高校野球

【2025年選抜高校野球】C評価があったダースホース校

昨春の選抜も2紙からC評価だった「中央学院」がベスト4まで勝ち上がった。

春の選抜は、夏の選手権と比較して準備期間も長く、一冬で成長している選手も多い。今回はC評価があったダースホース4校をご紹介。

選抜出場校紹介
2025年選抜出場校の各スポーツ新聞の評価は!2025年選抜出場校が決定しました。早速スポーツ紙各紙が評価をしています。秋王者(明治神宮大会優勝校)の横浜は4紙がすべてA評価しています。果たしてどこが優勝するか楽しみですね。なお、昨年の選抜ではスポニチのみがA評価の「健大高崎」が優勝をしています。...

上位進出の可能性を秘める4校

山梨学院(関東8強)

評価

日刊スポーツがC評価でした。

秋季の成績

山梨学院の秋季公式戦成績

7試合 6勝 1敗(山梨1位/関東8強)

関東大会 準々決勝
●2-5 千葉黎明

守備(1試合平均の成績)

防御率1.50(13位) 失点2.0点(14位) 失策0.9個(20位)

攻撃(1試合平均の成績)

打率308(20位) 得点5.7点(20位) 盗塁2.0個(11位)

短評

投手陣

選考理由にあるように投手陣は層が厚い。

身長190cm超の1年生右腕 菰田陽生投手がエースナンバーを付け、同じく1年生で関東大会2試合に先発した藤田蒼海投手と1年生右腕が台頭している。昨春のセンバツ8強を牽引した津島悠翔投手加藤優空投手ら左腕も力があり、タイプの異なる力のある投手が揃っている。

野手陣

昨夏甲子園で活躍した最速151キロ右腕の福田拓翔投手(東海大相模)を関東大会で攻略。

一塁手でキャプテンの梅村団選手、捕手の横山悠選手、二遊間の萬場翔太選手平野天斗選手と前チームから主力で昨春のセンバツでは8強まで勝ち上がったメンバーが残り経験値は高い。打ちだけではなく、今年のチームも機動力や小技もある。

選出漏れと予想していたが!

当ブログも選抜選考から漏れると予想していた。

県大会はスキなしだったが、関東大会2試合(19イニング)では、与四死14、失策も6個と守備がボロボロだった。

日本航空石川(北信越2位)

評価

日刊スポーツがC評価でした。

秋季の成績

日本航空石川の秋季公式戦成績

9試合 7勝 2敗(石川3位/北信越2位)

北信越大会 決勝
●5-6 敦賀気比
石川県大会 準決勝
●7-8 金沢

守備(1試合平均の成績)

防御率2.03(23位) 失点2.7点(29位) 失策0.8個(12位)

攻撃(1試合平均の成績)

打率.313(17位) 得点6.2点(18位) 盗塁2.9個(2位)

短評

投手陣

昨春のセンバツを経験している最速145キロのエース右腕 蜂谷逞生投手だけではなく、スライダーが持ち味の長井孝誠投手や、金沢大付戦で5回参考ながらノーヒットノーランを達成した及川蓮志投手など力のある投手が揃う。

1年生の保西雅則投手も台頭してきた。 あとは、昨春のセンバツで好投した左腕の猶明光絆投手が復調してくるとかなり強力な投手陣が形成される。

野手陣

1試合当たりの盗塁も2.9個と機動力がある。

リードオフマンの北川蓮選手や4番の木下心結選手ら上位打線が1年生。伸びしろが大きく大化けしている可能性もある。

下位打線に入った2年生だが、高岡第一戦で2つのスクイズを決めた永井秀太選手や福井工大福井戦で逆転サヨナラタイムリーを放った木村陽翔選手など勝負強さはあり切れ目がない打線を形成している。

滋賀学園(近畿8強)

評価

日刊スポーツがC評価でした。

秋季の成績

滋賀学園の秋季公式戦成績

7試合 6勝 1敗(滋賀1位/近畿8強)

近畿大会 準々決勝
●2-7 智辯和歌山

守備(1試合平均の成績)

防御率1.83(21位) 失点2.4点(22位) 失策1.4個(30位)

攻撃(1試合平均の成績)

打率.346(7位) 得点7.1点(9位) 盗塁0.1個(32位)

短評

投手陣

大阪桐蔭戦で9回完投勝利をあげたエース右腕の長﨑蓮汰投手は四球力が良く無駄な四死球で走者を出さない。身長も187cmあり、夏は130キロ後半だったが、秋には最速142キロと伸び盛りだ。昨夏甲子園でで好投している土田悠貴投手らも控えている。

野手陣

滋賀県大会では、近江戦(準決勝)の14-2での勝利や、滋賀短大附戦(決勝)の8-0で勝利しているように県では圧倒的な勝ち上がりだった。

近畿大会では好投手との対戦が多かったこともあり打率2割を切ったが、県大会を含めた秋季大会ではチーム打率は.346だった。

昨夏甲子園に出場しているが野手陣は総入れ替えとなったが、1年生の吉森爽心選手が大阪桐蔭、智辯和歌山戦の2試合で打率.667と楽しみな存在だ。

浦和実業(関東4強)

評価

スポーツニッポンがC評価でした。

秋季の成績

浦和実業の秋季公式戦成績

10試合 9勝 1敗(埼玉1位/関東4強)

完投大会 準決勝
●2-3 横浜

守備(1試合平均の成績)

防御率1.01(8位) 失点1.4(8位) 失策0.7(7位)

攻撃(1試合平均の成績)

打率.278(26位) 得点4.2(31位) 盗塁1.3(24位)

短評

投手陣

変則的なフォームのエース左腕 石戸颯汰投手は、浦和学院戦やつくば秀英戦では完封勝利。敗れた横浜戦も9回を一人で投げ抜いた。秋季の防御率は0.72と初見で攻略は非常に難しい。駒木根 琉空投手らも控え、秋季は、チーム防御率1.01、一試合当たりの失策も0.7、関東大会3試合では1のみと守備力が高い。

埼玉大会でも聖望学園(3-1)、浦和学院(4-0)、山村学園(4-2)、西武台(9-0)と守り勝ってきた。

野手陣

注目は攻守で攻守でチームを牽引する野本大智選手。捕手としての好リードだけではなく、関東大会では3試合すべてで安打を放ち(打率.455)、打点も5をあげ勝負強さがあった。

秋季大会ではチーム打率が3割を切った。一冬でどれだけ打力をあげられているか?

完読!ありがとうございます!

センバツ特集
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