名将の戦い ～ 2024年センバツ高校野球の監督編 ～

大阪桐蔭の西谷 浩一監督は、甲子園通算67勝と、高嶋 仁氏（智弁学園、智弁和歌山）の歴代最多68勝まであと1勝。2024年の選抜で単独1位への期待がかかる。

優勝数は歴代トップの8回だが、勝率も中村 順司氏（PL学園）の.853に次ぐ、.838と2位と、どこまで差を縮めることができるか？縮めるには5勝以上が必要だ。

そして、優勝回数では、創志学園の門馬 敬治監督が4回と2024年の選抜では2番目の成績だ。これまで積み上げてきた成績は東海大相模での成績で、創志学園としては初の甲子園出場。西谷監督とは同世代。勝率も8割台と僅差。ライバル意識はあるだろう。

上記2監督以外にも優勝経験がある監督が出場する。

広陵の中井 哲之監督、そして昨年優勝校の山梨学院の吉田 洸二監督が２回。優勝1回は、敦賀気比の東 哲平監督、作新学院の小針 崇宏、愛工大名電の倉野 光生監督と優勝監督経験者が7名となる。

さらに決勝進出校に範囲を広げれば、学法石川の佐々木 順一朗監督（準優勝は仙台育英時代）や近江の多賀 章仁監督、八戸学院光星の仲井 宗基監督、明豊の川崎 絢平監督、北海の平川 敦監督と5名（計12名）の監督が追加される。

決勝進出はないが、2024年センバツから導入される低反発バットの導入を考えると、機動力が特徴的な健大高崎の青柳 博文監督や関東第一の米沢 貴光監督の采配にも注目ですね。

2024年センバツ出場校の監督の勝利数ランキング

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