プロ野球

【祝】菊地投手 支配下登録!2021年育成ドラフト6位(佐渡島初のプロ野球選手)

菊地投手が支配下登録&1軍登録されました。そして即登板、無失点おめでとうございます!背番号96。

2軍では、奪三振率15.60と圧巻の数字を積み上げています。これは1軍と2軍の差はありますが、今シーズンの大勢投手の奪三振率が11.77。ロッテの佐々木投手の今シーズンの奪三振率が15.00。2軍とは言え、すごい数字ですよね!

昨日、プロ初勝利の山﨑投手と山瀬捕手が出場選手登録を抹消され、広岡選手とともに即1軍登録されました。1軍レベルの打者に対してどれだけ通用するか楽しみです!

4月29日 即初登板になりました。背番号「019」のままで、2回被安打1の奪三振2!ナイスピッチングでした!

長くなりますので、目次をクリックして興味のある項目をご覧ください。

ファームでの活躍と今後の期待

自己最速の球速154キロ。フォーク、カーブ、スライダーなど。

4月29日現在、登板した12試合、全15イニングで奪三振を記録。計26の奪三振で、奪三振率15.60を記録しています。

ファームでの印象
ドラフト指名時の印象は、ストレートは良いけど制球が課題だと思っていましたが、ファームではそれなりに纏まっていて、ストレートだけではなく変化球でも空振りを奪えています。ランナーを出した際も落ち着いていて、二岡 巨人2軍監督が菊池投手の名前を出して、「後ろのピッチャーで三振を取れるというのは魅力的」と評価している事からも信頼されている事が分ります。

1軍で活躍するには
ストレートは非常に良いものを持っていますが、1軍の打者を想定した際は変化球の制球力がもう少し欲しいと感じます。現時点での制球力だと変化球を見極められ、振ってくれない場面が出てくると思います。

即1軍登録されましたが、レベルがワンランク上がった打者に対して菊池投手が、どのような投球ができるのか?四死球での自滅だけは避けたい!

まだまだ、成長過程の菊地投手。まずは、1軍の打者に向かっていく投げっぷりに期待です。ヒットを打たれても四球を連発せずに、ファーム同様に投げ続ける事ができれば、さらなる飛躍に期待ができます。

初登板堂々たるピッチング
4月29日は菅野投手が先発でしたので、3回からの登板は菊池投手本人も予想外の登板機会だったと思います。そのようななか、堂々たるピッチング!大城捕手のミットに迷いなく投げ切れていました!今後の活躍に期待値が上がりました!

初登板は、2回被安打1の2奪三振!ストレートは本当に魅力的ですね!

ファーム成績

通算 12試合登板
防御率3.00 15回 失点5 自責点5
被安打14 奪三振26 四死球5

3月20日 ヤクルト戦(初登板)
1回 失点0 自責点0
打者5 被安打1 奪三振2 四死球1

3月25日 DeNA戦(初セーブ)
1回 失点0 自責点0
打者5 被安打1 奪三振2 四死球1

3月30日 日本ハム戦
2回 失点0 自責点0
打者6 被安打0 奪三振3 四死球0

4月5日 楽天戦
2回 失点0 自責点0
打者8 被安打1 奪三振2 四死球1

4月7日 楽天戦
1回 失点0 自責点0
打者4 被安打1 奪三振3 四死球0

4月10日 西武戦
1回 失点3 自責点3
打者8 被安打4 奪三振2 四死球1

4月12日 ロッテ戦
2回 失点0 自責点0
打者6 被安打0 奪三振4 四死球0

4月17日 楽天戦
1回 失点0 自責点0
打者4 被安打1 奪三振1 四死球0

4月19日 DeNA戦
1回 失点0 自責点0
打者3 被安打0 奪三振1 四死球0

4月22日 西武戦
1回 失点0 自責点0
打者4 被安打1 奪三振2 四死球0

4月24日 西武戦
1回 失点2 自責点2
打者7 被安打3 奪三振1 四死球1

4月28日 ロッテ戦 
1回 失点0 自責点0
打者4 被安打1 奪三振3 四死球0

プロフィール

菊地 大稀(1999年 6月2日 )
佐渡高 → 桐蔭横浜大 → 育成ドラフト6位

2017年ドラフトは指名漏れ
高校時代は全国大会や地区大会出場がありませんでしたが、最速145km/hの直球など、素材型としてスカウトからは注目される選手でしたが、2017年のドラフトでは指名漏れ。9球団から調査書が届いていましたが「育成指名なら大学進学」としていたことが指名漏れの要因になったと思います。

2021年 育成ドラフト6位
桐蔭横浜大学時代は、1年の時に右肘クリーニング手術、コロナの影響でのリーグ戦中止などもあり、なかなか活躍の場がありませんでしたが、4年秋のリーグ戦では、先発としてリーグ最多4勝(0敗)、防御率1.18、最優秀投手、ベストナインのタイトルを獲得し、巨人から育成ドラフト6位で指名を受けました。2021年4月29日、支配下登録となり、佐渡島出身 初のプロ野球選手となりました。

同世代の選手
大勢(巨人)、赤星優志(巨人)、村上宗隆(ヤクルト)、平良海馬(西武)、清宮幸太郎(日本ハム)など

U18記事用の画像
第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ【2017年】~清宮選手、村上選手、平良投手世代~ヤクルト 村上選手が1年、西武の平良投手が20年に新人王を獲得しているこの世代。高校時代は清宮選手を中心に盛り上がりました。今回はU-18野球ワールドカップには出場を中心に2017年の甲子園、ドラフトを振り返ります。...
夢託

今シーズンは、このまま、若手の飛躍の年になって欲しいですね!

完読!ありがとうございます!

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