2022年のセンバツ高校野球の振り返り!第二弾。ベストプレイヤーを紹介します。ベストナインにしてしまうと大阪桐蔭に偏ってしまいますので、各ポジションごとに2名ずつ、夢託の印象に残ったベストプレイヤーです。皆さんはどの選手が印象に残りましたか?
ポジション別ベストプレイヤー
投手
宮城誇南(浦和学院/ベスト4)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
秋季大会終了時点では、絶対的なエースと言えなかったが、センバツでは、文句なしの絶対的なエースに成長。WHIP0.47と制球力が光った。
投手成績:防御率1.16
試合3 23回1/3 投球数305
失点3 自責点3
被安打8 奪三振27 四死球5
山田陽翔(近江/準優勝)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
4完投勝利。5試合で594球の力投し近江 準優勝の立役者!力勝負に行くだけではなく、投球術にも長け、聖光学院戦では9回87球完投勝利など打たせて取るピッチングも光った。
投手成績:防御率2.05
試合5 44回0/3 投球数594
失点11 自責点10
被安打30 奪三振33 四死球14
捕手
高山維月(浦和学院/ベスト4)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
初戦の大分舞鶴戦で大会1号のツーランを放ち、その後も全4試合で安打を放つ。捕手としても宮城投手を中心にリードをし、チーム防御率1.93。盗塁も4回刺す強肩をみせた。
通算:打率.357(4試合)
打数16 安打5 本1 三振2 四死球2
得点2 打点3 走0 犠打0 犠飛0 失策0
盗塁刺4 盗塁許1 盗塁阻止率0.800
松尾汐恩(大阪桐蔭/優勝)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
鳴門戦では無安打に終わるも、徐々に調子を上げ2本塁打。捕手としても川原投手、前田投手らをリードをしてチーム防御率0.75。4試合で48奪三振を奪う配球面でも貢献した。
通算:打率.353(4試合)
打数17 安打6 本2 三振1 四死球3
得点6 打点4 走0 犠打1 犠飛0 失策2
盗塁刺1 盗塁許0 盗塁阻止率1.000
※失策2は遊撃手で記録
一塁手
鍋倉和弘(浦和学院/ベスト4)
打率こそ上がらなかったが、全4試合で安打、打点を記録。初戦の大分舞鶴戦や近江戦での先制打、九州国際大付戦の同点で迎えた8回裏に勝ち越しスリーランを放つなど4番打者としての勝負強さが光った。
通算:打率.278(4試合)
打数18 安打5 本1 三振3 四死球0
得点2 打点7 走0 犠打0 犠飛0 失策0
丸山一喜(大阪桐蔭/優勝校)
初戦の鳴門戦から市和歌山戦、国学院久我山戦の3試合で8連続安打とセンバツ歴代最多連続安打1位タイを記録する。本塁打こそ出なかったが、全4試合で安打を放ち、打率.600を記録。
通算:打率.600(4試合)
打数20 安打12 本1 三振3 四死球0
得点7 打点11 走0 犠打0 犠飛0 失策0
二塁手
星子天真(大阪桐蔭/優勝校)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
市和歌山戦で本塁打を放つ。鳴門戦ではスクイズを決めるなど、試合を通じて、犠打、犠飛など黒子としての存在感を示した。
通算:打率.375(4試合)
打数16 安打6 本1 三振0 四死球0
得点2 打点6 走0 犠打3 犠飛1 失策1
津田基(近江/準優勝)
決勝戦で2失策が記録されたが、攻守にわたって貢献が大きかった。
通算:打率.364(5試合)
打数22 安打8 本0 三振4 四死球3
得点6 打点2 走1 犠打0 犠飛0 失策3
三塁手
伊藤櫂人(大阪桐蔭/優勝)
市和歌山戦では、センバツ史上初の1イニング2本塁打を放つ活躍。1回戦の鳴門戦では、ノーヒットだったがリードオフマンとしてチームに勢いづけた。
通算:打率.316(4試合)
打数19 安打6 本2 三振3 四死球3
得点7 打点5 走0 犠打0 犠飛0 失策0
中瀬樹(近江/準優勝)
大阪桐蔭戦では4打数4三振となったが、浦和学院戦、金光大阪戦でスクイズを決め、守備でも浦和学院戦、4回のファインプレー。試合の勝負所に中瀬選手の活躍が光った。
通算:打率.353(5試合)
打数17 安打6 本0 三振6 四死球3
得点2 打点4 走0 犠打3 犠飛1 失策3
遊撃手
金田優太(浦和学院/ベスト4)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
打率は出場校トップ.647。好投手の山田投手から3安打放つなど、全4試合で複数安打を放つ。投手としても3試合1/3回投げるなど投打で大活躍した。
通算:打率.647(4試合)
打数18 安打11 本1 三振1 四死球0
得点5 打点4 走0 犠打0 犠飛1 失策1
鈴木塁(大阪桐蔭/優勝)
好守だけではなく、打率も.400を記録。大阪桐蔭打線の切れ目のない打線に貢献した。
通算:打率.400(4試合)
打数15 安打6 本0 三振2 四死球2
得点4 打点2 走0 犠打0 犠飛0 失策0
外野手
木津寿哉(國學院久我山/ベスト4)
全4試合で安打を放ち、大阪桐蔭戦でも3安打2打点。セフティバントや盗塁をはじめ状況に応じた攻撃が光った。
通算:打率.467(4試合)
打数15 安打7 本0 三振1 四死球1
得点3 打点3 走1 犠打1 犠飛0 失策0
斎藤誠賢(國學院久我山/ベスト4)
全4試合で安打を放ち、大阪桐蔭戦でも2安打1打点。星稜戦では反撃の口火を切る1打点。守備での貢献も光った。
通算:打率.333(4試合)
打数18 安打6 本0 三振1 四死球1
得点4 打点3 走0 犠打1 犠飛0 失策0
海老根優大(大阪桐蔭/優勝)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
全4試合で安打を放ち、2本塁打。走っては3盗塁と打撃だけではなく、走力でも存在感が光った。
通算:打率.421(4試合)
打数19 安打8 本2 三振4 四死球2
得点6 打点6 走3 犠打0 犠飛0 失策1
谷口勇人(大阪桐蔭/優勝)
出塁率はトップの0.714。全4試合で安打を放ち、初戦の鳴門、決勝の近江戦で先制打を放つなど勝負強さもあった。
通算:打率.600(4試合)
打数15 安打9 本2 三振1 四死球6
得点11 打点7 走1 犠打0 犠飛0 失策1
内海優太(広陵/2回戦敗退)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
内角打ちに技術の高さを感じた。もう少し見たかった選手の一人。
通算:打率.500(2試合)
打数8 安打4 本0 三振2 四死球1
得点2 打点2 走1 犠打0 犠飛0 失策0
黒田義信(九州国際大付/ベスト8)
★☆U18W杯 1次発表メンバー☆★
広陵戦では4安打4打点を含めて全3試合で安打を放つ。リードオフマンとしてチームに勢いづけた。
通算:打率.538(3試合)
打数13 安打7 本0 三振0 四死球1
得点1 打点5 走1 犠打0 犠飛0 失策0
対戦結果
酔っ払いの「つぶやき」
皆さんはどの選手が印象に残りましたか?
今回、投球回数が13回と少なかったため、ベストメンバーには選びませんでしたが、新2年生では前田選手が凄かったですね!
甲子園での自責点0を今後どこまで伸ばせるか楽しみです♪