優勝できるメンバーが集結！代表選手紹介【第30回 U-18野球ワールドカップ】

9月10日から戦いが始まる「侍ジャパンU18代表選手」の甲子園での成績等を含めて紹介をしていきます。馬淵代表監督が好みそうな走攻守にスキのない選手が集結しましたね！世界一を目指して頑張ってください。

下記項目の各【代表選手詳細について】は、
背番号：選手名（高校）となっています。
また、ポジション及び打順は、2021年秋季以降の地区大会、甲子園で経験した内容です。

チームの特徴

【2022年甲子園経験者】
春夏　11名/20名
春　　12名/20名
夏　　18名/20名

※　第1次選考メンバー　9名/20名

【甲子園でのリリーフ経験者】
古川 翼　投手（左投）3試合
森本 哲星投手（左投）2試合
仲井 慎　選手（右投）5試合

【夏の大会でメインの打順（野手登録選手）】
1番：5名
　藤森 康淳選手（左打/二塁手）
　伊藤 櫂人選手（右打/三塁手)
　赤堀 颯　選手（右打/遊撃手)
　光弘 帆高選手（左打/遊撃手)
　浅野 翔吾選手（右打/中堅手）
3番：6名
　松尾 汐恩捕手（右打/捕手）
　渡部 海　捕手（右打/捕手）
　内海 優太選手（左打/一塁手）
　仲井 慎　選手（左打/遊撃手）
　安田 淳平選手（右打/中堅手）
　黒田 義信選手（左打/中堅手）
4番：1名
　野田 海人捕手（右打/捕手）
5番：1名
　海老根優大選手（右打/中堅手）

【所属チームの夏の成績】
◆優勝校
　仙台育英：1名
　　古川 翼投手
◆準優勝校
　下関国際：1名
　　仲井 慎選手
◆ベスト4
　聖光学院：2名
　　赤堀 颯選手、安田 淳平選手
　近江　　：1名
　　山田 陽翔選手
◆ベスト8
　大阪桐蔭：4名
　　川原 嗣貴投手、松尾 汐恩捕手、伊藤 櫂人選手、海老根 優大選手
　高松商　：1名
　　浅野 翔吾選手
◆3回戦敗退
　海星　　：1名
　　宮原 明弥投手
　九国大付：3名
　　香西 一希投手、野田 海人捕手、黒田 義信選手
◆2回戦敗退
　市立船橋：1名
　　森本 哲星投手
　天理　　：1名
　　藤森 康淳選手
◆2回戦（初戦）敗退
　智辯和歌山：1名
　　渡部 海捕手
◆1回戦敗退
　興南　　：1名
　　生盛 亜勇太投手
◆出場なし
　広陵　　：1名
　　内海 優太選手
　履正社　：1名
　　光弘 帆高選手　

投手　【代表選手詳細】

2019年代表メンバー9名より2名少ない7名が選出されました。野手登録の仲井選手（下関国際）もリリーフ登板が予測され実質8名。

U18の国際大会も今大会から7イニング制ですので、人数を減らした事による投手負担はなさそうですね。

右腕

1：山田 陽翔選手（近江）

• 代表チームの主将。
• 第1次選考メンバー
• 22年チーム成績：選抜：準優勝　夏：ベスト4
• 近江でも主将
• ポジション：投手、右翼手
• 打順：4番

甲子園での通算奪三振は歴代3位。夏の甲子園（2022年）でも51奪三振を記録し、奪三振率：12.08（51個×9／38回）と奪三振率を誇る。スタミナもありセンバツ（2022年）では594球（5試合44回）、夏の甲子園（2022年）では644球（5試合38回）を投げ両大会登板投手の中で、最多投球数。

打者としても、今夏の甲子園では、打率.400（8安打/20打数）。海星戦で満塁本塁打を放つ。2年時の夏の甲子園（2021年）でも本塁打を放っており、甲子園で2本塁打。

投手起用は、先発、リリーフどちらにも期待！
投手だけではなく、指名打者、代打としての期待あり。

夢託

馬淵代表監督は「山田にはピッチャーだけやってもらう。本人にも、打撃練習はやらなくていいと伝えました」、「抑え的な仕事をしてもらいたい」と抑え投手に期待している模様。

11：宮原 明弥投手（海星）

• 22年チーム成績：選抜出場なし　夏：3回戦敗退
• ポジション：投手
• 打順：8、9番

夏の甲子園（2022年）では、17回を投げ自責点1（防御率0.53）と安定感があり、奪三振率：9.94（18個×9／17回）と三振を奪える投手。

起用は先発か？

16：生盛 亜勇太投手（興南）

• 22チーム成績：選抜出場なし　夏：初戦敗退
• ポジション：投手
• 打順：9番

ケガの影響があり秋、春の登板はほとんどなかったが、夏季沖縄大会では29回1/3投げて奪三振32、失点2と復活する。夏の甲子園（2022年）でも市立船橋戦で、8回奪三振7と奪三振力がある

起用は、リリーフか？

18：川原 嗣貴投手（大阪桐蔭）

• 第1次選考メンバー
• 22年チーム成績：選抜：優勝　夏ベスト8
• ポジション：投手
• 打順：9番

センバツ（2022年）では3試合18回投げて防御率1.50、夏の甲子園（2022年）でも2試合17回投げて防御率1.59と安定感が抜群。

起用は先発か？

左腕

13：香西 一希投手（九州国際大付）

• 第1次選考メンバー
• 22年チーム成績：選抜ベスト8　夏3回戦敗退
• ポジション：投手、左翼手
• 打順：8番

スピードボールはないが、制球が良く130km前後のストレートを緩急を使って打者を翻弄させる。この緩急の使い手を活かせるのは、チームでバッテリーを組んでいる野田捕手との組み合わせか！？

起用は先発か？

辞退14：古川 翼投手（仙台育英）

• 22年チーム成績：選抜出場なし　夏：優勝
• ポジション：投手、左翼手
• 打順：8番

夏の甲子園では不完全燃焼だったが、8回 2/3投げて四死球は0。制球力があり大崩はしない。夏季宮城県大会決勝では、5回を2安打無失点、10三振を奪う力をみせた。

起用はリリーフか？

夢託

8/29　体調不良で代表合宿への合流が遅れるとのこと。ちょっと心配ですね！

8/31に代表チームに合流しましたが、9/3疲労の回復がおもわしくないため、メンバーを外れました。

17：森本 哲星投手（市立船橋）

• 22年チーム成績：選抜出場なし　夏：2回戦敗退
• ポジション：投手
• 打順：8番

夏の甲子園初戦の「興南」戦では、3回1死から完璧なリリーフで、6回2/3を無失点に抑え勝利に導いた。また、甲子園での打席数は少ないが打撃センスもある。

起用はリリーフか？

15：吉村 優聖歩投手（明徳義塾）→　追加招集

• 22年チーム成績：選抜出場なし　夏：1回戦敗退
• ポジション：投手
• 打順：６番

昨夏の甲子園でも活躍している変則左腕。トルネード投法の左サイドスローで、初見で打つのはかなり難しい。

野手　【代表選手詳細】

捕手

2019年代表メンバー２名より１名多い3名が選出されました。

捕手3名の場合、打力があり、実戦で一塁も守っている土屋 奏人選手（鶴巻東）と予測していました。

また、ベスト4まで勝ち進んだ山浅 龍之介選手（聖光学院）ではなく、野田 海人選手（九州国際大付）が選出されたのは予想外。

本ブログでセンバツ前に、野田 海人選手をこの世代No1の捕手能力と評価していますが、今年に入って打撃が不調でしたので・・・。結果は、背番号2番と捕手能力を高くかっているんでしょうね！

どの捕手も捕手能力が高く、投手との相性でスタメン起用になるか？

2：野田 海人捕手（九州国際大付）

• 第1次選考メンバー
• 22年チーム成績：選抜ベスト8　夏3回戦敗退
• 九州国際大付では主将
• ポジション：捕手、投手
• 打順：4、5、6番

甲子園では、打撃で結果を残すことが出来なかったが、捕手としての能力は世代No1と夢託ブログでは見ている。

投手は春季準々決勝で1試合5回に登板。奪三振5失点0

守備重視の際の捕手。

10：松尾 汐恩捕手（大阪桐蔭）

• 第1次選考メンバー
• 22年チーム成績：選抜：優勝　夏ベスト8
• ポジション：捕手、遊撃手、三塁手
• 打順：3番

甲子園通算6本塁打と強打の捕手。センバツ4大会に出場し試合経験も豊富。所属チームでは、元々遊撃手であったこともあり、点差が付いた時には、遊撃手や三塁手を守るなど、複数のポジションをこなせるセンスがある。

打を重視した際の捕手。捕手起用がない際は、指名打者での起用となるか？

12：渡部 海捕手（智弁和歌山）

• 22年チーム成績：選抜ベスト8　夏3回戦敗退
• ポジション：捕手
• 打順：3番

21年夏の甲子園での優勝候補手。攻守にバランスが取れている捕手。

投手との相性によってはスタメン捕手の可能性あり。

内野手

2019年代表メンバー7名より少ない6名が選出。歴代では遊撃手に偏る傾向にありますが、コンバートせずに慣れた守備位置を守れる選出ですね！

予想外だったのは、光弘 帆高選手（履正社）。守備は全国トップクラスですが、全国の強豪校との対戦なし。甲子園で結果を出していた戸井 零士選手（天理）や金田 優太選手（浦和学院）が落選となるとは予想外でした。

戸井選手、金田選手のどちらかは、選出されると予測していましたが、投打で期待できる仲井 慎選手（下関国際）を選出する場合、他のポジションとのバランスみれば、守備力と左打が重要視されたのも納得。

3：内海 優太選手（広陵）

• 第1次選考メンバー
• 22年チーム成績：2回戦敗退　夏出場なし
• ポジション：一塁手、右翼手、投手
• 打順：3、4番

打者としては、インサイドのさばきが上手い。夏は、広島県大会で敗退となったが秋季中国大会では本塁打2本放つなどパワーもある。

チームでは、投手として活躍したが、今大会では一塁手、右翼手での出場が濃厚。

4：藤森 康淳選手（天理）

• 第1次選考メンバー
• 所属チーム成績：初戦敗退　夏2回戦敗退
• ポジション：二塁手
• 打順：1番

守備範囲が広く、スローイングが良い鉄壁の二塁手。天理では俊足巧打の1番バッター。

5：伊藤 櫂人選手（大阪桐蔭）

• 所属チーム成績：選抜：優勝　夏ベスト8
• ポジション：三塁手、一塁手
• 打順：1番

夏の甲子園では打率5割超え。センバツ、夏の甲子園で本塁打を放つなど、長打も期待できるリードオフマン。

6：赤堀 颯選手（聖光学院）

• 22年チーム成績：選抜2回戦敗退　夏ベスト4
• 聖光学院では主将
• ポジション：遊撃手
• 打順：1番

俊足巧打のリードオフマン。制球眼が良く、夏の甲子園では初打席全て出塁。チームのベスト4に貢献した。守備も軽快で投手への声掛けのタイミングなど状況判断も良い。

7：光弘　帆高選手（履正社）

所属チーム成績：選抜出場なし　夏出場なし
ポジション：遊撃手
打順：1番

守備範囲が広く、遊撃手としての守備力では世代No1と夢託ブログでは見ている。履正社ではリードオフマンとして活躍。

辞退 9：仲井　慎選手（下関国際）

22年チーム成績：選抜出場なし　夏：準優勝
ポジション：遊撃手、投手
打順：1、3番

チームでは遊撃手兼、投手として活躍。

投手としては、夏の甲子園では、全てリリーフ登板。5試合目の仙台育英戦で3回1/3を5失点と、防御率を悪くしてしまったが、それまでの試合高リリーフ。奪三振率11.14と三振を奪える投手。

野手としても活躍をしていたが、今大会での起用はリリーフか？

夢託

8/29　体調不良で代表合宿への合流が遅れるとのこと。ちょっと心配ですね！

8/31　辞退となりました。

22：鈴木 斗偉選手（山梨学院）→　追加招集

• 第1次選考メンバー
• 所属チーム成績：選抜：初戦敗退　夏：初戦敗退　
• ポジション：二塁手
• 打順：1、3番

春・夏の甲子園ではあたりが出なかったが関東大会や山梨県大会では4割を超え、盗塁を決めるなど俊足巧打の選手。

外野手

2019年代表メンバー2名より多い4名が選出。

内野手登録された内海選手を含めて外野手は3～4名と予測していましたので予想より多い人数。選手された4名は、走攻守に期待でき誰がスタメンでも歴代最強の布陣。

8：浅野 翔吾選手（高松商）

• 22年チーム成績：選抜出場なし　夏：ベスト８
• 高松商では主将
• ポジション：中堅手
• 打順：1、3番

22年夏の甲子園では、打率.700、出塁率8.00、長打率1.800。別格の存在感を放った。内野安打や盗塁を決める足もある。

外野手の中で唯一スタメンだと言える存在。

木製バットをどこまで適応できているか楽しみ！

夢託

馬淵代表監督は「調子のいい選手が１番から順番にいく。浅野くんには出塁して、後ろにつなぐ活躍をしてほしい」との事。

21：海老根 優大選手（大阪桐蔭）

• 第1次選考メンバー
• 所属チーム成績：選抜：優勝　夏ベスト8
• ポジション：中堅手
• 打順：４、５番

甲子園の2大会で3本塁打、5盗塁を決めるなど、走攻守揃った選手。強肩で守備も安定している。

23：安田 淳平選手（聖光学院）

• 22年チーム成績：選抜2回戦敗退　夏ベスト4
• ポジション：中堅手
• 打順：3、４，５番

走攻守揃った選手で、夏の甲子園では攻撃では本塁打を放ち、盗塁も2つ決め、守備でも好守を連発。

24：黒田 義信選手（九州国際大付）

• 第1次選考メンバー
• 所属チーム成績：選抜ベスト8　夏3回戦敗退
• ポジション：中堅手
• 打順：1、3番

夏の甲子園では打撃で結果を出すことが出来なかったが、「明徳義塾」戦ではセフティスクイズで逆転のきっかけを作った。明治人神宮大会で本塁打を放つなどパワーもあり、走攻守揃った選手。

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