3月7日に選抜高校野球の組み合わせが決まりました。
まずは、ベスト8、ベスト4そして優勝校を予想していきたいと思います。
改めて個別の試合予想をしていきますが、勝利校が入れ替わる事もございますのでご了承下さい。
Aブロック
A-1 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は二松学舎大附と予想
秋季地区(東京)大会優勝校の二松学舎大附が打力では頭一つ抜けている。秋季は9試合中8試合が二桁安打。明治神宮大会でも東洋大姫路相手に1得点だったが、10安打を放っている。秋季公式戦のチーム打率が.394、平均盗塁:2.4個と攻撃力が高い。投手陣も及川翔伍投手と河内紬投手のW右腕に安定感がある。二松学舎大付は左腕投手のイメージも強く新たな投手の台頭も期待している。
対抗は花巻東
県準優勝で東北4強からの選出となった花巻東だが、投では左腕の萬谷堅心投手、打で4番の古城大翔選手、5番の赤間史弥選手ら力のある1年生(新2年)も多く、一冬の伸びも大きそうだ。
その他
柳ヶ浦は1年生左腕の宮城介投手、米子松蔭も1年生で身長160cm程度の小柄な新里希夢投手らを中心にディフェンス力が高い。共に秋季のチーム打率は3割を切ったが、共に少ないチャンスをものにする勝負強さがあった。
A-2 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は健大高崎と予想
初戦から四国王者の「明徳義塾」との対戦になった健大高崎。厳しいブロックに入ったが、投打共に全国トップクラス。投手陣は、絶対的なエースの石垣元気投手に左腕の下重賢慎投手。打線も昨夏程長打力はないと言いながら、3/2の日大三(東京)との練習試合では1試合で3本の本塁打(加藤大成選手、秋山潤琉選手、佐藤麻恩選手)が出ている。秋季公式戦のチーム打率は.387。
対抗は敦賀気比
明治神宮大会4強の敦賀気比。左腕の管田彪翔投手と右腕の五十子李壱投手の1年生コンビが秋季に台頭。県大会ではエースを付けていた東川太紀投手らも控える。打線は、小柄だがパンチ力もリードオフマンの岡部飛雄馬選手や4番の小林拓斗選手らを中心に打力がある。
その他
「健大高崎」と初戦で対戦する明徳義塾も当ブログではA評価をしていた優勝候補の一角となる。池崎安侍朗投手―里山楓馬捕手は昨夏甲子園でも好投しているバッテリー。打線がどれだけ援護できるか。
滋賀短大付の櫻本拓夢投手は最速は125キロながら、高い制球力と緩急で打ち取るピッチングが持ち味。秋季近畿大会では大阪優勝校で強力打線の履正社相手に1失点完投している。
A ベスト4予想
健大高崎がベスト4と予想しているが、二松学舎大附、明徳義塾、敦賀気比の秋季地区優勝校も総合力は高い。
Bブロック
B-1 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は横浜と予想
明治神宮大会優勝校の横浜。左腕の奥村頼人投手と右腕の織田翔希投手ら投手陣を中心にディフェンス力が非常に高い。特に奥村頼人投手は秋季2試合(健大高崎・東洋大姫路)でタイブレークを経験しているが2試合共に無失点に切り抜ける強心臓。打線は秋季は破壊力にはやや欠けたが、阿部葉太選手を中心にタレント軍団。
対抗は青森山田
昨夏4強メンバーが残る青森山田。秋季は、乕谷朔ノ助投手 ~ 菊池統磨投手 ~ 下山大昂投手の投手リレーでチーム防御率は1.48。大崩れすることなく安定感は抜群だった。佐藤洸史郎選手や蝦名 翔人選手ら昨夏4強メンバーが中心の強力打線。
その他
九州王者の沖縄尚学の末吉 良丞投手が今大会の左腕では最速の150キロを記録している。打線も比嘉大登選手や阿波根裕選手ら力のある選手が揃う。当ブログでは明治神宮大会の優勝校と予想していたが、2番手以降の投手次第か?
市和歌山も近畿大会で立命館宇治にコールド勝ちするなど、ツボにはまった時の攻撃力はすさまじい。
B-2 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は山梨学院と予想
22年選抜優勝校の山梨学院。菰田陽生投手や藤田蒼海投手の楽しみな1年生右腕コンビに、昨春センバツで好投した左腕の津島悠翔投手ら投手陣はあつい。関東大会準々決勝(千葉黎明戦)では四死球や失策が響き敗れはしたものの、秋季大会全体では手堅い守備に犠打等の小技も光る総合力の高さがうかがえた。
対抗は大垣日大
東海大会優勝校の大垣日大。伝統的な機動力を使った攻撃は今チームも健在。東海大会では3試合すべて逆転勝ちと粘り強さがある。1年生で左腕エースの谷之口翔琉投手にけがから復帰の右腕中野翔真投手の2枚看板。強肩捕手の西河遥人選手も注目
その他
近畿4強だった天理。近畿大会では東洋大姫路にコールド負けとなったが、秋公式戦で3点以上取られたのはこの試合のみ。今チームも1試合平均の失策が0.6個と堅守。リードオフマンの赤埴幸輝選手を中心に高い攻撃力もありサンスポからはA評価を受けている。
九州大会では沖縄尚学にコールド負けをしている西日本短大附だが、昨夏甲子園メンバーが多数残り攻撃力は高い。中野琉碧投手が10試合中9試合に登板しているが、2番手以降の投手の台頭があるか?
B ベスト4予想
横浜がベスト4と予想しているが、沖縄尚学、大垣日大の地区優勝校に加え、青森山田、西日本短大附、山梨学院には甲子園経験者が多数。
Cブロック
C-1 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は東洋大姫路と予想
近畿王者の東洋大姫路は絶対的な右腕エース阪下漣投手が今大会屈指の安定感を誇る。近畿大会では準々決勝(大阪学院大高戦)での90球完封のマダックスを記録し、近畿大会4試合中3試合が完投とスタミナも十分だ。更に左腕の末永晄大投手らも控えている。「履正社」で優勝経験がある岡田龍生監督が母校では初の甲子園どのような再拝するかも楽しみ。
対抗は広島商
中国王者で明治神宮大会準優勝の広島商は右腕の大宗和響投手、左腕の徳永啓人投手の左右2枚看板。今チームは伝統的ンあ小技だけではなく打線も強力。伝統は堅守柔攻だが、秋季は広島商としては失策も多かった点が改善されているか。
その他
21世紀枠の壱岐や横浜清陵がこのブロックに入った。共に地区優勝校との対戦になるが2015年以来の21世紀枠出場校が一般枠出場校に勝利できるか?
C-2 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は智辯和歌山と予想
2021年の選手権(夏の甲子園)で優勝して以降、甲子園では3連敗中の智辯和歌山。渡邉颯人投手、宮口龍斗投手のW右腕は秋季公式戦は7試合でチーム防御率は0.75と安定感軍だった。藤田一波選手ら昨夏甲子園を経験したポテンシャルが高いメンバーも9人残り、初戦突破すれば一気に勝ち上がりそうな予感も。
対抗は千葉黎明
初出場になる千葉黎明。目立った選手はいないが、投打で平均値の高い選手が揃う。投手は旧チームから主戦格だった右腕の田代敬祐投手や左腕の米良康太投手ら7選手が秋季公式戦に登板。チーム防御率は0.83と好成績を記録している。盗塁も1試合平均2.50とスキがあれば次の塁を積極的に狙ってくる。
その他
2022年創部のわずか3年で甲子園初出場となるエナジックスポーツ。エース左腕の久高颯選手が8試合(51回)を投げて0.88。打線もノーサイン野球で機動力もある。令和創部の新興校が全国の舞台でも台風の目になってくるか?
1年生(新2年生)が中心の至学館。尾﨑陽真投手–井口睦丈捕手の1年生バッテリーを中心に守備力が高くチーム防御率は1.02。
C ベスト4予想
東洋大姫路がベスト4と予想しているが、明治神宮大会準優勝校の広島商、智辯和歌山らも総合力が高く、特徴あるチームが集まった。
Dブロック ベスト4予想
D-1 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は聖光学院と予想
東北王者の聖光学院。明治神宮大会では初戦の東洋大姫路にコールド負けをしているが、主に大嶋哲平投手~管野蓮投手のリレーは東北大会では2点以上取られた試合はなかった。今チームも守備力が高い。打線は派手さはないが、三振が少なく、犠打、進塁打と巧さがある。
対抗は早稲田実業
昨夏甲子園メンバーが残る早稲田実業。昨夏甲子園で好投しているエース左腕の中村心大投手が秋公式戦では、5試合(40回)を投げて防御率1.13。打線は山中晴翔選手ら中軸に力がある。
その他
末包旬希投手、行梅直哉投手ら「最速140キロ超」の投手が複数人揃う高松商。攻撃力も高く機動力&長打もあり総合力は高く上記2校とのさはない。
バントをほとんどしない超攻撃野球の常葉大菊川。秋季は左腕の大村昂輝投手が8試合に登板し5完投、防御率も1.58と安定感があった。
D-2 ベスト8予想
出場校の評価
予想
ベスト8は東海大札幌と予想
北海道王者の東海大札幌。秋季公式戦での最多失点は敗れた広島商の3失点。10試合戦いチーム防御率0.87と投手力がある。左腕の矢吹太寛投手、右腕の高橋英汰投手を中心に投手力が高い。打線は太田勝心選手と勝馬選手の双子がキーマンになってくる。
対抗は日本航空石川
蜂谷逞生投手、長井孝誠投手のW右腕を中心に投手層が厚い日本航空石川。1試合当たりの盗塁も2.9個の機動力が武器。リードオフマンの北川蓮選手や4番の木下心結選手ら上位打線が1年生。伸びしろが大きく大化けしている可能性もある。
その他
滋賀学園の長﨑蓮汰投手が秋公式戦7試合(42回2/3)を投げて防御率0.84、浦和実業の石戸颯汰投手も8試合(62回2/3)を投げて防御率0.72と投手力の高いチームが揃っている。このブロックは各チームの打線が援護できるかがカギになってきそうだ。
D ベスト4予想
聖光学院がベスト4と予想しているが、北海道王者の東海大札幌も投手力が高い。早稲田実業やらも高松商、日本航空石川らも十分上位を狙える戦力がある
優勝校予想
上記がベスト4進出を予想した高校
健大高崎が優勝すると選抜2連覇となり第90回(2018年)第89回(2017年)に2連覇を達成した大阪桐蔭以来の4校目になる。また、これまで選抜2連覇を達成しているのがPL学園、第一神港商となるため近畿以外の地区からは初の選抜2連覇となります。
また、横浜が優勝すると「秋春の2連覇」2021年秋、2022年センバツを大阪桐蔭以来の5校目になります。
どちらもすごい偉業ですね。
ものすごい悩む・・・!
本命は東洋大姫路にしたいと思います。
対抗は東洋大姫路に準々決勝で敗れると予想した智辯和歌山。
ダークホースは関東8強の土俵際から出場が決定した山梨学院。
完読!ありがとうございます!
皆さんはどこが優勝すると思いますか?
