昨年の選抜優勝校の山梨学院。今チームは機動力と粘り強さが武器だ。
これまでの春の選抜連覇は、1929年、28年の第一神港商(現:神港橘)、1981年、82年のPL学園、2017年、18年の大阪桐蔭の3校のみ。史上4校目の偉業達成できるか?
今回は2024年選抜での「山梨学院」の戦力分析をしていきます。
2024年 第96回選抜高等学校野球大会
試合予定
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選抜成績:ベスト8
練習試合解禁(3/2)以降の練習試合
3/2 | ●山梨学院2―8浦和学院 |
津島投手が、4回3安打無失点 |
秋季公式戦成績
チーム成績
9試合8勝1敗
通算 | 1試合平均 | |
防御率 | 2.73(30位) | – |
失点 | 25 | 2.78(23位) |
失策 | 5 | 0.56(6位) |
打率 | .299(26位) | |
得点 | 57 | 6.33(23位) |
本塁打 | 1 | 0.11(27位) |
盗塁 | 33 | 3.67(1位) |
秋季公式戦の試合結果
秋季関東大会大会 準優勝
山梨学院の秋季関東大会の成績
勝敗 | スコア | 対戦 | 投手 | |
10/29 | ● | 4-13 | 作新学院 | 津島 → 大友 → 櫻田 → 山岸 |
10/28 | ○ | 3-2 | 健大高崎 | 津島 → 櫻田 |
10/24 | ○ | 4-2 | 桐光学園 | 櫻田 |
10/22 | ○ | 2-1 | 昌平 | 櫻田 |
秋季山梨大会 優勝
山梨学院の秋季関東大会の成績
勝敗 | スコア | 対戦 | 投手 | |
10/1 | ○ | 5-2 | 帝京三 | 櫻田 → 大友 |
9/30 | ○ | 8-1 | 駿台甲府 | 櫻田 |
9/23 | ○ | 4-1 | 日川 | 櫻田 → 大友 |
9/17 | ○ | 7-3 | 甲府城西 | 大友 → 櫻田 → 津島 |
9/3 | ○ | 20-0 | 富士河口湖 | 大友 → 櫻田 → 足立 |
戦力分析
投手陣
昨年の林投手と同様に背番号10の櫻田投手が秋季に飛躍した。関東大会決勝(作新学院戦)では3回1/3を被安打13、7失点と打ち込まれてしまったが、準決勝までの3試合(22回1/3)は、防御率0.95と安定感抜群だった。初戦(昌平戦)、準々決勝(桐光学園戦)は共に延長11回までのタイブレークとなったが、一人で投げ抜き勝利を収めている。
エースナンバーを付けた大友投手や関東大会で先発を任された左腕の津島投手ら櫻田投手以外に秋季公式戦で登板したのは新2年生。秋季登板がなかった右腕の山下投手や左腕の加藤投手らを含めた2番手争いが激しい。
秋季公式戦に登板した投手
投手名 学年 | 防御率 | 投球回 試合 | 奪三振 与四死 |
大友 陸 新2年 | 2.57 | 14 5 | 7 4 |
櫻田 隆誠 新3年 | 2.11 | 55 1/3 9 | 44 12 |
山岸 翔輝 新2年 | 13.50 | 2 2/3 1 | 0 0 |
△津島 悠翔 新2年 | 4.26 | 6 1/3 3 | 2 3 |
足立 康祐 新2年 | 0.00 | 2/3 | 1 0 |
野手陣
昨年の優勝メンバーと比較すると長打力は劣るものの、1試合平均の盗塁が3.67(出場校中1位)と機動力が高い。
黒澤選手は打率.441、チームトップの12盗塁とリードオフマンとしてチームを勢いつける。
関東大会から4番を任せられたのが新2年生の梅村選手。打率.355を記録し、チームトップの打点10を記録。下位打線では針尾選手が打率.385。チーム2位の打点7をあげた。
投打ともにチーム作中での印象が強いが、それでも粘り強さがあった。守備でもい試合平均0.56(出場校中6位)と安定している。
秋季公式戦にレギュラー野手
選手名 学年 | 順 守 | 打率 | 打数 打点 | 安打 本 | 三振 四死 | 盗塁 |
黒澤 后琉 新3年 | 1 中 | .441 | 34 4 | 15 0 | 6 5 | 12 |
横山 悠 新2年 | 2 捕 | .286 | 35 5 | 10 0 | 0 3 | 3 |
中原 義虎 新3年 | 3 左 | .444 | 9 5 | 4 1 | 3 1 | 0 |
梅村 団 新2年 | 4 一 | .355 | 31 10 | 11 0 | 3 4 | 1 |
二村 仁功 新3年 | 5 右 | .250 | 4 2 | 1 0 | 3 3 | 5 |
平野 天斗 新2年 | 6 遊 | .233 | 30 7 | 7 0 | 6 3 | 2 |
萬場 翔太 新2年 | 7 ニ | .200 | 25 3 | 5 0 | 5 3 | 3 |
針尾 泰地 新3年 | 9 三 | .385 | 26 7 | 10 0 | 3 3 | 4 |
その他
スポーツ紙の評価
2024年選抜出場校中20位タイの評価
山梨学院は
1紙がC評価
A評価 | B評価 | C評価 |
– | スポーツ報知 サンケイスポーツ 日刊スポーツ 週刊ベースボール | スポーツニッポン |
甲子園成績
山梨学院の選抜出場は3年連続7度目
通算成績
通算10勝14敗
春(選抜) | 夏(選手権) | |
出場 | 6回 | 10回 |
勝敗 | 8勝4敗 | 2勝10敗 |
最高成績 | 優勝 2023年 – | 初戦突破 1995年 2016年 |
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