【東北6県】夏の甲子園出場校はここだ！～2023年夏の代表校予測～

優勝校予測は八戸学院光星

私立勢優位な青森県大会

春季東北県大会を制した「八戸学院光星」は、最速143キロ左腕の岡本 琉奨投手、昨夏甲子園でも登板経験がある左腕の洗平 比呂投手の2年生左腕コンビを中心に選手層が厚く、打線もU18第一次選考に選出された中澤 恒貴選手やパワーヒッターの長谷 陸翔選手を中心に切れ目がない。

春季青森県大会優勝校の「八戸工大一」は、県大会決勝（八戸学院光星戦）で連続スクイズを決めるなど、小技と機動力が持ち味。4番の最上 晴太選手は東北大会で本塁打を放つ。投手陣は、2年生左腕エースの金渕 光希投手や齋藤 駿投手らがどれだけ粘り強く戦えるか！

秋季優勝校の「青森山田」は最速１４７キロ右腕の三浦 遼大投手、左腕の小嶋 夏弘投手の左右に好投手が揃う。秋季エースナンバーの佐藤 千真投手が復帰すれば投手層は更に厚くなる。リードする強肩の鈴木 颯夏選手は注目捕手。リードオフマンの對馬 陸翔選手はパンチ力もありチームに勢いをつけるが、下位打線の奮起が必須。

「弘前学院聖愛」は、吹田 志道投手や佐藤 幹太投手を中心に小刻みな継投で春の県大会では4強まで勝ち上がった。俊足の宇野 琥太朗選手は春県大会8盗塁。勝負強い菊池 成選手を中心に切れ目のない打線。

注目の県立勢

秋季大会では「八戸学院光星」を破り、2位まで勝ち上がった「弘前東」は福士 開翔投手を中心に投打のバランスが良い。

「八戸学院光星」の初戦で対戦が予測される「弘前工」の右腕エース 成田 晴風投手は最速149キロと注目投手。同じく「八戸工大一」の初戦で対戦が予測される「青森商」は秋季県4強。

優勝校予測は花巻東

打で「花巻東」、投で「一関学院」がリード

秋春岩手県大会を連覇した「花巻東」は、通算本塁打数が１３０本を超えた佐々木麟選手だけではなく、昨年の選抜を経験している菊池 敏生選手、千葉 柚樹選手など打力がある選手が揃う。愛知や沖縄での招待試合では、終盤に逆転する粘り強さをみせた。投手陣は、絶対的なエースがいないものの、中屋敷 祐介投手、阿部 颯太投手、小松 龍一投手、葛西 陸投手など投手層は厚い。

秋春共に「花巻東」に敗れている「一関学院」は、昨夏甲子園経験者が残る。アンダースローの小野 涼介投手、寺尾 皇汰投手や春エースナンバーをつけた高橋 佑輔投手などタイプが異なる投手陣で今年も継投策。打線も原田 大和選手や小野 唯斗選手ら甲子園経験者を中心に粘り強い。

春県3位から東北大会4強まで勝ち上がった「盛岡第三」。2年生エースの藤枝 歳三選手が台頭。同じく2年生左腕の杉澤 直輝投手や秋エースナンバーをつけた要永 琉成投手と投手陣に厚みが増してきた。打線も前チームから主力だった阿部 蒼流選手を中心に打力があり、東北大会では「八戸工大一（青森1位）」にコールドで勝利しするなど爆発力がある。

秋は「花巻東」に敗れ3位となった「盛岡大附」。春も2回戦で「大船渡」に敗れノーシード。順当に勝ち上がれば3回戦で「一関学院」との対戦となる。最速144キロのエース橋本 旺大郎投手を中心にどこまで投手陣が整備されているか？

春4強の「盛岡第四」や秋2位の「専大北上」、秋4強の「一関第二」なども総合力がある。

※　4強進出の「盛岡第一」「盛岡商」を下記強豪校の成績一覧に追加しました。

優勝校予測は明桜

「明桜」「能代松陽」が一歩リードか？

春県優勝校の「明桜」は最速143キロエースの難波 佑聖投手を中心に春の県大会全５試合を完封。右腕 加藤悠羽投手、左腕 松橋 裕次郎投手のも2年生コンビの成長も著しい。松橋 日々生選手、吉川 新汰選手の中軸を中心に勝負強く、切れ目のない打線。

秋県優勝しセンバツに出場した「能代松陽」。U18第一次選考に選出された森岡 大智投手の活躍に注目が集まる。選抜では大阪桐蔭に1-0で敗れたもの９回被安打２。選抜2試合で17回投げて防御率0.53（被安打4、奪三振17）と圧巻のピッチングだった。野手陣は昨夏甲子園経験者も残り守備は安定。俊足の淡路 建司選手を中心に投手陣を打撃で援護できるか！？

春2位の「秋田商」。エースの松橋 星羅投手、アンダースローの三浦 凛月投手とタイプの異なる投手陣が粘り強い。リードする齊藤 友紀選手は攻守でチームを牽引。

春4強の「秋田中央」「秋田南」、秋2位の「由利」なども総合力がある。

※　4強進出の「秋田修英」を下記強豪校の成績一覧に追加しました。

優勝校予測は鶴岡東

混戦の山形県大会

春季県優勝校の「鶴岡東」は投打のバランスが良い。投手陣はエースの佐藤 一汰投手、春の山形県大会で17回2/3投げて防御率0だった2年生の櫻井 椿稀投手の両左腕が安定感がある。打線は昨夏甲子園を経験している高橋 快選手は制球眼が良く、竹添 雅樂選手を中心としたクリーンナップは勝負強い。

春季県2位の「日大山形」は、最速147キロの菅井 颯投手に注目が集まる。秋季大会の羽黒戦では７回参考ながらノーヒットノーランを達成。2番手以降の投手がカギになってくるか？野手陣は2年生が中心になってくるが、笹 大夏選手や遠藤 海星選手を中心に切れ目のない打線。

秋季優勝校の「山形中央」は、U18第一次選考に選出された最速147キロ左腕の武田 陸玖投手が投打でチームを牽引。投では我妻 勝太朗投手、打では渡邉 聖翔選手や中川 碧人選手らを中心に武田投手の負担をどれだけ減らせるかがカギになってきそう。

春3位の「東海大山形」や「山形中央」を破り8強まで勝ち進んだ「羽黒」、秋は辞退し、春8強の「酒田南」。秋3位の「山形城北」や4位の「九里学園」も総合力がある。

優勝校予測は仙台育英

投手王国「仙台育英」の1強か？

春季優勝校の「仙台育英」は投手層が全国でもNO1！球速が全てではないが、U18第一次選考に選出されたエース右腕の高橋 煌稀投手だけではなく、湯田 統真投手、左腕の仁田 陽翔投手が春季大会で最速150キロ越を記録。左腕の田中 優飛投手や佐々木 広太郎投手など選抜で登板した選手も最速140キロ越と投手層が厚い。春季東北大会3試合で失点は敗れた「八戸学院光星」戦の3失点のみ。「一関学院」戦、「盛岡三」戦は共に完封勝利だった。

リードする尾形 樹人選手も前チームからマスクを被り経験豊富。打線もU18第一次選考に選出された齋藤 陽選手や昨夏甲子園優勝メンバーの橋本 航河選手、山田 脩也選手らが中心に2023年の夏の甲子園でも連覇が狙える選手層！

打倒！仙台育英一番手

秋季県優勝校の「東北」は、春季２位だった「仙台商」に敗れ８強どまりだった。エース右腕のハッブス 大起投手、左腕の秋本 羚冴投手の２枚看板を中心に投手層は厚い。金子 和志選手や佐藤 玲磨選手、日隈 翔弥選手ら中軸がカギになってくる。順当に勝ち上がれば準々決勝で「仙台育英」との対戦が予測される。

順当に勝ち上がれば準決勝で「仙台育英」との対戦が予測されるのが春４位の「東陵」。今野 悠貴選手や鴫原 琉仁選手を中心に好打者が揃う。エース左腕の前田 直哉投手は安定感、スタミナがあるが、２番手以降の投手がカギになってくるか？

仙台育英との対戦は決勝戦（激戦）

「東北」を破り春季県２位まで勝ち上がった「仙台商」。春季県大会では「東北」戦を含めて３試合逆転勝ち。投打共に粘り強い。春季東北大会では強打の「花巻東」に敗れたものの、2-0と投手陣は粘り強さを発揮した。エースの阿波 壮汰投手、アンダースローの大友 光晴投手などタイプが異なる投手が夏も粘り強い。打線が援護できるか？

春季県3位の「仙台一」は三瓶 高広投手を中心にどこまで踏ん張れるか。打線も春季東北大会優勝校の「八戸学院光星」戦で12-2の大敗したものの、打線は５回10安打（２得点）と打順に関係なく安打が出ている。投手陣を含めた守備が安定してくる勢いづくか！

順当に勝ち上がれば準決勝で「仙台商」と対戦が予測される「古川学園」や秋３位の「利府」、「聖和学園」、最速144キロ右腕の大内 誠弥投手に注目が集まる「ウェルネル」など県強豪校が「仙台育英」と反対のブロックに入った印象。

優勝校予測は聖光学院

秋春優勝校の聖光学院の壁を破れるか！？

今年も「聖光学院」が秋春県連覇と一歩リード。昨夏甲子園ベスト4の中心だった髙中 一樹選手、三好 元気選手が今チームも牽引。髙中選手はU18第一次選考にも選出された。両名以外にも、打線は下位まで切れ目がなく機動力もある。投手陣は右腕の北沢 慶汰投手、左腕の安齋 叶悟選手を中心にタイプが異なる投手陣が揃う。

秋春「聖光学院」に敗れ秋2位、春3位の「学法石川」。投手陣は145キロエース右腕の国分 太雅投手は注目投手。左腕の三上 朋大投手や鈴木 大翔投手らも力はある。打線は、春季県3位決定戦で本塁打を放った内田 光亮選手や伊藤 和哉選手を中心に長打力がある選手が揃う。戦力的には、「聖光学院」と比較しても見劣りはしない。３度目の正直で頂点に立てるか？

春2位の「日大東北」は双子バッテリーに注目が集まる。投手は弟の左腕エースの堀米 涼太投手、リードするのは兄の堀米 翔太選手。共に1年時（21年）の夏の甲子園でベンチ入りし、涼太投手は、甲子園のマウンドを経験している。翔太選手は春季全試合で安打を放つなど攻守でチームを牽引。

春4強の「郡山」や「田村」、「光南」「いわき光洋」といった公立校の下剋上があるか？

完読！ありがとうございます！

皆さんはどこが優勝すると思いますか？

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