選抜出場校が決定しました。本ブログでは少しづつ戦力分析をして、最終的には25年選抜優勝校を予想していきます。
今回の戦力分析は中学時代に全国制覇したメンバーが揃う「青森山田」です。
秋季公式戦
昨春はベスト8、そして昨夏は、過去最高成績のベスト4まで勝ち上がった青森山田。
その影響もあり、新チーム結成2週間程度で秋季公式戦と他校と比較して準備期間が圧倒的に不利な状況だったが、東北大会準優勝と地力をみせた。
力のある甲子園経験者が複数人残るチームだが、一冬超して新戦力の台頭があるかが楽しみである。
9試合8勝1敗
試合結果
東北大会
準優勝
スコア | 対戦校 | 投手 | |
決 勝:● | 3-4 | 聖光学院 | 乕谷→菊池統 →下山 |
準決勝:○ | 4-1 | 花巻東 | 乕谷→菊池統 →下山 |
準々決:○ | 4-0 | 東日大昌平 | 乕谷→菊池統 →下山 |
1回戦:○ | 8-2 | 古川学園 | 乕谷→菊池統 →下山 |
青森県大会
優勝
スコア | 対戦校 | 投手 | |
決 勝:○ | 10-2 | 八戸学院 光星 | – |
準決勝:○ | 4-2 | 弘前学院 聖愛 | – |
準々決:○ | 10-3 C7回 | 八戸工大一 | – |
3回戦:○ | 9-0 C7回 | 弘前南 | |
2回戦:○ | 12-0 C5回 | 八戸東 |
戦力分析
スポーツ紙の評価
青森山田は
4紙がB評価
A評価 | B評価 | C評価 |
なし | スポーツ報知 サンケイスポーツ スポーツニッポン 日刊スポーツ | なし |

投手陣
3投手の「必勝リレー」が確立されている。
制球力のある乕谷 朔ノ助投手が先発し、1年時から中継ぎでマウンドにあがっていた右横手投げの菊池 統磨投手がリリーフ、そして昨夏甲子園で3試合(14回)を無失点に抑える好投をした下山 大昂投手が最後を締める。
絶対的なエースは不在ながらも、3投手がいずれも短いイニングで安定した投球をみせ、秋季公式戦でのチーム最多失点は3失点と大崩れすることはなかった。東北大会4試合でチーム防御率は1.50と安定感抜群だった。3投手共に前チームからのベンチ入りメンバーで経験値も高い。
左腕の堀内 侑真投手ら東北大会では登板がなかった投手がどれだけ底上げできているか楽しみだ。
投手成績(東北大会のみ)
防御率1.50(失点6/自責点6)
試合 投球回 | 防御率 | 奪三振 与四死球 | ||
下山大昂 2年 | 右 | 4試合 12回 | 0.75 | 11 1 |
菊池統磨 2年 | 右 | 4試合 14回 | 0.64 | 14 3 |
乕谷朔ノ助 2年生 | 右 | 4試合 10回 | 3.60 | 5 2 |
野手陣
前チームから不動の1番だった佐藤 洸史郎選手。パンチ力も持ち合わせたリードオフマンで昨夏甲子園では、新基準のバットで右打者として甲子園初本塁打を放っている。秋季も県大会で2本塁打を放っている。
4番の蝦名 翔人選手は前チーム同様に2塁を守り、昨春の選抜時はスタメンで2塁を守っていた伊藤 英司選手が遊撃を守り、安定した二遊間を形成している。
更に俊足で駿美範囲の広い中堅の佐藤 隆樹選手や三塁手の菊地 伊眞選手も前チームから主力。経験豊富な野手陣が投手陣を支えている。
打撃成績(東北大会のみ)
打率.293
打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 |
123 | 36 | 2 | 1 |
本塁打 | 打点 | 盗塁 | 失策 |
0 | 15 | 2 | 2 |
その他
22年日本選手権大会(中学3年時)優勝メンバー
青森山田中学時代の2022年の8月2日(火)~8日(月)に開催された第50回日本選手権記念大会で全国を制したメンバーが揃う。前年(21年)も優秀しているため、この世代は2連覇です。
表彰選⼿
最優秀選⼿ | 葛⻄ 陽永選手 |
優秀選⼿ | 菊地 統磨選手 |
ベストナイン
二塁手 | 葛⻄ 陽永選手 |
三塁手 | 菊地 伊眞選手 |
遊撃手 | 蛯名 翔⼈選手 |
外野手 | 佐藤 洸史郎選手 |
その他 参加メンバー
乕谷 朔ノ助選手や船橋 麗人選手らも優勝メンバー
U-15日本代表経験者
第5回 WBSC U-15 ワールドカップ時に代表メンバーに選出された選手
蝦名 翔人選手
3試合に出場しニ塁を守りました。
菊池 伊眞選手
4試合に出場し三塁を守りました。


完読!ありがとうございます!
皆さんはどこが優勝すると予想しますか?