近畿大会では、大阪桐蔭に敗れベスト8だった報徳学園。
昨年の選抜で準優勝に貢献した間木投手と今朝丸投手の2本柱が今チームも牽引。
秋季公式戦でのチーム防御率は0.88、失策は、1試合当たり0.40と共に出場校中2位。安定した守備力がある。
今回は2024年選抜での「報徳学園」の戦力分析をしていきます。
2024年 第96回選抜高等学校野球大会
試合予定
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選抜成績:準優勝
練習試合解禁(3/2)以降の練習試合
3/2 | ○報徳学園5-1神戸弘陵 |
今朝丸投手が、3回2安打無失点、5奪三振(最速147キロ) 辻本選手が、本塁打を放つ |
秋季公式戦成績
チーム成績
10試合9勝1敗
通算 | 1試合平均 | |
防御率 | 0.88(2位) | – |
失点 | 10 | 1.00(2位) |
失策 | 4 | 0.40(2位) |
打率 | .297(27位) | – |
得点 | 57 | 5.70(28位) |
本塁打 | 0 | 0.00(29位) |
盗塁 | 26 | 2.60(7位) |
秋季公式戦の試合結果
秋季近畿大会 ベスト8
報徳学園の秋季近畿大会の成績
勝敗 | スコア | 対戦 | 投手 | |
10/28 | ● | 3-4 | 大阪桐蔭 | 今朝丸 → 間木 → 西田 |
10/21 | ○ | 2-0 | 奈良大付 | 間木 |
秋季兵庫県大会 優勝
報徳学園の秋季兵庫県大会の成績
勝敗 | スコア | 対戦 | 投手 | |
10/7 | ○ | 3-2 | 須磨翔風 | 今朝丸→間木 |
10/1 | ○ | 3-1 | 社 | 情報なし |
9/30 | ○ | 5-2 | 神戸国際大附 | 情報なし |
9/18 | ○ | 9-1 | 関西学院 | 情報なし |
9/16 | ○ | 12-0 | 松陽 | 情報なし |
9/9 | ○ | 4-0 | 姫路東 | 情報なし |
8/25 | ○ | 6-0 | 尼崎小田 | 情報なし |
8/18 | ○ | 10-0 | 西宮今津 | 情報なし |
戦力分析
投手陣
昨年の選抜準優勝を貢献した間木投手と今朝丸投手の両右腕が投手の中心。秋季公式戦でのチーム防御率は0.88と出場校中2位だった。
エースナンバーを付けるのが最速144キロの右腕 間木投手。秋季公式戦では7試合(41回1/3)を投げて0.22(自責点1)と安定感抜群だった。近畿大会(奈良大付戦)でも完封勝利を挙げるなど3試合を完投した。制球力もありイニング数を上回る43奪三振、6四死球だった。
一方、今朝丸投手は秋季の練習試合で最速150キロを記録した。近畿大会(大阪桐蔭戦)で、7回4失点と敗れてしまったが、秋季公式戦では5試合(43回2/3)を投げて1.82だった。
左腕の伊藤投手や右腕の西田投手の成長も著しい。秋季公式戦では登板がなかったが、昨年の選抜(山梨学院戦)で登板経験のある星山選手ら投手層は厚い。
秋季公式戦に登板した投手
投手名 学年 | 防御率 | 投球回 試合 | 奪三振 与四死 |
間木 歩 新3年 | 0.22 | 41 1/3 7 | 43 6 |
今朝丸 裕喜 新3年 | 1.82 | 34 2/3 5 | 25 7 |
△伊藤 功真 新3年 | 0.00 | 3 3 | 4 0 |
西田 健翔 新3年 | 0.00 | 1 1 | 1 0 |
野手陣
投手陣に対して秋季公式戦での打率は.297と打線が振るわなかった報徳学園。
昨年の選抜を経験している福留選手、齋藤選手が打率1割台とチームに勢いをもたらすことができなかった。同じく昨年の選抜を経験している西村選手がチームトップの7打点を記録したが打率は3割を切った。彼らが復調しててくると打線に勢いが出てきそうだ。
失策は、1試合当たり0.40と出場校中2位。守備では伝統の堅守が健在だ。
レギュラーだけではなく、ベンチメンバー争いを含めて競争が激しい。低反発バットの適応次第では、レギュラー陣の入れ替えも多そう。
秋季公式戦にレギュラー野手
選手名 学年 | 順 守 | 打率 | 打数 打点 | 安打 本 | 三振 四死 | 盗塁 |
福留 希空 新3年 | 1 中 | .154 | 26 3 | 4 0 | 4 6 | 5 |
△安井 康起 新3年 | 2 右 | .270 | 37 5 | 10 0 | 4 6 | 4 |
△西村 大和 新3年 | 3 三 | .281 | 32 7 | 9 0 | 3 11 | 1 |
△齋藤 佑征 新3年 | 4 一 | .190 | 42 5 | 8 0 | 2 5 | 0 |
△渡邉 隆生 新3年 | 5 左 | .167 | 12 1 | 2 0 | 1 4 | 1 |
△山岡 純平 新2年 | 6 ニ | .353 | 34 3 | 12 0 | 2 3 | 3 |
△橋本 友樹 新2年 | 7 遊 | .313 | 32 4 | 10 0 | 4 6 | 6 |
徳田 拓朗 新3年 | 8 捕 | .233 | 30 4 | 7 0 | 1 6 | 5 |
その他
スポーツ紙の評価
2024年選抜出場校中10位の評価
報徳学園は
5紙すべてB評価
A評価 | B評価 | C評価 |
– | スポーツ報知 サンケイスポーツ スポーツニッポン 日刊スポーツ 週刊ベースボール | – |
甲子園成績
報徳学園の選抜出場は2年連続23度目
通算成績
通算64勝34敗
春(選抜) | 夏(選手権) | |
出場 | 22回 | 15回 |
勝敗 | 36勝20敗 | 28勝14敗 |
最高成績 | 優勝 1974年 2002年 | 優勝 1981年 – |
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