夏の甲子園(第104回全国高等学校野球選手権大会)!あっと言う間に決勝戦。仙台育英(宮城)、下関国際(山口)のどちらの高校が勝利しても初優勝。仙台育英(宮城)が優勝すれば宮城県初だけではなく、「深紅の大優勝旗」が初めて東北地区にわたります。今回も、決勝戦の展望、優勝校予測をしていきます。
仙台育英(宮城)vs 下関国際(山口)
両校の比較
大会前情報
仙台育英 vs 下関国際
スポニチ A vs B
サンスポ A vs B
報知 B vs B
日刊 B vs C
仙台育英 vs 下関国際
打率:.345 vs .325
得点:6.4 vs 7.2
本塁:0.0 vs 0.4
盗塁:4.8 vs 1.8
犠打:3.4 vs 2.4
失策:0.4 vs 1.0
失点:1.0 vs 2.0
※1試合平均の成績
戦歴
秋季宮城県大会 優勝
秋季東北大会 ベスト8
春季宮城県大会 優勝
春季東北大会 ベスト8
夏季宮城県大会 優勝
夏の甲子園
準決勝:18‐4 聖光学院
準々決:6‐2 愛工大名電
3回戦:6‐5 明秀日立
2回戦:10‐0 鳥取商
1回戦:なし
秋季山口県大会 優勝
秋季中国大会 ベスト8
春季山口県大会 準優勝
春季中国大会 参加なし
夏季山口県大会 優勝
夏の甲子園
準決勝:8‐2 近江
準々決:5‐4 大阪桐蔭
3回戦:9‐3 浜田
2回戦:5-0 富島
1回戦:なし
夏の甲子園の成績
仙台育英 vs 下関国際
打率:.403 vs .343
得点: 39 vs 27
安打: 56 vs 46
本塁: 0 vs 0
三振: 20 vs 25
四球: 16 vs 22
死球: 4 vs 0
犠打: 9 vs 14
盗塁: 8 vs 7
盗死: 6 vs 3
※共に4試合の為、通算
仙台育英 vs 下関国際
防御:2.25 vs 2.00
失点: 10 vs 9
自責: 9 vs 8
被安: 28 vs 28
奪三: 35 vs 34
与四: 12 vs 21
与死: 1 vs 0
盗刺: 0 vs 3
盗許: 2 vs 2
失策: 3 vs 7
※共に4試合の為、通算
投手陣の成績
◆ 仙台育英 ◆
古川 翼(左)
防御率:3.12 8回2/3 124球
8/18 愛工大名電 4回 52球 失点2
8/15 明秀日立 (先)2回2/3 53球 失点2
8/11 鳥取商 2回 19球 失点0
斎藤 蓉(左)
防御率:1.17 7回2/3 113球
8/18 愛工大名電(先)5回 71球 失点0
8/15 明秀日立 2回 31球 失点1
8/11 鳥取商 0回2/3 11球 失点0
髙橋 煌稀(右/2年生)
防御率:0.90 10回 143球
8/20 聖光学院(先)2回 37球 失点1
8/15 明秀日立 3回 46球 失点0
8/11 鳥取商 (先)5回 60球 失点0
仁田 陽翔(左/2年生)
防御率:0.00 4回 81球
8/20 聖光学院 3回 61球 失点0
8/11 鳥取商 1回 20球 失点0
湯田 統真(右/2年生)
防御率:6.35 5回2/3 122球
8/20 聖光学院 4回 84球 失点3
8/15 明秀日立 1回1/3 31球 失点1
8/11 鳥取商 0回1/3 7球 失点0
◆ 下関国際 ◆
古賀 康誠(左)
防御率:1.47 18回1/3 356球
8/20 近江 (先)1回 30球 失点0
8/18 大阪桐蔭(先)5回2/3 127球 失点3
8/16 浜田 (先)6回 82球 失点0
8/11 富島 (先)5回2/3 117球 失点0
仲井 慎(右)
防御率:1.53 17回1/3 273球
8/20 近江 8回 130球 失点2
8/18 大阪桐蔭 3回1/3 49球 失点0
8/16 浜田 3回 52球 失点1
8/11 富島 3回1/3 42球 失点0
松尾 勇汰(右)
防御率: - 0回 16球
8/11 富島 0回 16球 失点0
試合の展望
投手陣
「仙台育英」「下関国際」共に、継投で勝ち上がり、複数人の好投手が揃う両校。防御率は2点台。ビックイニングを作らせなかった点も共通点。
「仙台育英」は5投手の継投。5投手いるだけにスパッと早い回で継投する采配も的中している。「下関国際」戦は古川 翼投手、斎藤 蓉投手の3年生左腕に2年生右腕の髙橋 煌稀投手の継投となるか?5投手の継投の継投で勝ち上がってきている為、そこまでの疲労度はない。
ここまで、古川 翼投手が本来の投球が出来ていない点が不安材料。
「下関国際」は古賀 康誠投手、仲井 慎投手の継投。後半を任されている仲井 慎投手が近江戦で130球を投げたが、山口県大会の決勝、準決勝を完投している為、疲れが残るだろうが、球数的には想定内だったと思う。「仙台育英」戦も古賀 康誠投手、仲井 慎投手の継投か?
「大阪桐蔭」や「近江」と言った強力打線との対戦だったとは言え、古賀 康誠投手の四球が多い点(18回 1/3で、与四球16)が不安材料。
打撃陣
下位打線でも得点できている両校。長打力に頼らず、機動力に小技を使えるのも共通点。
「仙台育英」は、12打席以上打席に入って選手で打率が4割以上の選手が5人。集中打と機動力で一気に畳みかける。チームトップは、6番 遠藤 太胡選手の打率.571。
「下関国際」は、4戦共に、相手チームに160球以上投げさせる各打者の粘りの打席。簡単にアウトにならないので、3者凡退でも相手にリズムを与えず。終盤以降にもチャンスを作っている。チームトップの打率は、リードオフマン 赤瀬 健心選手の打率.571。
予測
両チーム継投となる為、各投手のデキ、継投のタイミングがカギとなってくるが、打撃好調な「仙台育英」が勝利すると予測。終盤まで競った展開に持ち込めれば「下関国際」にも勝機がある。
「仙台育英」は東北地区に「深紅の大優勝旗」もたらせるか!?
結果
序盤は、「仙台育英」の斎藤 蓉選手、「下関国際」の古賀 康誠投手が好投!
共に「被安打1」と、どちらに流れが行くか分からない展開だった。
結果的には「下関国際」の古賀 康誠投手が4回1/3投げて、失点3、仲井 慎選手が3回1/3投げて失点5。満塁本塁打を打たれたが奪三振は6個と力をみせた。
満塁本塁打を打った「仙台育英」の岩崎 生弥選手は地方大会ではベンチ外。3回戦から先発メンバーと夏の甲子園で結果を残した選手。
ついに「深紅の大優勝旗」が初めて東北地区にわたりました。
完読!ありがとうございます!
大阪桐蔭と近江の高野野球界のトップ二校をこの大会で堂々と破っていることの実力は忘れてはならない。偶然の勝利で無いことを証明している。まだまだ東北地区のチームは???
コメントありがとうございます。
勢い付いている打力の差で、「仙台育英」と予測していました。
「下関国際」の仲井 慎選手がU18代表に選ばれました!
背番号が「9」ですが、指名打者 兼 投手起用ですかね!?
下級生時代に外野も守ってるのかな?
歴代のU18の背番号=守備位置ではないですが・・・。