第95回選抜高校野球(2023年)のAゾーンの試合の展望・勝利校予測をご紹介。
山梨学院のベスト4以上が確定しました。
的中率75%
試合8 的中:6 はずれ2
Aゾーンのトーナメント表
準々決勝の展望(Aゾーン)
作新学院 3-12 山梨学院(第10日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
作新学院 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
山梨学院 | 0 | 1 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | x | 12 |
各紙の評価
作新学院 | 山梨学院 | |
報知 | B | B |
スポニチ | B | B |
サンスポ | B | A |
ニッカン | C | A |
選抜成績
作新学院 | 山梨学院 | |
1回戦 | – | 3-1 東北 |
2回戦 | 8-6 大分商 | 4-1 氷見 |
3回戦 | 9-8 英明 | 7-1 光 |
得点 | 17/2 | 14/3 |
打率 | .333 | .273 |
安打 | 23/2 | 24/3 |
本塁打 | 1/2 | 0 |
三振 | 12/2 | 13/3 |
四死球 | 12/2 | 11/3 |
盗塁 | 2/2 | 4/3 |
防御率 | 7.00 | 0.67 |
失点 | 14/2 | 3/3 |
自責点 | 14/2 | 2/3 |
奪三振 | 8/2 | 21/3 |
与四死球 | 14/2 | 2/3 |
失策 | 2/2 | 3/3 |
盗塁刺 | 0 | 0 |
許盗塁 | 0 | 1 |
捕逸 | 0 | 0 |
投球数
作新学院
投手名 防御率 | 1回戦 – | 2回戦 3/19 | 3回戦 3/25 | 合計 |
川又 楓 4.50 | – | 53 | 19 | 72 |
磯 圭太 10.13 | – | 61 | 115 | 176 |
小川 哲平 0.00 | – | – | 10 | 10 |
福冨 竜世 18.00 | – | 8 | 12 | 20 |
市川 春之介 1.93 | – | 35 | 14 | 49 |
山梨学院
投手名 | 1回戦 3/18 | 2回戦 3/24 | 3回戦 3/27 | 合計 |
林 謙吾 0.70 | 119 | 119 | 102 | 340 |
中田 有飛 0.00 | 0 | 0 | 11 | 11 |
試合の展望・勝利校予測
作新学院
2試合ともに総力戦で勝利。ベンチ入りしているメンバーが全員甲子園での出場をしている。控えメンバーも含めて打力は強力。
山梨学院
3試合続けて今大会屈指の好投手を攻略してきている山梨学院。打率が3割切っているものの、勝負強く2試合連続で逆転勝ち。エース林投手はここまでの2試合すべて先発し安定感抜群だった。
勝利校予測:山梨学院 →的中
関東対決となった準々決勝。共に打力がある。投手力で山梨学院が優位と予測しているが、球数制限もある。
決勝戦を想定した日程では、3回戦以降の投球数が制限になるため、投手の起用もカギになってくる。山梨学院は決勝まで戦うことを想定すると、林投手は100球程度が目安か?
一方、作新学院は磯選手以外の投手は球数を制限せずに投げると思う。故に、接戦になってくると作新学院にも勝機が出てくる。
3回戦の展望(Aゾーン)
作新学院 9-8 英明(第7日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
作新学院 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 2 | 9 |
英明 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 8 |
各紙の評価
作新学院 | 英明 | |
報知 | B | B |
スポニチ | B | B |
サンスポ | B | B |
ニッカン | C | B |
選抜成績
作新学院 | 英明 | |
1回戦 | – | – |
2回戦 | 8-6 大分商 | 3-0 智辯和歌山 |
得点 | 8 | 3 |
打率 | .355 | .273 |
安打 | 11 | 9 |
本塁打 | 0 | 0 |
三振 | 5 | 6 |
四死球 | 5 | 2 |
盗塁 | 0 | 1 |
防御率 | 6.00 | 2.00 |
失点 | 6 | 2 |
自責点 | 6 | 2 |
奪三振 | 3 | 2 |
与四死球 | 8 | 5 |
失策 | 1 | 1 |
盗塁刺 | 0 | 0 |
許盗塁 | 0 | 1 |
捕逸 | 0 | 0 |
試合の展望・勝利校予測
作新学院
大分投手陣を打線を攻略し8得点。打線が好調。一方、系統となった投手陣には不安を残した。
英明
下村投手が智辯和歌山の強力打線を6回8被安打もリズムを崩さず1失点、リリーフに回った寿賀選手、百々選手も好投。打線は少ないチャンスを物にし得点につなげた。
勝利校予測:作新学院 →的中
2回戦では投手陣に不安を残したものの、調整をしてくると思う。1年生の小川投手が先発なるか?
一方、英明は下村投手が先発になってくると思うが、智辯和歌山戦同様に自分のリズムで投げられるか。
両チーム投手陣の出来がカギとなる。
光 1-7 山梨学院 (第8日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
光 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
山梨学院 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 7 |
各紙の評価
光 | 山梨学院 | |
報知 | B | B |
スポニチ | B | B |
サンスポ | B | A |
ニッカン | C | A |
選抜成績
光 | 山梨学院 | |
1回戦 | – | 3-1 東北 |
2回戦 | 2-0 彦根総合 | 4-1 氷見 |
得点 | 2 | 7/2 |
打率 | .312 | .267 |
安打 | 10 | 16/2 |
本塁打 | 0 | 0 |
三振 | 10 | 9/2 |
四死球 | 2 | 10/2 |
盗塁 | 0 | 4/2 |
防御率 | 0.00 | 0.50 |
失点 | 0 | 2/2 |
自責点 | 0 | 1/2 |
奪三振 | 11 | 11/2 |
与四死球 | 1 | 1/2 |
失策 | 1 | 2/2 |
盗塁刺 | 0 | 1/2 |
許盗塁 | 0 | 0 |
捕逸 | 0 | 1/2 |
試合の展望・勝利校予測
光
2回戦の彦根総合戦は、投手戦を制し勝利。升田投手が完封。被安打3、奪三振11、四死球1と圧巻の投球だった。序盤はチャンスを作りながらも得点できなかったが、8,9回にチャンスを物にした。
山梨学院
2試合続けては林投手が完投。氷見線では、エラーをきっかけに失点したが、その後は安定した投球で四死球0。
勝利校予測:山梨学院 →的中
山梨学院の打力が勝ると予測している。ただし、林投手が2試合連続完投。疲労も気になるところだが、2番手以降の投手がカギになってくるか?
光は升田投手が彦根総合戦で好投。山梨学院戦でも好投できるか?
2回戦の展望(Aゾーン)
大分商 6-8 作新学院(第2日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
大分商 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 6 |
作新学院 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 8 |
秋季大会の比較
大分商 | 作新学院 | |
報知 | C | B |
スポニチ | B | B |
サンスポ | B | B |
ニッカン | C | C |
府県 | 準優勝 | 優勝 |
地区 | ベスト4 | ベスト8 |
明治神宮 | – | – |
打率 | .329 | .358 |
本塁打 | 0.00 | 0.43 |
盗塁 | 1.38 | 2.29 |
防御率 | 0.93 | 2.81 |
失点 | 1.50 | 2.71 |
失策 | 1.13 | 0.71 |
試合の展望・勝利校予測
大分商
先発の児玉 迅投手、救援の飯田 凜琥投手の継投で秋季大会はチーム防御率が0.93。打線は犠打を多用し堅実な攻撃。
作新学院
投手陣は、継投で勝ち上がってきた。エースの川又 楓投手は、技巧派左腕。最速147km1年生右腕の小川 哲平投手などタイプが異なる投手が揃う。チーム打率は.358。一気に畳みかける集中打が持ち味。1番の髙森 風我選手が秋季大会で5割超えとチームに勢いをもたらす。
勝利校予測:作新学院 → 的中
秋季は、若干不安が残る投手陣だった作新学院だったが、ポテンシャルある選手が揃い、一冬で調整はできていると思う!?
投手は互角。接戦になってくると予測するが、髙森選手を中心に打力で作新学院が優位と予測している。
ただし、大分商も秋季同様に堅実な得点スタイルを貫ければ勝機が生まれる。
英明 3-2 智弁和歌山(第2日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
英明 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 |
智辯和歌山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 |
秋季大会の比較
英明 | 智辯和歌山 | |
報知 | B | B |
スポニチ | B | B |
サンスポ | B | B |
ニッカン | B | B |
府県 | 優勝 | 優勝 |
地区 | 優勝 | ベスト4 |
明治神宮 | 2回戦敗退 | – |
打率 | .294 | .333 |
本塁打 | 0.00 | 1.17 |
盗塁 | 0.60 | 1.33 |
防御率 | 2.44 | 1.84 |
失点 | 2.90 | 2.33 |
失策 | 1.20 | 1.33 |
試合の展望・勝利校予測
英明
技巧派の下村 健太郎投手が、ナチュラルに変化するストレートで打者を翻弄させ、被安打率が秋季大会で30イニング以上のとうばんした投手の中で、被安打率(安打を打たせない)がNo1。安打を打ちにくい投手だ。打線も寿賀 弘都選手を中心に好打者が揃う。上位を狙うには2番手以降の投手が台頭が必須!
智辯和歌山
投手陣は、右腕の清水 風太投手が本格的に投手転向して1年弱ながら、最速146kmを記録。秋季エースナンバーを付けた左腕の吉川 泰地投手も安定感がある。打線も一発長打がある右打の青山 達史選手、左打の中塚 遥翔選手を中心に伝統の強力打線が健在。
勝利校予測:智辯和歌山 → はずれ
打力が勝り、智辯和歌山が勝利すると予測。ただし、英明も四国王者の実力校。寿賀選手+αの活躍があれば勝機がある。
光 2-0 彦根総合(第5日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
光 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
彦根総合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
秋季大会の比較
光 | 彦根総合 | |
報知 | B | B |
スポニチ | B | C |
サンスポ | B | B |
ニッカン | C | C |
府県 | 3位 | 優勝 |
地区 | 準優勝 | ベスト8 |
明治神宮 | – | – |
打率 | .291 | .307 |
本塁打 | 0.00 | 0.13 |
盗塁 | 0.78 | 1.88 |
防御率 | 3.18 | 2.03 |
失点 | 3.89 | 3.13 |
失策 | 1.67 | 0.88 |
試合の展望・勝利校予測
光
主将でエースの升田 早人投手が秋季9試合中8試合を完投。中国大会では全4試合完投。初戦は升田 投手の出来がカギになるが、上位を目指すには2番手以降の投手が必須。打線は秋季大会のチーム打率2.91、本塁打0と迫力に欠けるものの、9試合中4試合が逆転勝ちと粘り強さがある。
彦根総合
エース左腕の野下 陽祐投手、右腕の勝田 新一朗投手を中心に継投で勝ち上がってきた。異なるタイプの投手が揃っている強みがある。打線は秋季本塁打0と迫力には欠けるものの、好打者が揃う。
勝利校予測:彦根総合 →はずれ
ともに好投手を有するチーム同士の対戦。勝利校は粒ぞろいの彦根総合が勝利すると予測。ただし、光も打線で升田投手以外の選手が活躍すれば光に勝機がある。
氷見 1-4 山梨学院(第6日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
氷見 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
山梨学院 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 4 |
秋季大会の比較
氷見 | 山梨学院 | |
報知 | C | B |
スポニチ | C | B |
サンスポ | C | A |
ニッカン | C | A |
府県 | 優勝 | 優勝 |
地区 | ベスト8 | 優勝 |
明治神宮 | – | 初戦敗退 |
打率 | .322 | .345 |
本塁打 | 0.29 | 1.00 |
盗塁 | 1.86 | 2.40 |
防御率 | 2.53 | 2.56 |
失点 | 2.71 | 2.80 |
失策 | 1.14 | 0.30 |
試合の展望・勝利校予測
氷見
富山県大会では1位、北信越大会ではベスト8と力がある。投打の中心は青野 拓海投手選手。投手とでは防御率1.83と安定感がある。打者としても3番にはいり勝負強さがある。懸念材料は練習試合解禁となった3/4に体調不良の選手が複数人。予定していた四国での合宿や練習試合を切り上げ実戦経験を積むことができなかった。
山梨学院
1回戦の東北相手の好投手、右腕のハッブス 大起投手、左腕の秋本 羚冴投手から10安打。打力はを証明した。残塁が多かったが、これは東北投手陣の粘りの投球が光った。林 謙吾投手が9回(119球)5安打の完投。
勝利校予測:山梨学院 →的中
山梨学院は1回戦の東北戦では東北の好投手から10安打。攻撃力は、トップクラスと感じた試合だった。氷見の青野投手も大会屈指の好投手だが、1回戦での勝利で落ち着いて試合に入れるのも大きい。
一方氷見は、秋季富山県大会で5試合で64得点と打力で圧倒して富山県大会を優勝している。打線に火が付くと氷見にも勝機がある。懸念は、体調不良者が出た影響で調整がどこまでできているか。
1回戦の展望(Aゾーン)
東北 1-3 山梨学院(第1日目:終了)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
東北 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
山梨学院 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
秋季大会の比較
東北 | 山梨学院 | |
報知 | B | B |
スポニチ | B | B |
サンスポ | B | A |
ニッカン | B | A |
府県 | 優勝 | 優勝 |
地区 | 準優勝 | 優勝 |
明治神宮 | – | 初戦敗退 |
打率 | .273 | .345 |
本塁打 | 0.60 | 1.00 |
盗塁 | 1.30 | 2.40 |
防御率 | 1.43 | 2.56 |
失点 | 1.40 | 2.80 |
失策 | 0.90 | 0.30 |
試合の展望・勝利校予測
東北
投手力は全国トップクラス。右腕のハッブス 大起投手、左腕の秋本 羚冴投手。リリーフ中心だった秋本投手は公式戦無失点を継続中(防御率0.00 30回1/3)。打線は秋季大会でのチーム打率.273と高くはないものの東北大会初戦から準決勝の3試合がすべて逆転勝ち。終盤での粘り強さがある。
山梨学院
高校通算40発超を誇る4番の高橋 海翔選手を中心に佐仲 大輝選手、進藤 天遊選手など前チームから主力選手が揃い、長打力がある。また、1試合平均2.4盗塁の機動力もあり下位打線まで切れ目のない攻撃力は全国トップクラス。投手陣は、林 謙吾投手が秋季大会で急成長したが、他投手を含めてどこまで投手陣が成長しているか。
勝利校予測:山梨学院 → 的中
山梨学院がオープニングゲームの中で進藤選手、高橋選手を中心に甲子園経験者が流れを作ると予測。勝利のキーマンは林投手。序盤いかに落ち着いて序盤を乗り越えられるか。
一方、東北は終盤に粘り強く東北大会での3勝はすべて逆転勝ち。終盤まで接戦に持ち込めば、リリーフで登板が予測される秋葉投手が複数失点は想像できず、東北に勝機がある。
Bゾーン選抜2023年
①専大松戸、②二松学舎大附、③常葉大菊川、④北陸、⑤履正社、⑥社、⑦広陵、⑧高知、⑨海星
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Cゾーン選抜2023年
①クラーク記念国際、②能代松陽、③東海大菅生、④大垣日大、⑤敦賀気比、⑥大阪桐蔭、⑦沖縄尚学、⑧城東、⑨石橋
→ 詳細はこちら
Dゾーン選抜2023年
①仙台育英、②健大高崎、③慶応、④東邦、⑤報徳学園、⑥龍谷大平安、⑦鳥取城北、⑧高松商、⑨長崎日大
→ 詳細はこちら
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3/29の試合結果を追記して再掲載しています。
準決勝以降の予測
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