高校野球

【特集】第30回 WBSC U-18野球ワールドカップ ~2022年~

昨年延期になり、1年遅れで開催された「第30回 WBSC U-18野球ワールドカップ」!苦しい戦いとなりましたが、最終結果は3位(前回大会は5位)となりました。各試合や、各選手の今大会での成績などをご紹介します。赤文字をクリックすると該当ページに移動します。

※今大会から、U18代表の国際試合も7イニング制となった試合となりました。

長くなりますので、目次をクリックして興味のある項目をご覧ください。

第30回 WBSC U-18野球ワールドカップ

開催日程:2022年9月10日~9月19日
開催地 :アメリカ(フロリダ)

最終結果

国名スーパーRオープニングR
1米国2位:4勝1敗A1位:5勝0敗
2台湾1位:4勝1敗B1位:5勝0敗
日本4位:2勝3敗B2位:4勝1敗
韓国3位:4勝1敗A2位:4勝1敗
5オランダ5位:1勝4敗A3位:3勝2敗
6メキシコ4位:1勝4敗B3位:3勝2敗

表彰

ベストナイン

川原 嗣貴(大阪桐蔭)リリーフ投手
松尾 汐恩(大阪桐蔭)捕手

大阪桐蔭バッテリーが選出されました。

最優秀投手

川原 嗣貴(大阪桐蔭)

コーチングスタッフ

監督

馬淵 史郎(明徳義塾)
1990年に明徳義塾の監督に就任。甲子園歴代監督勝利数4位。2002年に夏の甲子園で優勝。

今大会にむけてのコメント
「投手を中心とした堅い守りで失点を最小限にし、機動力と小技で少ないチャンスを得点に結びつける野球を目指す」

【甲子園成績】
通算   :35回 54勝34敗
センバツ :16回 19勝16敗
夏の甲子園:19回 35勝18敗(優勝1回)

【教え子】
伊藤光(DeNA)、岸潤一郎(西武)、古賀優大(ヤクルト)など

ヘッドコーチ

岩井 隆(花咲徳栄監督)
2001年に花咲徳栄の監督に就任。2017年には埼玉県の高校初の夏の甲子園で優勝。2015年から7年連続で教え子がドラフト指名されている。

【甲子園成績】
通算   :13回 16勝10敗
センバツ : 5回  3勝 4敗(中止1回)
夏の甲子園: 8回 13勝 6敗(優勝1回)

【教え子】
若月健矢(オリックス)、野村佑希(日本ハム)、清水達也(中日)など

コーチ

小坂将商(智辯学園監督)
2006年から智辯学園の監督に就任。2016年にセンバツ優勝。2021年に夏の甲子園で準優勝。選手時代も智辯学園の主将を務め、センバツベスト8、夏の甲子園ベスト4。

【甲子園成績】
通算   :14回 22勝12敗
センバツ : 7回 11勝 5敗(優勝1回/中止1回)
夏の甲子園: 7回 11勝 7敗

【教え子】
岡本和真(巨人)、廣岡大志(巨人)、松本竜也(広島)など

比嘉公也(沖縄尚学監督)
2006年から沖縄尚学の監督に就任し、2008年には監督としてもセンバツ優勝。選手時代もセンバツ優勝、夏の甲子園出場(2回戦敗退)など、沖縄尚学のエースとして大活躍。

【甲子園成績】
通算   :7回 11勝6敗
センバツ :3回  7勝2敗(優勝1回)
夏の甲子園:4回  4勝4敗

【教え子】
東浜巨(ソフトバンク)、砂川リチャード(ソフトバンク)、嶺井博希(DeNA)など

※監督の甲子園成績は、2021年時点

最終選考メンバー(20名)

選出された代表選手の「夏の甲子園での成績等の詳細情報」はこちらをご覧ください

投手(7名)

◆右腕(4名)

1:山田 陽翔(近江/第1次選考

チーム成績/セ:準優勝 夏:ベスト4

進路:西武(ドラフト5位)

大会成績

出場試合
パナマ戦、韓国戦、アメリカ戦

通算成績
防御率12.86 3試合 4回2/3 
被安打7 奪三振4 与四死球5
失点8 自責点6

11:宮原 明弥(海星)

チーム成績/セ:出場なし 夏:3回戦敗退

進路:専修大学

大会成績

出場試合
メキシコ戦、台湾戦、韓国戦

通算成績
防御率5.06 3試合 5回1/3
被安打10 奪三振9 与四死球1
失点7 自責点3

16:生盛 亜勇太(興南)

チーム成績/セ:出場なし 夏:初戦敗退

進路:日本体育大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、豪州戦、韓国戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
防御率1.64 4試合 11回 
被安打8 奪三振13 与四死球3
失点2 自責点2

18:川原 嗣貴(大阪桐蔭/第1次選考

チーム成績/セ:優勝 夏:ベスト8

進路:Honda鈴鹿

プロ野球志望届提出 → 指名漏れ

大会成績

出場試合
イタリア戦、豪州戦、オランダ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
防御率0.00 4試合 13回 
被安打7 奪三振16 与四死球0
失点0 自責点0

◆左腕(3名)

13:香西 一希(九国大付/第1次選考

チーム成績/セ:ベスト8 夏:3回戦敗退

進路:早稲田大学

大会成績

出場試合
メキシコ戦、台湾戦

通算成績
防御率4.76 2試合 5回2/3
被安打2 奪三振3 与四死球8
失点3 自責点3

15:吉村 優聖歩(明徳義塾)←追加招集

チーム成績/セ:出場なし 夏:1回戦敗退

進路:巨人(ドラフト 育成3位)

大会成績

出場試合
豪州戦、台湾戦、韓国戦、アメリカ戦

通算成績
防御率3.70 4試合 7回1/3 
被安打5 奪三振5 与四死球1
失点4 自責点3

17:森本 哲星(市立船橋)

チーム成績/セ:出場なし 夏:2回戦敗退

進路:巨人(ドラフト 育成9位)

大会成績

出場試合
パナマ戦、アメリカ戦

通算成績
防御率6.00 2試合 6回0/3 
被安打8 奪三振3 与四死球3
失点4 自責点4

【辞退者】
14:古川 翼(仙台育英)
チーム成績/セ:出場なし 夏:優勝

野手(13名)

捕手(3名)

2:右:野田 海人(九国大付/第1次選考

チーム成績/セ:ベスト8 夏:3回戦敗退

進路:西武(ドラフト3位)

大会成績

出場試合
イタリア戦(投手)、パナマ戦(投手)、豪州戦、台湾戦(投手)、アメリカ戦(投手)

通算成績
【野手】
打席なし
【投手】
防御率0.00 4試合 4回1/3 
被安打3 奪三振2 与四死球0
失点0 自責点0

10:右:松尾汐恩(大阪桐蔭/第1次選考

チーム成績/セ :優勝 夏:ベスト8

進路:DeNA(ドラフト1位)

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.321
打数28 安打9 打点6
三振2 四死球1 犠打0
盗塁1 本塁打0 失策0

12:右:渡部 海(智弁和歌山)

チーム成績/セ:出場なし 夏:初戦敗退

進路:青山学院大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.250
打数20 安打5 打点3
三振4 四死球6 犠打1
盗塁0 本塁打0 失策4

内野手(6名)

3:左:内海 優太(広陵/第1次選考

チーム成績/セ:2回戦敗退 夏:出場なし
※第1次選考は外野手

進路:明治大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.368
打数19 安打7 打点5
三振0 四死球9 犠打0
盗塁0 本塁打0 失策0

4:左:藤森 康淳(天理/第1次選考

チーム成績/セ:初戦敗退 夏:2回戦敗退

進路:法政大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、台湾戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.267
打数15 安打4 打点0
三振4 四死球1 犠打2
盗塁0 本塁打0 失策2

5:右:伊藤 櫂人(大阪桐蔭)

チーム成績/セ:優勝 夏:ベスト8

進路:中央大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.320
打数25 安打8 打点5
三振3 四死球0 犠打2
盗塁1 本塁打0 失策0

6:右:赤堀 颯(聖光学院)

チーム成績/セ:2回戦敗退 夏:ベスト4

進路:國學院大學

大会成績

出場試合
イタリア戦、パナマ戦、豪州戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.250
打数8 安打2 打点1
三振1 四死球1 犠打1
盗塁0 本塁打0 失策0

7:左:光弘 帆高(履正社)

チーム成績/セ:出場なし 夏:出場なし

進路:明治大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.040
打数25 安打1 打点1
三振3 四死球1 犠打1
盗塁0 本塁打0 失策0

22.左:鈴木 斗偉(山梨学院)←追加招集

チーム成績/セ:1回戦敗退 夏:1回戦敗退

進路:日本体育大学

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦

通算成績
打率.000
打数4 安打0 打点0
三振1 四死球0 犠打0
盗塁0 本塁打0 失策0

【辞退者】
9:右:仲井 慎(下関国際)
チーム成績/セ:出場なし 夏:準優勝

ブラジル代表

興梠 フェリペケンゾウ選手(立正大淞南)

外野手(4名)

8:両:浅野翔吾(高松商)

チーム成績/セ:出場なし 夏:ベスト8

進路:巨人(ドラフト1位)

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.333
打数24 安打8 打点4
三振4 四死球5 犠打1
盗塁0 本塁打1 失策1

23:左:安田淳平(聖光学院)

チーム成績/セ:2回戦敗退 夏:ベスト4

進路:中央学院

大会成績

出場試合
イタリア戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、韓国戦

通算成績
打率.111
打数9 安打1 打点0
三振4 四死球1 犠打0
盗塁0 本塁打0 失策0

21:右:海老根優大(大阪桐蔭/第1次選考

チーム成績/セ:優勝 夏:ベスト8

進路:SUBARU

プロ野球志望届提出 → 指名漏れ

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、台湾戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.273
打数17 安打4 打点3
三振5 四死球4 犠打2
盗塁0 本塁打0 失策0

24:左:黒田義信(九国大付/第1次選考

チーム成績/セ:ベスト8 夏:3回戦敗退

進路:東日本国際大

プロ野球志望届提出 → 指名漏れ

大会成績

出場試合
イタリア戦、メキシコ戦、パナマ戦、豪州戦、韓国戦、オランダ戦、アメリカ戦、韓国戦(3位決定戦)

通算成績
打率.273
打数22 安打6 打点3
三振5 四死球3 犠打3
盗塁0 本塁打0 失策0

第1次選考メンバー(28名)

センバツ出場校以外の選手を含めて春・夏の大会成績から最終選考され、夏の甲子園開催期間中に20名の出場選手が決定します。

投手の第一次選出メンバーはこちら

野手の第一次選出メンバーはこちら

試合日程・結果

3位決定戦

韓国にリベンジを果たしメダルを獲得

韓国に勝利

日本 | 150 | 000 | 0 | 6
韓国 | 000 | 200 | 0 | 2

1回の攻防が、勝敗を分けました。

試合の詳細はこちらをご覧ください

スーパーラウンド

2勝3敗でスーパーラウンド4位。3位決定戦へ!

第1戦:韓国に敗れる!

日本 | 000 | 000 | 0 | 0
韓国 | 421 | 001 | 0 | 8

投打で韓国が上手だった。対戦した事のない150キロ超え!リベンジに期待!

試合の詳細はこちらをご覧ください

第2戦:オランダに勝利

オランダ| 000 | 00 | 0
 日本 | 001 | 00 | 1

川原投手が好投!通算成績でもイニングを上回る10回投げて13奪三振。

試合の詳細はこちらをご覧ください

第3戦:アメリカ戦に敗れる

日本 | 102 | 000 | 0 | 3
米国 | 020 | 000 | 2 | 4

雨天のために2日間にわたって熱戦となりましたが、残念ながら逆転サヨナラ負け。3位決定戦は韓国との対戦に決まりました。

試合の詳細はこちらをご覧ください

オープニングラウンド

4勝1敗でB組2位でスーパーラウンド進出!

第1戦:イタリアに勝利

 日本  | 150 | 000 | 0 |
イタリア | 000 | 000 | 0 |

大事な初戦。課題は残したものの、序盤は、馬淵代表監督が掲げる「投手を中心とした堅い守りと、機動力を使って好機を確実に得点に結びつける攻撃が日本の目指す野球」が実践されました。

イタリア戦の詳細はこちらをご覧ください

第2戦:メキシコに勝利

 日本  | 300 | 010 | 0 | 4
メキシコ | 000 | 010 | 0 | 1

浅野選手に待望の本塁打!

試合の詳細はこちらをご覧ください。

第3戦:パナマに勝利

パナマ | 000 | 020 | 2 | 4
日本  | 004 | 000 | 1 | 5

抑えの山田投手が波に乗れず最終回に同点に追いつかれるも、サヨナラ勝ち!

試合の詳細はこちらをご覧ください。

第4戦:オーストラリアに勝利

豪州 | 000 | 00 | 0
日本 | 370 | 0x | 10

投手陣は3投手が無四死球 完封!「投手を中心とした堅い守り」を実践。打線も木製バットに慣れてきた!?

試合の詳細はこちらをご覧ください。

第5戦チャイニーズタイペイに敗れる

台湾 | 044 | 010 | 0 | 9
日本 | 000 | 011 | 0 | 2

香西投手が審判との相性が悪かった!序盤に流れを渡し、反撃が遅かった!

試合の詳細はこちらをご覧ください。

侍ジャパンU-18壮行試合

高校日本代表 対 大学日本代表
2022年8月31日(水)
U18代表 1‐4 大学日本代表

詳細はこちらをご覧ください。

過去の国際大会(U18代表)について

こちらをご覧ください

2021年 第29回 WBSC U-18野球ワールドカップ
     2022年に延期

2020年 第12回 BFA U18アジア選手権
     中止

2019年 第29回 WBSC U-18野球ワールドカップ
     結果:5位
     出場選手:宮城投手(オリックス)
          佐々木投手(ロッテ)
          奥川投手(ヤクルト)
          山瀬捕手(巨人)など
    → 大会の詳細はこちら

2018年 第12回 BFA U18アジア選手権
     結果:3位
     出場選手:柿木投手(日本ハム)
          吉田投手(日本ハム)
          根尾選手(中日)
          小園選手(広島)など
    → 大会の詳細はこちら

2017年 第28回 WBSC U-18野球ワールドカップ
     結果:3位
     出場選手:清水投手(中日)
          田浦投手(ソフトバンク)
          清宮選手(日本ハム)
          安田選手(ロッテ)など
    → 大会の詳細はこちら

2016年 第11回 BFA U18アジア選手権
     結果:1位
     出場選手:藤嶋投手(中日)
          堀投手(ロッテ)
          早川投手(楽天)
          今井投手(西武)など
    → 大会の詳細はこちら

2022年 U15の戦歴

投球制限、コロナなど波乱があったU15日本代表!全世界に実力をみせました!結果は2018年と同様の4位!

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なきぼくろ
【掲載紙】
モーニング(講談社)
【連載時期】
2014年~
【単行本】
既刊33巻

完読!ありがとうございます!

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