2026年選抜出場校予想！今年はどんなドラマが待っているか？

夏の甲子園優勝校の「沖縄尚学」が九州大会ベスト8で、選抜出場が絶望的な状況でしたが、明治神宮大会では、九州国際大付が優勝し明治神宮枠は九州地区に1枠追加されました！

今年も東北地区及び関東地区の選考は難航しそうだ！

大会中止以外で100年間途切れる事がなかった近畿地区公立校の選出はあるか！？

2026年1月30日
一般枠30校及び21世紀枠2校の発表

【2026年選抜高校野球】21世紀枠推薦校一覧＆推薦校予想2026年選抜高校野球での21世紀枠推薦校の紹介です。...

10/16に投稿した記事に明治神宮大会の結果を追記して再投稿しています。

一般選考枠出場校予想

■　北海道地区　1校（優勝：北照）

◇ 出場校は1校

決勝進出した「白樺学園」、「北照」

北海道の出場枠は1校。「北照」が「白樺学園」に2-0で勝利したため、「北照」が不祥事等がない限り選出されると予想している。

尚、「白樺学園」も「北照」相手に惜敗。「旭川実業」や「立命館慶祥」は準決勝で7回コールド負けをしているので評価が並ぶことなく「白樺学園」が補欠1になると予想している。

■　東北地区　３校（優勝：花巻東）

◇ ほぼ確定の２校

決勝進出した「花巻東」、「八戸学院光星」

優勝校の「花巻東（岩手）」準優勝の「八戸学院光星（青森）」は県大会でも優勝。ベスト4以下の高校と比較をし、マイナスになる要素もなく不祥事等がない限り選出されると予想している。

◇ 最後の１校は？

東北大会でベスト４だった「聖光学院」、「東北」

「聖光学院（福島）」

マイナス要素は東北大会 準決勝の「八戸学院光星」で7-0の大敗。投手陣は3投手の継投で被安打6、奪三振10だったが、7失点。与四死球が6、失策が2と守備の綻びが全て失点に結びついてしまった印象だ。だが、県大会全５試合では無失策で優勝。東北大会でも「盛岡中央」「仙台育英」戦共に１失点のみと「守」に大きな課題を持っているわけではない。

「東北（宮城）」

マイナス要素は東北大会 準決勝の「花巻東」で3安打での敗戦。だが、東北大会初戦の「日大東北」戦は8-0、続く「日大山形」戦も9-1と大勝だった。「打」に大きな課題を持っているわけではない。だが、「聖光学院」が勝利している「仙台育英」に敗れて県大会は2位だった。

結果、3校目はどちら？

どちらも総合力が高く甲乙つけがたい。

現時点では、県大会の順位、および両校が直接対決している「仙台育英」の勝敗結果から「聖光学院」が選出されると予想している。だが優勝校の「花巻東」に敗れているのは「東北」。

◇ ダークフォース

東北大会決勝進出校に惜敗した「八戸工大一（青森）」

東北大会決勝に進出した「花巻東」には10回延長の末3-4の惜敗。青森大会決勝も「八戸学院光星」相手に11回延長の末8-9の惜敗。ベスト４だった「聖光学院」や「東北」と比較し善戦している。だが、すでに確定と予想している「八戸学院光星」と同じ青森県である事（地域性）やベスト8だったことからダークフォースとした。

■　関東地区　4.5校（優勝：山梨学院）

◇ 4強はほぼ確定か？

決勝に進出した「山梨学院（山梨）」、「花咲徳栄（埼玉）」は不祥事等がない限り選出されると予想している。

また、4強では、「専大松戸（千葉）」が、「山梨学院」にコールド負けの完敗となったが、決勝戦の「花咲徳栄」も14-5の大敗。「山梨学院」の打力が際立った大会だった。４強は全て異なる県（地域性なし）となっている事もあり、「佐野日大（栃木）」を含めて4強はほぼ確定と予想している。

◇ 8強からの選出の可能性

「横浜高校」＞「浦和学院」＞「山梨県勢」

「甲府工業」「駿台甲府」の山梨県勢は順々決勝でコールド負けしているので一歩後退。

５校目（0.5枠）は「横浜高校」と「浦和学院」との比較になるか？

「横浜高校」は、県大会1位で関東大会に進出。前チームからの甲子園優勝経験者が残り、地域性でも「横浜高校」が優位になっている。だが、「横浜高校」に勝利した「専大松戸」が「山梨学院」にコールド負け。

秋季大会で「山梨学院」に一番善戦したのが「浦和学院」。だが、県では2位。すでに同じ県で「花咲徳栄」がほぼ確定とみているため、地域性では不利になる。

関東8強の時は、「横浜高校」が選出されることが多い。今回も「横浜高校」になるか？
→ 詳細はコチラ

■　東京地区　1.5校（優勝：帝京）

◇ 両校コールドで決勝進出

コールドで決勝に進出した「帝京」と「関東第一」だったが、決勝戦では3回に一挙8得点のビックイニングを作った「帝京」が8-4で「関東第一」に勝利。

敗れた「関東第一」も3回以外は単発の被安打3で無失点。打線は提供を上回る16安打と悔しい敗戦となった。ベスト4校がコールド負けしていることもあり「関東第一」が関東との比較で選抜に進出できるか？

■　関東・東京比較枠

関東が優位！？

明治神宮大会での直接対決は「関東が勝利」

明治神宮大会初戦では関東の「山梨学院」が東京の「帝京」に6-3で勝利。また、昨年も東京の「早稲田実業」が比較枠からの選出となっている。

どちらも選出の際の絶対条件ではないものの、評価が並んだ際には追い風になるだろう。

その為、「関東」＞「東京」と予想し、更に「神奈川」ブランドの「横浜」が「地域性の優位」になる。結果「横浜」が選出されると予想している。

明治神宮大会
→こちらをご覧ください。

昨年は比較枠で東京の「早稲田実業」が選出されている。

■　東海地区　3校（優勝校：中京大中京）

◇ 決勝は確定

決勝に進出した「中京大中京（愛知）」、「三重（三重）」は、ベスト4以下の高校と比較をし、マイナスになる要素もなく不祥事等がない限り選出されると予想している。

◇ 3校目は？

夏の甲子園で好投した「聖隷ｸﾘｽﾄﾌｧｰ（静岡）」の高部 陸投手はこの世代を代表する投手だが、「三重（三重）」にコールド負け。準々決勝で優勝校の「中京大中京」と接戦だった「大垣日大（岐阜）」が選出されると予想している。

当ブログの予想

ほぼ当確

三重（三重）
中京大中京（愛知）

当落線上

本命：大垣日大（岐阜）
対抗：聖隷ｸﾘｽﾄﾌｧｰ（静岡）

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歴代東海代表の選抜成績

コチラをご覧ください

■　北信越地区　2校（優勝：帝京長岡）

◇　決勝戦は初の新潟県勢同士

下剋上で県３位の「帝京長岡」が優勝

新潟1位の「日本文理」と3位の「帝京長岡」との対戦となったが、「帝京長岡」がリベンジし優勝した。これにより「帝京長岡」がほぼ当確したと予想している。

一方、同じ新潟県勢の「日本文理」は「地域性」もあるので当落線上となるか！？

◇　4強から選出される可能性？

4強は、「敦賀気比」＞「星稜」？

「敦賀気比」は「日本文理」に6-7の惜敗しているので、「敦賀気比」が「日本文理」より評価されることは難しそうだ。一方、「星稜」は優勝校の「帝京長岡」に1-2と「日本文理」と同様に1点差の惜敗だった。更に新潟2位の「中越」にも勝利をしている。

一見、「日本文理」と比較する当落線上に入ってくる可能性はありそうだが、評価を上回る要素が「地域性」以外ない。

更に「星稜」は県3位で北信越大会に進出。県1位で北信越大会に進出した「敦賀気比」は、「星稜」が直接対決で敗れた「日本航空石川」に勝利している。その為、「星稜」が「敦賀気比」より高く評価される事がない予想している。

結果、対抗なしと予想している。

■　近畿地区　6校（優勝校：神戸国際大付）

◇　４強以上は異なる府県

ベスト4校はほぼ確定！

「神戸国際大附（兵庫）」が7-6で「智辯学園（奈良）」勝利。

まずは、決勝戦に進出した2校は不祥事等がない限り選出されると予想している。

ベスト4の「大阪桐蔭（大阪）」は県1位。奈良2位の「天理」にコールド勝ち。「滋賀学園」は滋賀県３位だったが、同県1位の「近江」にリベンジし勝利。近畿大会での成績ではベスト8校に劣る要素がないので、2校もほぼ確定と予想している。

◇　残り２枠は、ベスト8校からの選出か？

「天理」は「大阪桐蔭」にコールド負けをしているので選抜出場は一歩後退。

「近江」は県大会で「滋賀学園」に勝利。準々決勝でも2-1の惜敗だった。更にベスト8校の中で唯一の県1位。現段階では近畿5番手と予想している。

「橿原学院（奈良）」、「東洋大姫路（兵庫）」の比較

「東洋大姫路（兵庫）」と「橿原学院（奈良）」は共に県3位で近畿大会に進出。

「橿原学院」が敗れたのは、近畿１位の「神戸国際大附」だったが、無安打で完封負けとなった。一方、「東洋大姫路」は奈良1位の「智辯学園」に6-5の惜敗だった。

結果、「東洋大姫路」の方が評価が勝ると予想している。

◇　ついに100年の歴史「近畿公立枠」が途切れるか！？

近畿大会に出場した公立校

1924年の第1回大会から100年間続いていた「近畿の公立校の出場」が途切れる可能性が大きくなった。

近畿大会に出場した「彦根東」「乙訓」「市立尼崎」「市立和歌山」の4校は共に過去に甲子園出場経験がある公立校になる。

今秋の府県大会では4校共に県2位だった。近畿大会では、4校共に初戦で敗退となったが、「乙訓」以外はコールド負けの大敗だった。

だが、「市立尼崎」は県大会で「東洋大姫路」に5-1で勝利と、「選抜出場と予想」している高校に唯一勝っている。同じ兵庫県勢での入れ替えが出るか？

個人の力で突出しているのは「市立和歌山」の丹羽 涼介投手。25年選抜では優勝した「横浜」相手に好投している。最速は150キロを超え更に成長している。近畿大会では大阪桐蔭相手に5失点だったが、自責点は1と味方の失策等が絡んだ失点だった。

地域性でも京都府と和歌山でからは選出されないと予想をしているので、「乙訓（京都）」、「市立和歌山（和歌山）」に優位性がある。

過去に、初戦敗退でも選出された例はあるものの、今回はベスト8校から選出されると予想している「近江」「東洋大姫路」より評価が上回る公立校は無いと予想をしている。

2010年、2014、2015年も一般枠からの選出は私立校のみで、公立校は「21世紀枠」での出場だった。今回も「21世紀枠」からの選出になるか！？

■　中国地区　2校（優勝校：崇徳）

県大会では黒星が付いた2校の決勝戦。

中国地区大会で優勝した「崇徳」は、県大会では「広陵」5-4で黒星が付いたが中国地区では、4試合で1失点のみと安定感抜群だった。

「高川学園」も、山口県大会では2敗しての４位で中国大会出場。だが、中国大会では「広陵（広島1位）」「鳥取城北（鳥取1位）」の各県1位校にも勝利しいる。ベスト4校と比較をしていると、同県1位の「下関国際」に2-1で勝利。「倉敷商業」が「崇徳」にコールド負けしていることもあり、「高川学園」が問題なく選出されると予想していた。

だが、高川学園（山口）で下級生への暴力事案があり、高野連が厳重注意を受けている。今夏の広陵の件もある事から、同県1位の「下関国際」が逆転選出される可能性も大きくなってきた。

■　四国地区　2校（優勝校：英明）

◇ 出場校は2校

優勝校の「英明（香川）」はほぼ決定

優勝校の「英明（香川）」は県大会では藤井に12-7で敗れ2位だったが、四国大会を優勝し、ほぼ当確したと予想している。

２校目は？

順当に選出されれば準優勝の「阿南光（徳島）」。準決勝では「英明」に県大会で勝利している「藤井」に勝利している。

対抗は「英明」に2-1の惜敗だった「明徳義塾」だが、大きく評価を覆す要素もなく、順位道りの「阿南光（徳島）」が2校目で選出されると予想している。

■　九州地区　4校（優勝校：九国大付）

◇　出場枠は4校！４強はほぼ決定か！？

決勝に進出した「九州国際大付（福岡1位）」と「長崎日大（長崎1位）」はほぼ当確。決勝戦も3-2「長崎日大」と接戦だった。

準決勝で敗れた「熊本工業（熊本1位）」「神村学園（鹿児島1位）」も1点差の惜敗。

準決勝以降の3試合は全て１点差ゲームの接戦だった。

◇　明治神宮大会枠は九州地区に！

準決勝以降の試合は全て1点差ゲームだった。結果、ベスト８校がベスト4以上の高校の評価を覆すのは困難と予想していたが、明治神宮大会で「九州国際大付」が、優勝したことによって九州地区に明治神宮枠が追加された。

ベスト8校

九州5校目は、県１位で地域性でも九州4校と被らない「沖縄尚学」と「小林西」が一歩リードか？

「沖縄尚学」は、夏の甲子園で優勝しチーム結成が遅くなった。更にエースの末吉選手がU18にも選出され準優勝に貢献。だが、その疲れの影響もあったのか、九州大会では先発をすることはなくチームは敗退となった。投手陣は末吉投手と新垣投手の2枚看板は全国でもトップクラス。U18に協力していたこともプラスして5校目は「沖縄尚学」と予想している。

尚、「九州国際大付」に敗れた「長崎西」は県２位。そして「長崎日大」が、すでに当確と予想しているので「地域性では不利」となる。

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出場校予想一覧

完読！ありがとうございます！

皆さんはどこが選出されると予想していますか？

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