今年の9月9日から開催予定の第30回U18ワールドカップ出場メンバーの第1次メンバーが発表されました。今回、第1次発表メンバーの投手をご紹介します。本大会に出場できるのは20名。今後、センバツ出場校以外の高校を含めて今後、春季大会、夏季大会の成績で入れ替わりもありますので参考情報です。
U18W杯 1次発表メンバー(投手)
投手(右腕)
越井颯一郎(木更津総合)
公式戦防御率:1.49(センバツ終了時点)
MAX146km。センバツでは、山梨学院戦では延長13回166球完投とスタミナも十分であることが証明された。
センバツ(2回戦敗退)
防御率:0.90
登板2 投球回数20回
失点2 自責点2
被安10 奪三振15 与四死球4
秋季大会(千葉優勝/関東ベスト4)
防御率1.54
登板9 投球回数58回 1/3
失点10 自責点11
被安33 奪三振51 与四死球10
榎谷礼央(山梨学院)
公式戦防御率:0.97(センバツ終了時点)
MAX144km。スピード以上に伸びのあるストレートが特徴。センバツでは、越井投手(木更津総合)との投手戦で敗退。
センバツ(初戦敗退)
防御率0.73
登板1 投球回数12回1/3
失点2 自責点1
被安9 奪三振7 与四死球3
秋季大会(山梨優勝/関東準優勝)
防御率1.05
登板9 投球回数43回
失点6 自責点5
被安27 奪三振34 与四死球8
川原嗣貴(大阪桐蔭)
公式戦防御率:1.36(センバツ終了時点)
MAX145km。角度のある真っ直ぐが武器。センバツでは縦のスライダーの制球も良く空振りを奪えていた。
センバツ(優勝)
防御率:1.50
登板3 投球回数18回
失点3 自責点3
被安13 奪三振19 与四死球3
秋季大会(大阪優勝/近畿優勝/明治神宮優勝)
防御率1.29
登板8 投球回数35回
失点8 自責点5
被安26 奪三振36 与四死球7
米田天翼(市和歌山)
公式戦防御率:2.80(センバツ終了時点)
MAX149km。常時140km前後の球威ある直球。センバツでは強打の花巻東、明秀日立戦を完封勝利。
センバツ(ベスト8)
防御率:6.16
登板3 投球回数19回
失点13 自責点13
被安25 奪三振17 与四死球8
秋季大会(和歌山優勝/近畿ベスト8)
防御率:1.90
登板10 投球回数71回
失点17 自責点15
被安57 奪三振79 与四死球25
山田陽翔(近江)
公式戦防御率:2.05(センバツ終了時点)
MAX148km。メンタルの強さはNO1。山田投手の闘争心は味方選手を奮い立たせる。馬力もあり、センバツでは、4完投勝利。5試合で594球の力投。
センバツ(準優勝)
防御率:2.05
登板5 投球回数44回
失点11 自責点10
被安30 奪三振33 与四死球14
秋季大会(滋賀3位/近畿ベスト8)
登板なし
投手(左腕)
宮城誇南(浦和学院)
公式戦防御率:2.67(センバツ終了時点)
MAX142km。変化球に切れがあり、低めに制球が出来る。センバツでは、23回1/3投げて、奪三振27。
センバツ(ベスト4)
防御率:1.16
登板3 投球回数23回 1/3
失点3 自責点3
被安8 奪三振27 与四死球5
秋季大会(埼玉優勝/関東ベスト4)
防御率3.62
登板6 投球回数37回 1/3
失点15 自責点15
被安37 奪三振37 与四死球11
前田悠伍(大阪桐蔭)
公式戦防御率:0.63(センバツ終了時点)
MAX145km。右、左打者に関係なく、内、外角に投げ分けられる制球力が魅力。今選出唯一の1年生。
センバツ(優勝)
防御率:0.00
登板2 投球回数13回
失点1 自責点0
被安3 奪三振23 与四死球2
秋季大会(大阪優勝/近畿優勝/明治神宮優勝)
防御率0.78
登板11 投球回数57回 2/3
失点8 自責点5
被安33 奪三振50 与四死球14
冨田遼弥(鳴門)
公式戦防御率:1.08(センバツ終了時点)
MAX142km。柔らかいフォームから、右打者の内角に食い込むスライダーが魅力。センバツでは優勝校大阪桐蔭から8奪三振。
センバツ
防御率:2.25
登板1 投球回数8回
失点3 自責点2
被安8 奪三振8 与四死球1
秋季大会(徳島優勝/四国準優勝)
防御率0.86
登板7 投球回数42回
失点5 自責点4
被安29 奪三振45 与四死球14
香西一希(九州国際大付)
公式戦防御率:1.65(センバツ終了時点)
134km。球種を問わず制球力が魅力。センバツでは、クラーク記念国際戦で延長10回無四球完投。
センバツ(ベスト8)
防御率:2.33
登板3 投球回数27回
失点9 自責点7
被安20 奪三振16 与四死球3
秋季大会(福岡優勝/九州優勝/明治神宮ベスト4)
防御率1.41
登板11 投球回数76回 1/3
失点13 自責点12
被安47 奪三振61 与四死球12
大野稼頭央(大島)
公式戦防御率:1.86(センバツ終了時点)
MAX146km。変化球も多彩で緩急をつけた投球が魅力。センバツでは実力を十分に発揮できなかった。
センバツ(初戦敗退)
防御率:9.00
登板1 投球回数8回
失点8 自責点8
被安10 奪三振6 与四死球7
秋季大会(鹿児島優勝/九州準優勝)
防御率:1.21
登板9 投球回数89回
失点20 自責点12
被安66 奪三振98 与四死球20
センバツで活躍した選考漏れ選手
古川温生(金光大阪/ベスト8)
センバツ防御率0.32(28回 失点7 自責点1)。日大三島戦9回138球、木更津総合戦13回160球と2試合連続完投。大崩をしないのが魅力。
マーガード 真偉輝キアン(星稜/ベスト8)
センバツ防御率0.54(16回2/3 失点1 自責点1)。技巧派右腕。得意球のカットボールやツーシームなどで微妙に球を動かして打ち取る。
辻田投手(クラーク国際/初戦敗退)
センバツ防御率1.08(8回1/3 失点1 自責点1)。ブレーキのきいたカーブと直球で九州国際大付戦で11奪三振。
酔っ払いの「つぶやき」
センバツ出場校以外に、今のところは、右腕投手の田中投手(日本文理)、左腕投手では、森下投手(京都国際)や門別投手(東海大札幌)、変則左腕の吉村投手(明徳義塾)が対象になってくるかなぁ?
夏までにどんどん成長した選手が出てくるので楽しみですね♪