け越した。
日本人投手だけで見ていくと勝星がついたのは、横川 凱選手(23)のみで勝率は.235(4勝13敗)と明らかに左腕先発投手がいない。
ファームで主に先発をしていた、井上 温大選手(22)がファームでは防御率0.75(7勝0敗)だったが、1軍の壁にぶち当たっている。
石田 隼都選手(20)も防御率3.31(3勝2敗)ともう少し時間がかかりそうだ。
左腕投手で一軍先発した選手
選手名 | 防御率 | 試合 先発 | 勝-負 | QS |
グリフィン 28歳 | 2.75 | 20 20 | 6-5 | 13 |
横川 凱 23歳 | 3.95 | 20 13 | 4-8 | 6 |
メンデス 29歳 | 2.07 | 16 16 | 5-5 | 9 |
井上 温大 22歳 | 10.95 | 4 4 | 0-4 | 0 |
髙橋 優貴 27歳 | 5.14 | 6 3 | 0-1 | 0 |
今村 信貴 30歳 | 3.81 | 24 1 | 0-0 | 0 |
リリーフ投手の現状
高梨 雄平選手(31)、中川 皓太選手(30)に大きく負荷がかかっているのが現状。この2人に加え今村 信貴選手(30)もベテランの域に入ってきた。
大江 竜聖選手(25)は対左打者のワンポイント。代木 大和選手(20)は8月に受けた左肘のクリーニング手術からの再出発。
1軍出場はないものの、山田 龍聖選手(23)が、ファームで18試合29回登板し防御率2.48。
2023年に一軍のリリーフ登板した選手
選手名 | 防御率 | 試合 投球回 | HP | セーブ |
高梨 雄平 31歳 | 4.19 | 55 43 0/3 | 25 | 0 |
中川 皓太 30歳 | 2.08 | 44 43 1/3 | 18 | 14 |
大江 竜聖 25歳 | 4.09 | 32 22 0/3 | 10 | 0 |
今村 信貴 30歳 | 3.81 | 24 26 0/3 | 2 | 0 |
代木 大和 20歳 | 5.40 | 13 16 2/3 | 0 | 0 |
先発投手
1位で左腕投手を外した場合は、右腕投手に切り替える可能性もある。
2023年ドラフト結果
1位:西舘 勇陽投手(右腕)/中央大
昨年から巨人が評価していた投手。中大出身の阿部慎之助監督になったことによって、可能性もと思っていましたが、ほぼ公表して獲得しました。先発もリリーフもどちらも適正ありと思う。
2位:森田 駿哉投手(左腕)/Honda鈴鹿
オールドルーキー。高校時代は、岡本 和真選手や岸田 行倫選手とともにU18代表。左腕では、髙橋 優貴選手とも同学年。制球力が光る左腕。超即戦力!実力は評価できるが、年齢(27歳)的にこの順位?と思った。スカウト人の眼力に期待。
育5位:園田 純規投手/福岡工大附属城東
先発もリリーフもどちらも適正ありと思う。
育5位:千葉 隆広投手/旭川明成高
創部初の夏の決勝進出に貢献。先発タイプだと思うけどどのように育成していくか?
先発右腕投手の現状
右腕投手も貯金を作れたのは、戸郷 翔征選手(23)、山﨑 伊織選手(25)の2投手のみ。
赤星 優志選手(24)が8月以降は6試合登板し防御率1.36(5勝1敗)。松井 颯選手(23)がファームで防御率2.04(8勝2敗)と明るい話題もあるが、菅野 智之投手(34)は年齢を考えると劇的に復活することを期待することができない。
2023年に一軍先発した右腕投手
選手名 | 防御率 | 試合 先発 | 勝-負 | QS |
戸郷 翔征 23歳 | 2.38 | 24 24 | 12-5 | 17 |
山﨑 伊織 25歳 | 2.72 | 23 23 | 10-5 | 18 |
菅野 智之 34歳 | 3.36 | 14 14 | 4-8 | 8 |
赤星 優志 24歳 | 3.39 | 12 12 | 5-5 | 7 |
松井 颯 23歳 | 3.26 | 8 3 | 1-1 | 0 |
平内 龍太 25歳 | 3.95 | 11 1 | 0-1 | 0 |
坂本選手・岡本選手問題
即戦力のスラッガーが欲しいが、今年は投手が優先!中盤以降に高校生のスラッガー指名!?
2023年ドラフト結果
2位:泉口 友汰選手/NTT西日本
スラッガータイプではないが、パンチ力のある好打者、安定した守備力があり、大阪桐蔭、青山学院大と名門出身。
育2位:村山 源選手/鹿屋中央
走攻守3拍子そろった遊撃手。タイプ的にはリードオフマン。
育3位:宇都宮 葵星選手/四国ILplus・愛媛
高卒1年目の選手(19歳)。タイプ的にはリードオフマン。
育3位:田上 優弥選手/日大藤沢
走攻守3拍子そろった遊撃手。パワーもあり中距離タイプ。
現状
門脇 誠選手(23)が遊撃手に来シーズン固定ができれば遊撃手の問題はなくなってくるが、サードに回る坂本 勇人選手(35)の年齢を考えれば、更に後釜が必要になってくる。
岡本 和真選手(27)も近い将来メジャーに挑戦する可能性もある。
三塁を守れる現有戦力としては長距離砲として菊田 拡和選手(22)、中距離法ではケガ明けの増田 陸選手(23)らが一皮むけてほしいが・・・。
外野手の世代交代
昨年は最優先で補強。問題はあるものの、来シーズンは現有戦力でカバーしてほしい!
2023年ドラフト結果
佐々木 俊輔選手/日立製作所
同年代は、湯浅 大選手。俊足好打の選手。
平山 功太選手/ベイサイドリーグ・千葉
高卒2年目の選手(20歳)。フルスイングが持ち味。
現状
丸 佳浩選手(34)、梶谷 隆幸選手(35)、ブリンソン選手(29)の3選手に加え、長野 久義選手の4選手が中心さった外野手。各選手の年齢的を考えると世代交代が必須。
秋広 優人選手(21)の外野手での可能性もあるが、萩尾 匡也選手(23)、岡田 悠希選手(24)、オコエ 瑠偉選手(26)の3名のうち1人でも良いので2023年に1軍に定着してほしかった。
来シーズンは浅野 翔吾選手(19)のレギュラー奪取、そして新人王獲得に期待したい。
捕手
1軍と2軍とのレベルはあるものの、来シーズンも、現有戦力でカバーしてほしい!
現状
1軍メインでマスクを被っているのが、大城 卓三選手(31)、岸田 行倫選手(27)、小林 誠司選手(34)。他球団に比べれば層は厚いが、年齢が高い。
この3選手の次に来るのが、若手の期待の星の山瀬 慎之助選手(22)だが、来シーズンどれだけ1軍での出場を増やせるか?
喜多 隆介選手(25)も支配下登録されているものの、今シーズンは1軍での出場がなかった。そして育成選手が5名。
来シーズンは阿部 慎之介新監督。現役時代のポジションであり捕手に求める第一条件が守に重点を置き、序列が変わる可能性もある。まずは、現有戦力を中心に見直してほしい。
戦力外(10/31時点)
投手
支配下登録選手
三上 朋也投手(34歳)/右腕
鍵谷 陽平投手(33歳)/右腕
田中 豊樹投手(29歳)/右腕
鍬原 拓也投手(28歳)/右腕
堀岡 隼人投手(25歳)/右腕
小沼 健太投手(25歳)/右腕
高木 京介投手(34歳)/左腕
育成登録選手
髙田 竜星投手(21歳)/右腕
太田 龍投手 (24歳)/右腕
奈良木 陸投手(25歳)/右腕
谷岡 龍平投手(27歳)/右腕
阿部 剣友投手(21歳)/左腕
山本 一輝投手(25歳)/左腕
野手
支配下登録選手
松田 宣浩選手(40歳)/内野手
中島 宏之選手(41歳)/内野手
香月 一也選手(27歳)/内野手
育成登録選手
デラクルーズ(19歳)/内野手
保科 広一選手(25歳)/外野手
2023年巨人のドラフト指名予想
巨人のドラフト最上位候補と報道されたのは、左腕の古謝 樹投手(横浜桐蔭大)、武内 夏暉投手(国学院大)、細野 晴希投手(東洋大)、右腕の常広羽也斗投手(青学大)の4選手。
佐々木 麟太郎選手(花巻東)の進路が、米国留学でほぼ決定した。
佐々木 麟太郎選手(花巻東)を指名検討していた球団は、真鍋 慧選手(広陵)や明瀬 諒介選手(鹿児島城西)、上田 希由翔選手(明治大)、廣瀬 隆太選手(慶応義塾大)、度会 隆輝選手(ENEOS)に行くか?元々、佐々木選手以外の野手を一本釣りをしようとした球団も見直しが迫られる。
1位指名だけでなく、その後の野手指名を繰り上げて指名する球団もあるかな?
1位指名予測
昨年は9月中に浅野選手の1位指名を公表したが、今年の巨人は「1位指名選手を直前まで決めない方針」。他球団も10月11時点では公表がなく、どの球団も最後の最後まで腹の探り合いになるか?
レベルが高い投手が揃う2023年ドラフトは、競合を避けて、1本釣り出来る選手を指名する可能性も!
武内 夏暉投手(國學院大)
左腕・制球力・即戦力先発候補と補強ポイントに合致。
【大学日本代表】
左腕投手の中で一番制球力があり、調子が悪い時でも試合を作れることができる。最速153キロとスピードもあり、球速も十分。
22年ドラフト3位で入団した田中 千晴選手が4年時の時に國學院大のエース。スカウトのコメントは少なかったが、長い期間チェックはされている。
10/11 東洋大戦での細田選手と投げ合い9回完封勝利!
10/17 亜細亜大の草加投手との投げ合い。7回自責点0。負け投手にならなかったが最最終手の大切な試合で途中交代・・・。
その他候補
古謝 樹投手(桐蔭横浜大)
【大学日本代表】
最速153キロ。腕の出所が見にくい変則左腕。巨人の3軍戦でも好投。武内投手を外した際に2回目の1位指名最有力。
もし指名されれば、同校の菊地 大稀投手も奮起
細野 晴希投手(東洋大)
【大学日本代表】
最速158キロ。制球力に課題がある。
10/11 國學院戦での武内選手と投げ合いで敗北。8回被安打3ながらも6四死球。自責点0だが・・・。
10/17 中央大戦での西舘選手と投げ合いに勝利。9回被安打2、9奪三振、自責点0。今日のピッチングを見ると巨人のスカウトコメントが多いロマンに傾くかも!?しかも阿部新監督、桑田二軍監督の新体制を見ると欠点よりも長所に重点を置くように思ってきました。
常廣 羽也斗投手(青学大)
【大学日本代表】
最速155キロの右腕。右腕ではNo1の評価。巨人の3軍戦で好投。10/11 青山学院戦で5回 2/3を投げて10奪三振も被安打7自責点1。負け投手に!10/12 リリーフで登板2回2/3を投げて3奪三振、自責点0。
はずれ1候補
上記選手以外であれば、右腕の先発投手と予測
西舘 勇陽選手(中央大)
最速155キロ。課題の制球面も改善傾向。1位指名の2回目抽選に残っているかは微妙だが、巨人が比較的追いかけてきた選手。阿部慎之助監督になったことによって、中大の後輩でもあり1位の可能性も!?
10/11 日本大戦を9回2被安打2四死球13奪三振の完封勝利!
10/17 東洋大戦での細野選手と投げ合いで敗北。8回8奪三振2失点。
下村 海翔投手(青山学院大)
【大学日本代表】
最速155キロ。安定感は抜群あるが身長176cm程度とスケール感ではずれ1位しているが、巨人の3軍戦でも好投。
10/12 先発登板し6回1/3を投げて8奪三振、自責点1も負け投手に。
上田 大河選手(大阪商業大)
【大学日本代表】
最速154キロ。関西六大学リーグ史上25人目の通算20勝を達成。
2位指名予測(全体指名17人目)
左腕投手候補
高 太一選手(大阪商業大)
最速151キロ。チームでは主にリリーフ。
右腕投手
草加 勝投手(亜細亜大)
【大学日本代表】
最速153キロ。先発として安定感がある。10/11 青山学院戦での常廣選手と投げ合い完封勝利!
23年秋季リーグの成績はこちらをクリック
岩井 俊介投手(名城大)
【大学日本代表】
最速153キロ。直球の回転数が、なんと2780回転。
西舘 昂汰投手(専修大)
最速152キロ。188センチの長身右腕。
23年秋季リーグの成績はこちらをクリック
3位指名予測(全体指名32人目)
既に指名されている可能性が高い選手が多くなってくるが・・・。
高校生
1位、2位で即戦力投手が指名できていれば高校生野手を指名してくると予測しているが・・・。
捕手候補としては、堀 柊那選手(報徳学園)、スラッガータイプでは仲田 侑仁選手(沖縄尚学)、森田 大翔選手(履正社)。前回掲載した3位前後の指名を予測している選手には記載していないが、百崎 蒼生選手(東海大熊本星翔)や小笠原 蒼選手(京都翔英)もあると予測している。
もし、高校生投手を指名するなら1年時からエース左腕の杉山 遙希選手(横浜)。制球力はもともとあったが、3年春から夏にかけて球速も上がり成長が著しい。
大学生
中継ぎ投手での即戦力であれば、松本 凌人選手(名城大)、木村 仁投手(九州共立大)の両右腕。
支配下登録
ここまでくると、当ブログで良いな!と思っている選手。社会人選手も4位以降に入ってくると思うが、当ブログで持っている情報が少ないので高校・大学生のみ。
高校生
右腕
東恩納 蒼選手(沖縄尚学)、日當 直喜選手(東海大菅生)、天野 京介選手(愛産大工)、河内 康介投手(聖カタリナ)
左腕
福田 幸之介選手(履正社)、杉原 望来(京都国際)
捕手
藤田 悠太郎選手(福岡大大濠高校)
スラッガー
佐倉 侠史朗選手(九州国大付)
大学生
右腕
蒔田 稔選手(明治大)、冨士 隼斗(平成国際大)、赤塚 健利選手(中京学院大)、真野 凜風選手(同志社大)、谷脇 弘起選手(立命館大)
左腕
尾崎 完太選手(法政大)、滝田 一希選手(星槎道都大)、石原 勇輝選手(明治大)
捕手
有馬 諒(関西大)、萩原 義輝(流通経済大)
スラッガー
村田 怜音選手(皇学館大)