本命は春夏県内無敗の「花咲徳栄」、「昌平」が3度目の正直でリベンジを果たすか?。
「山村学園」、「浦和学院」、「春日部共栄」などの強豪私立もチャンスあり。
今回は、埼玉県の「2024年夏の甲子園」代表校を予想しました。
第106回高校野球選手権 埼玉大会(2024年)
概要
日程
抽選会:6/18(火)
試 合:7/11(木)〜7/28(日)
会場
開会式、準決勝以降の試合は、県営大宮公園野球場
参加チーム
142チーム(157校)/昨年対比-3チーム(+1校)
Aシード
花咲徳栄(4強以上)、昌平(4強以上)
Bシード
山村学園(4強以上)、春日部共栄(4強以上)
Cシード
立教新座、熊谷商、西武台(8強)、埼玉栄
Dシード
叡明、西武文理、川越工、川越西、川越東、浦和学院(8強)、農大三(8強)、上尾
秋・春の結果
23年 秋季 | 24年 春季 | |
花咲徳栄 | 優勝 | 花咲徳栄 |
昌平 | 準優 | 昌平 |
浦和学院 山村学園 | 4強 | 山村学園 春日部共栄 |
坂戸 上尾 埼玉栄 聖望学園 | 8強 | 立教新座 熊谷商 西武台 埼玉栄 |
予想と展望
優勝校予想
本命
花咲徳栄(20%)4強以上
秋春と県内無敗の花咲徳栄。U18一次選考された石塚選手、主将の生田目選手らを中心に春は5試合で58得点。関東大会でも怪我の石塚選手に代わって4番を任された横山選手が2本塁打と攻撃力は全国でもトップクラス。
投手陣は、最速148キロエース右腕の上原投手、長身右腕の岡山投手、左腕の額川投手、今井投手ら層が厚い。
2019年以来の甲子園なるか!?
対抗
昌平(15%)4強以上
県内での敗戦は「花咲徳栄のみ」。花咲徳栄アレルギーにかかってしまったか?だが、関東大会では秋春1勝を挙げ、関東大会での敗戦は1点差ゲーム。一皮むけると全国でも頂点を目指せそうな雰囲気がある。
エース左腕の石井投手に加え、右腕の佐藤投手、鈴木投手や左腕の古賀投手、山根選手と投手層が厚い。打線も、山根選手や、2年生の櫻井選手はパンチ力があり、勝負強い園田選手ら打力もある。
穴
浦和学院 ≧ 山村学園 ≧ 春日部共栄
選手層では「浦和学院」、エース力で「山村学園」、想いの「春日部共栄」
浦和学院(10%)
昨夏有初校だが、春は16強止まりでDシードとなった。
投手陣は右の鈴木投手に、2年生左腕の岡部投手も台頭。山崎投手や山浦投手の右腕も控える。
打線も三井選手に月山選手、2年生の西田選手や石田選手と甲子園経験者。選手層の厚さは2校に劣らない。
山村学園(9%)4強以上
2年時からエースだった左腕の西川投手が大黒柱。春季は花咲徳栄相手に敗れたものの10奪三振を奪う力投だった。夏の連戦を勝ち抜くには、他の投手が西川投手をどれだけ負担を減らせるか?
打線は昨年から主軸を担う横田選手、田中選手らが勝負強い。
春日部共栄(8%)4強以上
本多監督が「最後の夏」になる春日部共栄。右腕の保坂投手、左腕の大野投手らが粘り強く投げられるか。打線も平尾選手、髙田選手らに長打力もある。今夏は特別な想いもあるが後押しするか?
その他38%
「西武台」は右腕の大竹、左腕の2枚看板が安定感があり、「熊谷商」は投打の柱の中村選手に注目。
春季は昌平にタイブレークの末に敗れた「埼玉栄」も侮れない。エースの和泉投手は2年生だが1年時からマウンドを経験し経験値は問題なし。リードする倉田捕手は県内屈指の強肩強打の捕手。
「大宮東」の冨士投手はプロ注目左腕。「聖望学園」は左腕の向深沢投手、パワーにスピードも備える中村選手と投打の柱あり。
秋春予選敗退している「浦和実業」も総合力は高い。最後の夏に波乱を起こすか?
上記以外の高校を含めて一波乱を起こせそうな高校が他の都道府県より多い。
展望
「A:花咲徳栄」-「C:西武台」ブロック
シード校の敗退
2回戦 北本 2-0 川越西
高校名 夏の成績 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
A花咲徳栄 4強以上 | 優勝 | 優勝 |
本庄第一 3回戦敗退 | 予選 1-9上尾 | 予選 9-11松山 |
D川越西 初戦敗退 | 予選 0-2ふじみ野 | 3回戦 5-12埼玉栄 |
滑川総合 16強 | 予選 5-8秀明英光 | 予選 3-5本庄東 |
D叡明 16強 | 2回戦 0-9上尾 | 3回戦 5-6熊谷商 |
市立川越 3回戦敗退 | 予選 2-12川越東 | 1回戦 4-5川越工 |
川口青陵 4回戦敗退 | 予選 7-8大宮南 | 予選 2-10立教新座 |
C西武台 8強 | 3回戦 4-9上尾 | ベスト8 2-4春日部共 |
秀明英光 2回戦敗退 | 2回戦 5-10坂戸 | 1回戦 4-6川口 |
大宮南 | 予選 0-8浦和学院 | 予選 2-9与野 |
「B:山村学園」-「C:埼玉栄」ブロック
シード校の敗退
3回戦 聖望学園 8-0 川越東
4回戦 川口市立 5-4 埼玉栄
高校名 夏の成績 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
C埼玉栄 4回戦敗退 | ベスト8 3-6山村学園 | ベスト8 4-5昌平 |
川口市立 16強 | 予選 2-7細田学園 | 2回戦 2-9西武台 |
D東農大三 8強 | 3回戦 4-8埼玉栄 | 3回戦 2-15花咲徳栄 |
鷲宮 4回戦敗退 | 予選 1-4宮代 | 予選 3-5白岡 |
D川越東 3回戦敗退 | 2回戦 4-7聖望学園 | 3回戦 2-5昌平 |
聖望学園 16強 | ベスト8 5-12花咲徳栄 | 2回戦 3-4熊谷商 |
武南 4回戦敗退 | 2回戦 5-11東農大三 | 2回戦 1-5浦和学院 |
B山村学園 4強以上 | ベスト4 5-8花咲徳栄 | ベスト4 4-8花咲徳栄 |
越谷南 2回戦敗退 | 予選 8-9春日部 | 予選 3-8久喜北陽 |
坂戸 3回戦敗退 | ベスト8 1-11昌平 | 2回戦 2-11春日部共 |
大宮東 4回戦敗退 | 3回戦 1-2聖望学園 | 予選 0-2慶應志木 |
「A:昌平」-「C:西武台」ブロック
シード校の敗退
2回戦 武蔵越生 1-0 熊谷商
高校名 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
A昌平 4強以上 | 準優勝 5-8花咲徳栄 | 準優勝 6-20花咲徳栄 |
細田学園 4回戦敗退 | 3回戦 1-9浦和学院 | 1回戦 6-7慶應志木 |
D上尾 16強 | ベスト8 0-8浦和学院 | 3回戦 2-4立教新座 |
慶應志木 4回戦敗退 | 予選 2-12南陵 | 2回戦 4-11川越東 |
D川越工 16強 | 予選 3-6埼玉平成 | 3回戦 2-9春日部共 |
山村国際 3回戦 | 1回戦 0-4武蔵越生 | 2回戦 3-9西武文理 |
C熊谷商 初戦敗退 | 予選 2-3松山 | ベスト8 1-4花咲徳栄 |
狭山ヶ丘 4回戦敗退 | 1回戦 4-6大宮北 | 1回戦 0-5西武台 |
「B:春日部共栄」-「C:立教新座」ブロック
シード校の敗退
3回戦 不動岡 11-8 西武文理
高校名 | 23年 秋季 | 24年 春季 |
C立教新座 16強 | 3回戦 11-12坂戸 | ベスト8 0-10山村学園 |
D浦和学院 8強 | ベスト4 3-6 昌平 | 3回戦 1-2西武台 |
正智深谷 2回戦敗退 | 2回戦 1-3早大本庄 | 2回戦 0-6昌平 |
国際学院 2回戦敗退 | 1回戦 3-6春日部 | 1回戦 3-4立教新座 |
狭山清陵 1回戦敗退 | 予選 5-9山村国際 | 予選 0-2 川越西 |
D西武文理 3回戦 | 3回戦 1-17花咲徳栄 | 3回戦 0-7山村学園 |
B春日部共栄 4強以上 | 1回戦 5-6正智深谷 | ベスト4 2-4昌平 |
浦和実業 4回戦敗退 | 予選 0-1大宮東 | 予選 4-7川口市立 |
各媒体の予測と展望
昨秋、今春の県大会を制した花咲徳栄が、一歩リードする。打線は、長打力のある石塚や生田目を中心に切れ目がない。春の県大会では「送りバントなし」の方針で5試合58得点。投手陣もエース上原が関東大会初戦で5回参考記録ながらノーヒットノーランを達成するなど、安定感が増した。
追うのは昌平。投手層が厚く、タイプの異なる左右がそろう。春の県大会では計9人が登板した。打線も中軸の山根、桜井に力がある。
昨夏の甲子園に出場した浦和学院や、春の県大会でともに4強の山村学園、春日部共栄も上位進出を狙う。
バーチャル高校野球
【埼玉】強打の花咲徳栄は、昨秋から県内公式戦無敗。2年連続出場を狙う浦和学院、春夏初の甲子園出場を目指す昌平が迫る。
読売新聞
秋春王者・花咲徳栄中心に
ベースボールマガジン
経験豊富な実力校が虎視眈々
強打の花咲徳栄が投手も整備
悲願の初優勝狙う昌平が追う◎花咲徳栄 ○昌平 △山村学園
報知高校野球
強力打線を擁する花咲徳栄が本命
強打に能力の高い昌平や浦和学院
山村学園ら強豪私学がチャンスを窺う花咲徳栄 昌平 浦和学院
ホームラン
完読!ありがとうございます!
皆さんはどの高校が、「夏の甲子園代表校」になると予想していますか?