夏の甲子園(第104回全国高等学校野球選手権大会)!3回戦に突入。ベスト8以上をかけた戦いが始まります。今回は、大会10日目の試合の展望、勝利校予測をしていきます。
明秀日立(茨城)vs 仙台育英(宮城)
両校の比較
4紙の評価
明秀日立 vs 仙台育英
スポニチ B vs A
サンスポ A vs A
報知 A vs B
日刊 A vs B
1試合平均の成績
明秀日立 vs 仙台育英
打率:.404 vs .345
得点:9.2 vs 6.4
本塁:1.0 vs 0.0
盗塁:3.2 vs 4.8
犠打:3.2 vs 3.4
失策:0.8 vs 0.4
失点:2.3 vs 1.0
【甲子園での成績】
2回戦 鹿児島実業 1-2 明秀日立
2回戦 仙台育英 10-0 鳥取商
「明秀日立」の2回戦予測記事は「こちら」
「仙台育英」の2回戦予測記事は「こちら」
明秀日立 vs 仙台育英
打率:.194 vs .471
得点: 2 vs 10
安打: 6 vs 16
本塁: 0 vs 0
三振: 4 vs 7
四球: 1 vs 2
死球: 1 vs 1
犠打: 1 vs 2
盗塁: 0 vs 5
盗死: 1 vs 3
明秀日立 vs 仙台育英
防御:1.00 vs 0.00
失点: 1 vs 0
自責: 1 vs 0
被安: 6 vs 2
奪三: 9 vs 14
与四: 4 vs 2
与死: 0 vs 0
盗刺: 0 vs 0
盗許: 0 vs 0
失策: 1 vs 2
試合の展望
「明秀日立」は「鹿児島実業」戦を接戦で勝ち上がった、打線は、好投手の赤嵜 智哉投手を打ち崩す事が出来なかったが、強い当たりが出ていたことや、これまでの戦いぶりを見るとそこまで心配はなさそう。投手陣ではエース猪俣 駿太投手は好投。野手陣の堅守もひかった。
一方、「仙台育英」は「鳥取商」を完勝。先発した2年生右腕の高橋 煌稀投手は5回被安打1。6回からマウンドにあがった古川 翼投手が2回を被安打0。その後3投手が無失点に抑える投手層の厚さをみせた。打線は前半戦はチャンスを活かすことが出来なかったが、終わってみれば先発野手陣が全員安打の16安打。控え選手全員出場し甲子園の空気に慣れさせている。
優勝を狙える力がある両校の対決。接戦になると予測し勝利校は、「明秀日立」と予測する。
結果
「仙台育英」は2点差の7回、2連打と四球の無死満塁のチャンスを2つの押出と犠飛で逆転。4人目でマウンドに上がった髙橋 煌稀投手が無失点で逃げ切った。
一方、「明秀日立」は、エース猪俣 駿太投手の出来がイマイチだったが、勝負所でボールを見極め四球を奪った「仙台育英」を褒めるべき。
高松商(香川)vs 九州国際大付(福岡)
両校の比較
4紙の評価
高松商 vs 九国大付
スポニチ B vs A
サンスポ B vs A
報知 B vs A
日刊 B vs A
1試合平均の成績
高松商 vs 九国大付
打率:.438 vs .356
得点:10 vs 7.1
本塁:0.6 vs 0.85
盗塁:4.6 vs 0.6
犠打:4.0 vs 2.7
失策:0.6 vs 1.0
失点:3.6 vs 1.4
【甲子園での成績】
2回戦 高松商 14-4 佐久長聖
2回戦 明徳義塾 1-2 九州国際大付
「高松商」「九州国際大付」の2回戦予測記事は「こちら」
高松商 vs 九国大付
打率:.432 vs .200
得点: 14 vs 2
安打: 16 vs 5
本塁: 3 vs 0
三振: 4 vs 5
四球: 4 vs 4
死球: 1 vs 1
犠打: 3 vs 2
盗塁: 2 vs 0
盗死: 2 vs 0
高松商 vs 九国大付
防御:2.00 vs 1.00
失点: 4 vs 1
自責: 2 vs 1
被安: 9 vs 5
奪三: 5 vs 5
与四: 0 vs 3
与死: 0 vs 0
盗刺: 0 vs 0
盗許: 1 vs 0
失策: 4 vs 2
試合の展望
「高松商」は「佐久長聖」を完勝。浅野 翔吾選手は4打数3安打2本塁打とドラフト上位の評判通りの力を見せた。先発メンバー全員が安打をし、16安打14得点。本田 倫太郎選手にも本塁打がでるなど、打力が高い。しかし、県大会同様に失策が4と課題は残った。
一方「九州国際大付」は接戦に勝利し勝ち上がった。打線は「明徳義塾」 変則左腕の吉村 優聖歩投手に苦しめられたが、上記「明秀日立」同様に悪いイメージはない。エース香西 一希投手も春季大会以降、ケガや体調不良等があり大会前は不安があったが、「明徳義塾」を見る限り、持ち前の制球力があり問題なさそうだ。
投手陣が大崩れしない「九州国際大付」に対し、「高松商」は失策による失点も懸念される。点の取り合いになると予測するが「九州国際大付」が勝利すると予測。
結果
序盤は互いに点を取りあう雰囲気もあったが、終わってみれば2‐1の投手戦を「高松商」が勝利する。
「高松商」のエース渡辺 和大投手は6回以降パーフェクトピッチングで完投。浅野 翔吾選手は4打席1安打2四死球。
一方、「九州国際大付」のエース香西 一希投手が好投するも、中軸が抑えられてしまった。
明豊(大分)vs 愛工大名電(愛知)
両校の比較
4紙の評価
明豊 vs 愛工大名電
スポニチ A vs B
サンスポ B vs B
報知 B vs B
日刊 B vs B
1試合平均の成績
明豊 vs 愛工大名電
打率:.369 vs .423
得点:10.4 vs 9.5
本塁:1.2 vs 1.33
盗塁:3.2 vs 2.5
犠打:2.0 vs 0.8
失策:0.6 vs 1.2
失点:2.2 vs 2.0
【甲子園での成績】
1回戦 明豊 7-3 樹徳
2回戦 明豊 7-5 一関学院
1回戦 愛工大名電 14-2 星稜
2回戦 八戸学院光星 5-6 愛工大名電(延長10回)
「明豊」「愛工大名電」の1回戦予測記事は「こちら」
「明豊」「愛工大名電」の2回戦予測記事は「こちら」
一試合平均
明豊 vs 愛工大名電
打率:.309 vs .406
得点: 7.0 vs 10.0
安打: 10.5 vs 14.0
本塁: 0.5 vs 0
三振: 1.0 vs 5.5
四球: 5.0 vs 7.0
死球: 1.5 vs 1.5
犠打: 2.5 vs 1
盗塁: 0.5 vs 3
盗死: 0.5 vs 1.5
一試合平均
明豊 vs 愛工大名電
防御:2.50 vs 3.32
失点: 4.0 vs 3.5
自責: 2.5 vs 3.5
被安: 9.0 vs 11.5
奪三: 5.5 vs 6.0
与四: 1.5 vs 3.0
与死: 0.5 vs 0.0
盗刺: 0.0 vs 0.0
盗許: 1.0 vs 0.0
失策: 2.0 vs 0.5
試合の展望
「明豊」「愛工大名電」共に1回戦は自分たちのペースで勝利し、2回戦は逆転勝ちで勝ち上がってきている。
「明豊」のリードオフマン 高木 真心選手は2試合での打率が6割を超え、出塁率が.778とボールの見極めが出来ている。野村 颯太投手や森山 塁投手(2年生)を中心に継投で勝ち上がってきたが、この試合も継投がカギになってきそうだ。
一方、「愛工大名電」のリードオフマン 加藤 蓮選手も打率が.875、出塁率が9.00と高確率で出塁している。8番に入る美濃 十飛選手も打率.750と下位打線も打撃は好調。2回戦は制球に苦しんだ エース有馬 伽久投手。岩瀬 法樹投手が好リリーフしているだけに、有馬 投手がどれだけ長いイニングを投げられるかがカギになりそう。
投手の立ち上がりを攻めるのが上手い「愛工大名電」が勝利すると予測。「明豊」は先行しているタイミングで継投し逃げ切りたい。
結果
「愛工大名電」が継投投手を含めて立ち上がりを攻めて計5得点。エース有馬 伽久投手が2失点で完投。最後まで投げ切った。
一方「明豊」もチャンスを作るもあと一本が出なかった。
近江(滋賀)vs 海星(長崎)
両校の比較
4紙の評価
近江 vs 海星
スポニチ A vs B
サンスポ A vs B
報知 A vs C
日刊 A vs B
1試合平均の成績
近江 vs 海星
打率:.350 vs .388
得点:7.2 vs 6.8
本塁:0.6 vs 0.2
盗塁:0.8 vs 0.8
犠打:3.4 vs 3.2
失策:1.2 vs 0.2
失点:2.0 vs 1.2
【甲子園での成績】
1回戦 近江 8-2 鳴門
2回戦 鶴岡東 3-8 近江
1回戦 海星 11-0 日本文理
2回戦 海星 4-2 天理
「近江」の1回戦予測記事は「こちら」
「海星」の1回戦予測記事は「こちら」
「近江」「海星」の2回戦予測記事は「こちら」
一試合平均
近江 vs 海星
打率:.354 vs .333
得点: 8.0 vs 7.5
安打: 11.5 vs 12.0
本塁: 0.0 vs 0.0
三振: 6.5 vs 4.0
四球: 4.5 vs 1.5
死球: 0.5 vs 1.5
犠打: 2.5 vs 2
盗塁: 0.0 vs 0.5
盗死: 0.5 vs 0.5
一試合平均
近江 vs 海星
防御:2.00 vs 1.00
失点: 2.0 vs 1.0
自責: 2.5 vs 1.0
被安: 8.0 vs 8.0
奪三: 13.5 vs 8.0
与四: 0.5 vs 4.5
与死: 1.5 vs 0.5
盗刺: 0.0 vs 0.0
盗許: 1.0 vs 0.5
失策: 1.5 vs 1.0
試合の展望
「近江」は山田 陽翔投手が2試合連続で二桁奪三振の2試合で25奪三振。右打差が揃う「海星」相手では、山田 陽翔投手が先発と予測するが、立ち上がりに注意したい。打線は、津田 基選手がカギ。
一方、ここまで、夢託ブログで2回も敗戦と予測していた「海星」。投手陣は予測通り、”Wエース右腕の宮原 明弥投手、向井 恵理登投手が安定感抜群”。ここまで天理戦での2失点のみ。打撃陣の実力を見誤っていました。速球派の「日大文理」の田中 晴也投手、技巧派の「天理」の南澤 佑音投手を共に立ち上がりで攻略。県大会から投手の立ち上がりを攻めるのが上手い。
勝利校は初戦であれば、「近江」と予測するが、疲労度を考えるとWエースの「海星」が勝利すると予測する。
結果
「近江」の山田 陽翔投手が1失点するも7回9奪三振114球で星野 世那投手に継投。星野 世那投手もピンチを作るも無失点で逃げ切った。打者としての山田 投手も7回に満塁本塁打。投打で大活躍だった。
一方「海星」の宮原 明弥投手も好投するも7回の満塁本塁打が痛かった。これまで安定した野手陣が失策3。失策が失点に繋がってしまった。結果は7‐1と大差をつけられたが、いつも通りのプレーができていれば!?と思うほど中盤までは投手戦だった。
完読!ありがとうございます!
勝利校は「愛工大名電」と予測