地区大会優勝校の広陵、高知、青森山田の3校が同ゾーンに入ったCゾーン。優勝校予想は広陵と予想しているが、なかなか厳しい組み合わせだ。
今回は各試合の試合の展望、勝敗予想をしていきます。
※本ページは、各試合の展望を追記して再投稿をしています。
Cゾーンの出場校
高校名クリックすると各校の戦力分析のページに移動します。
前半
評価 | 防御率 | 打率 | |
耐久 選:1回戦敗退 和歌山1位 近畿4強 – | A0 B2 C3 | 1.73 (10位) | .276 (30位) |
中央学院 選:ベスト4 千葉1位 関東8強 – | A0 B2 C3 | 2.31 (26位) | .342 (14位) |
宇治山田商 選:2回戦敗退 三重1位 東海4強 – | A0 B1 C4 | 2.23 (23位) | .366 (7位) |
東海大福岡 選:1回戦敗退 福岡1位 九州4強 – | A0 B3 C2 | 2.54 (29位) | .356 (10位) |
後半
評価 | 防御率 | 打率 | |
広陵 選:2回戦敗退 広島1位 中国1位 明治神宮初戦 | A5 B0 C0 | 1.58 (8位) | .359 (8位) |
高知 選:1回戦敗退 高知1位 四国1位 明治神宮初戦 | A1 B4 C0 | 1.81 (13位) | .304 (24位) |
京都国際 選:1回戦敗退 京都2位 近畿4強 – | A0 B5 C0 | 0.71 (1位) | .337 (15位) |
青森山田 選:ベスト8 青森1位 東北1位 神宮初戦 | A3 B2 C0 | 1.55 (7位) | .284 (29位) |
※スポーツ紙の評価は、スポーツ報知、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツの4つの新聞に、週刊ベースボール(別冊)を加えた5媒体の評価です。
決勝進出は?
ベスト4以上はどちら?
2回戦の日程
中央学院 7-6 宇治山田商
試合日程
3月27日(水)【第8日目 第1試合】予定
試合の展望・見どころ
勝利校予測は中央学院です。
共に継投&機動力があるのある両行の対戦となった。1回戦の中央学院打線は、新基準バットの影響を感じさせないほどの出来だった。一方、宇治山田商の打線も粘り強さはあった。しかし怪我人や体調不良者が多く、2日間試合が伸びたことでどこまで調子を整えられるか?
この試合も中央学院打線が宇治山田商の投手陣を攻略すると予想。
結果は、中央学院が勝利!
宇治山田商は7-0からの追い上げるも一歩及ばず。
1回戦の成績
中央学院 | 宇治山田商 | |
.382 34打数13安打 | 打率 | .219 32打数7安打 |
3 | 三振 | 5 |
3 | 四死球 | 3 |
4 | 犠打 | 3 |
0 | 盗塁 | 1 |
7-1耐久 | 試合 | 5-4東海大福岡 |
中央学院の投手陣
試合 | 回数 球数 | 防御率 | 三振 四死球 | 失点 自責 |
臼井 夕馬 | 5回 70球 | 0.00 | 2 2 | 0 0 |
颯佐 心汰 | 4回 63球 | 2.25 | 4 3 | 1 1 |
宇治山田商の投手陣
試合 | 回数 球数 | 防御率 | 三振 四死球 | 失点 自責 |
加古 真大 | 2回2/3 39球 | 3.38 | 0 2 | 1 1 |
田中 燿太 | 4回1/3 56球 | 6.23 | 0 2 | 3 3 |
中村 帆高 | 2回 27球 | 0.00 | 3 0 | 0 0 |
広陵 vs 青森山田
試合日程
3月27日(水)【第8日目 第2試合】予定
試合の展望・見どころ
勝利校予測は広陵です。←ハズレ
共に総合力が高い両校の対戦となった。広陵の高尾投手が1回戦では、11奪三振完投と圧巻のピッチングだった。一方、青森山田の関投手、桜田投手の2本柱も前評判通りのッチングだった。この試合は投手戦を予想している。
広陵は機動力でプレッシャーをかけられるか?浜本選手が出塁するとチームに勢いが生まれる。
一方、青森山田は、木製バットで2安打を放ったの古川選手に注目している。
1回戦の成績
広陵 | 青森山田 | |
.212 33打数7安打 | 打率 | .259 27打数7安打 |
8 | 三振 | 6 |
3 | 四死球 | 3 |
2 | 犠打 | 3 |
4 | 盗塁 | 1 |
3-1高知 | 試合 | 4-3京都国際 |
広陵の投手陣
試合 | 回数 球数 | 防御率 | 三振 四死球 | 失点 自責 |
高尾 響 | 9回 117球 | 0.00 | 11 2 | 1 0 |
青森山田の投手陣
試合 | 回数 球数 | 防御率 | 三振 四死球 | 失点 自責 |
関 浩一郎 | 8回 108球 | 3.38 | 3 1 | 3 3 |
桜田 朔 | 1回 11球 | 0.00 | 0 1 | 0 0 |
1回戦の試合の展望
耐久 1-7 中央学院
試合日程
3月20日(水)【第3日目 第3試合】
試合の展望・見どころ
耐久の冷水投手が秋季全9試合(78回)を一人で投げ抜いて防御率も1.73(出場校中10位)と好成績を残した。だが、チームは1試合平均の失策が1.56(出場校中31位)。落ち着いて試合を進められるか。
打線は俊足の堀端選手が、チームの切り込み隊長。4番の岡川選手は、打率.375、打点8と勝負強さがあった。
中央学院は、蔵並投手が長身から角度があり、横手投げの臼井投手、最速148キロの颯佐選手とタイプが異なる3投手。チーム防御率は2.31(出場校中26位)だったが、大きく崩れることはなかった。
打線は、チーム打率.342(14位)、1試合平均3.23(出場校中2位)の機動力が武器。3番水嶋選手が12盗塁、4番の中村選手が7盗塁、5番森田選手が7盗塁と俊足巧打のクリーンナップだ。
宇治山田商 5-4 東海大福岡
試合日程
3月21日(木)【第4日目 第1試合】
試合の展望・見どころ
勝利校予想は宇治山田商です。
打力はあるが、地区大会で投手陣課題を残した宇治山田商と東海大福岡との対戦。
投手戦が多くなっている2024年の選抜だが、この試合は打撃戦も予想される。どちらも投手陣がどれだけ粘れるか。予想は宇治山田商としているが、東海大福岡の粘り強さも捨てがたい。
結果は、宇治山田商が勝利!
点の取り合いになりましたが、宇治山田商の粘り勝ち
宇治山田商は全試合継投で勝ち上がってきたが、東海大会では、2試合共に6失点と課題をのこした中村投手、加古投手、田中投手の3投手がどれだけ粘れるか。
一方、打線が評価され東海地区2校目で出場となった。チーム打率は.366(出場校中7位)と打線に切れ目がない。東海大会でも.377を記録した。打ち出すと止まらない打線。
山本選手、伊藤選手は機動力があり、泉選手が東海大会で打率.714を記録している。
東海大福岡は、エース右腕の佐藤投手が秋季公式戦で9試合(60回1/3)に登板し防御率2.54。県4回戦から九州大会の初戦までの6試合を完投とスタミナ十分だ。だが、チームは防御率は2.54(出場校中29位)。九州大会3試合で21失点と投手陣に課題を残した。
一方、打線は終盤に粘り強さがあり、チーム打率は.356(出場校中10位)。野上選手が、チームトップ打率.563、打点もタイの11打点を勝負強い。
広陵 3-1 高知
試合日程
3月21日(木)【第4日目 第2試合】予定
試合の展望・見どころ
勝利校予測は広陵です。
地区大会優勝校の広陵と高知との対戦となった。どちらも総合力が高く、好ゲームが期待できる。両校ともに攻守両面で出場校トップクラス。終盤まで接戦になると予想している。
結果は、広陵が勝利!
鉄壁の高知に守備の乱れが・・・失点につながりもったいなかった。
広陵は、1年時から主力の髙尾投手と只石捕手との経験豊富なバッテリー。秋季は高尾投手が調子を落としていたが、どこまで調子を整えられているか?新2年生の堀田投手も急成長。
打線は、昨年と比べ長打力は劣るものの、上位から下位までのつながりは同等。機動力やバントの小技は、今チームの方が巧いか?甲子園経験のある濱本選手がリードオフマン。制球眼がよく、打率も.429。足も使うことができ、チームに勢いをもたらす。
高知は、辻井投手、平投手の必勝リレー。共に甲子園での経験もあり安定感がある。1試合平均の失策も0.50(出場校中4位)と堅い守り。
打線は、破壊力はないものの、伝統的な機動力やバントと言った小技が光る。打てない展開での得点の仕方が共有されている。クリーンナップの大石選手や谷口選手は勝負強いく少ないチャンスをものにする。
京都国際 vs 青森山田
試合日程
3月21日(木)【第4日目 第3試合】予定
試合の展望・見どころ
勝利校予想は、青森山田です。
防御率0.71の京都国際と1.55の青森山田との投手力があるチーム同士の対戦となった。どちらのチームも打線が援護できるか?
結果は、青森山田が勝利!
8回に京都国際が追いつくもサヨナラ負け
京都国際はのチーム防御率は、0.71(出場校中1位)。絶対的エースは中崎投手が8試合(62回)に先発登板し7完投、防御率0.73。制球力もあり与四死球率は1.16と安定感抜群だ。
打線はチーム打率.337(15位)。秋季大会では、俊足巧打の藤本選手が病気の為、ベンチ外となったが、選抜では復帰。更に厚みが増している。スイッチヒッターの澤田選手が打率.405を記録するなど、クリーンナップも力がある。
青森山田は、右腕ツインタワー(関投手、桜井投手)の2枚看板を中心にチーム防御率は、1.55(出場校中7位)。エースの関投手は、奪三振能力が高く。櫻田投手は東北大会決勝(八戸学院光星戦)でノーヒットノーランを達成した。
チーム打率は.284(出場校中29位)だったが、勝負強さがあり、数字以上につながる打線。リードオフマンの佐藤選手が、県大会、東北大会の全9試合で安打を放ち打率.421を記録している。
Cゾーンからのベスト4予想
2024年選抜の優勝校と予想している広陵がいるCゾーン。
このCゾーンからベスト4に進出するのは、当然、広陵と予想している。下級生の頃から主力で甲子園を経験している髙尾投手、只石捕手のバッテリーに打線も濱本選手らがチームを牽引している。
だが、広陵は1回戦から四国王者の高知。辻井投手から平投手への必勝リレーに堅実なプレイは初戦から大きな山場だ。そして同ブロックには、出場校1位の防御率0.71を記録した京都国際。ノーヒットノーランを達成しWエースの青森山田と投手のレベルが高いブロックとなった。
Cゾーンの前半戦はC評価が多かった高校が4校揃ったが、きっかけを掴めば一気に飛躍しそうな予感がする。特に注目しているのは関東6校目と第五に選出されれた中央学院。
その他のゾーン
八戸学院光星、関東第一、田辺、星稜(ベスト4)
近江、熊本国府、豊川、阿南光(ベスト8)
敦賀気比、明豊、学法石川、健大高崎(優勝)
創志学園、別海、山梨学院(ベスト8)、京都外大西
神村学園、作新学院、大阪桐蔭(ベスト8)、北海
愛工大名電、報徳学園(準優勝)、日本航空石川、常総学院
2024年センバツ高校野球。
皆さんの優勝校候補はどこですか?
完読!ありがとうございます!