本命は「東海大菅生」だが、僅差で「創価」。
「日大鶴ヶ丘」、「國學院久我山」、「早稲田実業」が反対ブロックから頂点を目指す。
ノーシードの「日大三」、「日大ニ」の日大勢が波乱を起こすか?
今回は、西東京の「2024年夏の甲子園」代表校を予想しました。
第106回高校野球選手権 西 東京大会(2024年)
概要
日程
抽選会:6/15(土)
試 合:7/7(日)〜7/28(日)
会場
開会式、準決勝以降の試合は、明治神宮球場
参加チーム
124チーム(131校)/昨年対比-1チーム(+1校)
第1、2シード
東海大菅生(16強)、日大鶴ヶ丘
第3シード
創価(4強以上)、國學院久我山(8強)
第4シード
国士館、早稲田実業(4強以上)、佼成学園(16強)、錦城
東京大会の秋・春の結果
23年 秋季 | 24年 春季 | |
関東一 | 優勝 | 帝京 |
創価 | 準優 | 東海大菅生 |
早稲田実業 日大二 | 4強 | 明大中野 日大鶴ヶ丘 |
東海大菅生 日大鶴ヶ丘 二松学舎大附 早大学院 | 8強 | 修徳 創価 國學院久我山 日大豊山 |
西東京の予想と展望
優勝校予想
本命
東海大菅生(25%)5回戦敗退
甲子園を経験している宮本投手や春に台頭してきた小島投手、更に2年生左腕の上原投手、右腕の川崎投手と投手陣が揃っている。だが、春季の敗戦した常総学院、帝京は共に9回逆転負けと継投に課題を残した。
打線はリードオフマンの阪野選手や小上防選手、高西選手らクリーンナップが勝負強い。
対抗
創価(20%)4強以上
右腕の土居投手、左腕の森山投手の2枚看板が安定している。
打線も出塁率が高い大久保選手に長打力がある高橋選手らを中心に得点能力は高い。昨年秋に堀内新監督に代わりと準優勝、春は東海大菅生に4-3で敗れ8強だったが、17年ぶりの甲子園に向けて団結している。
穴
日大鶴ヶ丘 > 國學院久我山 ≧ 早稲田実業
本命(東海大菅生)、対抗(創価)とは反対側に入った私立3校が虎視眈々。
日大鶴ケ丘(15%)4回戦敗退
2年生の済投手と小林投手が台頭。打線は、1年時からレギュラーだった俊足の小針選手や長打力のある小原選手ら昨夏準優勝を経験している選手も多くリベンジに燃えている
國學院久我山(10%)8強
秋季は予選で敗退したが、矢野選手や原選手ら上位打線は強力。春季は5試合で47得点と打力で8強まで勝ち上がりシードを勝ち取った。投手陣も2年生の内田投手、柳本投手が台頭。
早稲田実業(9%)4強以上
打力では早実もトップクラスの破壊力。リードオフマンの宇野選手は木製バットで本塁打を連発。石原選手、高崎選手を中心としたクリーンナップも強力。投手陣をどれだけ整備できているか?
その他の高校(21%)
展望
東海大菅生–国士舘のブロック
第一シードの「東海大菅生」は準々決勝までは頭一つ抜けているか?完全ノーマークでした「拓大一」!
第4シードの「国士館」側は混戦か?「国士館」は深谷投手や左腕の泉投手や吉田投手ら投手陣は揃っている。打線がどれだけ援護できるか?
ノーシードとなった「日大三」は勝ち進めば4回戦で「国士館」との対戦となる。例年夏に打力が向上するが、投手陣の整備ができているか?
その他「国士館」側には、投打で大注目されている森井選手がいる「桐朋」、都立の強豪「富士森」との初戦に注目。
シード校の敗退
4回戦 日大三 9-3 国士舘
高校名 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
一東海大菅生 16強 | ベスト8 3-9関東第一 | 準優勝 5-8帝京 |
拓大一 8強 | 1回戦 0-5日大鶴ケ | 2回戦 4-7聖パウロ |
四国士舘 4回戦敗退 | 3回戦 11-22創価 | 4回戦 0-7創価 |
日大三 4強以上 | 2回戦 8-15二松学舎 | 3回戦 2-7佼成学園 |
桐朋 初戦敗退 | 1回戦 2-5東海大菅 | 2回戦 0-2東京 |
富士森 3回戦敗退 | 予選 4-11小山台 | 予選 3-4日本学園 |
創価–佼成学園のブロック
このブロックも第三シードの「創価」が、準々決勝までは頭一つ抜けているか?
第三シードの「佼成学園」は主将の内島選手が投打でチームを牽引。最大のライバルは秋に8強に入っている「早大学院」。投手がそろい上位進出できる力がある。
シード校の敗退
4回戦 早大学院 9-2 佼成学園
高校名 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
三創価 4強以上 | 準優勝 1-4関東第一 | ベスト8 3-4 東海大菅 |
四佼成学園 16強 | 2回戦 1-2日大ニ | 4回戦 1-6帝京 |
早大学院 8強 | ベスト8 2-11創価 | 2回戦 3-10日大三 |
國學院久我山–早稲田実業のブロック
「國學院久我山」は4回戦で対戦が予想される「世田谷学園」が最初の山か?「世田谷学園」の石橋選手は投打でチームを牽引。
「早稲田実」側は力のある私立校が揃った。「早稲田実」と初戦で対戦が予想されるのが「明大八王子」。今チームは上位に進出できていないが昨夏も4強に入り地力はある。上原投手や渡邊投手らタイプが異なる投手陣で上位進出できるか?
その他「早稲田実」側には、長身右腕の古川選手がいる「日本学園」や宮川投手や原田投手の2枚が揃う「聖パウロ学園」が入った
高校名 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
三國學院久 8強 | 予選 0-8国士舘 | ベスト8 6-8日大鶴ケ |
世田谷学園 4回戦敗退 | 予選 6-10日大鶴ケ | 3回戦 4-14國久我山 |
四早稲田実 4強以上 | ベスト4 1-5関東第一 | 4回戦 1-3明大中野 |
明大八王子 3回戦敗退 | 2回戦 2-7明大中野 | 3回戦 2-5東海大菅 |
聖パウロ 4回戦敗退 | 2回戦 0-11国士舘 | 3回戦 4-9日大豊山 |
日本学園 16強 | 予選 2-3東亜学園 | 1回戦 0-1日体大荏 |
日大鶴ケ丘–錦城のブロック
第2シードの「日大鶴ケ丘」には地力のある高校が入った印象。
4回戦で対戦が予想されるのが「駒大高」。今チームは秋春共に「関東第一」に敗れ上位進出できていないが、広瀬投手を中心に力のある選手が揃う。
5回戦は秋4強に入った「日大ニ」か?右の鈴木投手、左の宮村投手ら投手陣が安定して投げられるか?
久しぶりにシード権を獲得できた「錦城」は右の牛久保投手、左の宮地投手の2枚看板。準々決勝までは頭ひとつぬけている印象だが、「日野」や「桜美林」なども上位進出を目指す。
シード校の敗退
4回戦 駒大 2-0 日大鶴ケ丘
4回戦 八王子北 5-4 錦城
高校名 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
ニ日大鶴ケ 4回戦敗退 | ベスト8 4-5早稲田実 | ベスト4 3-5東海大菅 |
駒大高 16強 | 1回戦 0-12関東第一 | 2回戦 4-6関東第一 |
日大ニ 4強以上 | ベスト4 0-7創価 | 2回戦 2-8國久我山 |
四錦城 4回戦敗退 | 予選 1-9日大ニ | 4回戦 1-5東海大菅 |
桜美林 8強 | 3回戦 0-10日大鶴ケ | 2回戦 2-4小山台 |
各媒体の予測と展望
優勝争いの軸は、今春の都大会で準優勝した東海大菅生だ。関東大会3試合で5安打の上位打者・小上防(こじょぼう)や高西らが打線の要。上原や小島ら投手陣の成長が鍵を握る。
昨秋の都大会準優勝で、新監督率いる創価は高橋や井路端らの打撃が力強く、投手層も厚い。
昨夏準優勝で左右の2投手を擁し、今春の都大会4強の日大鶴ケ丘、国学院久我山などが続く。
大会3連覇のかかる日大三はノーシードから、地力のある早稲田実も上位進出をうかがう。昨夏4強で明大中野八王子から校名が変わった明大八王子もチャンスを狙う。
バーチャル高校野球
【西東京】春の関東大会4強の東海大菅生が投打に充実。創価を始め、昨夏代表の日大三や早稲田実も力があり、混戦模様。
読売新聞
東海大菅生、早実、日大三中心に
週刊ベースボール
好投手擁するチームが覇権を狙う
投打安定の東海大菅生、創価
日大鶴ケ丘など強豪ひしめく◎東海大菅生 ○創価 △日大鶴ケ丘
報知高校野球
東海大菅生、創価がややリードも
日大鶴ケ丘、國學院久我山に
佼成学園の杉並区勢などが猛追東海大菅生 創価 日大鶴ケ丘
ホームラン
完読!ありがとうございます!
皆さんはどの高校が、「夏の甲子園代表校」になると予想していますか?