【九州8県】夏の甲子園出場校はここだ！～2023年夏の代表校予測～

優勝校予測は福岡大附大濠

秋優勝の「西日本短大附」、春優勝の「福岡大附大濠」の2校が中心。

両校の県内での敗戦は直接対決のみで1勝1敗。春季九州大会も共にベスト4。甲乙つけがたい。

「西日本短大附」は、九州大会で大分舞鶴（大分１位/九州２位）に完敗したものの、エースの中塚 康太朗投手が佐賀北（佐賀１位）戦、２年生の村上 太一選手が長崎日大（選抜枠）を共に完封勝利と力がある。打線も1年時に夏の甲子園を経験している江口 翔人選手が切り込み隊長。チームに勢いをつける。

「福岡大附大濠」もエースの鯉川 晴輝投手を中心に力のある投手が複数に揃っている点は、出場校が多い福岡県を勝ち抜くには大きなポイントだと思う。捕手の藤田 悠太郎選手が強肩強打の注目選手。俊足好打の選手も多く打線も強力だ。

この２校に劣らない戦力があるのが、昨年の春夏の2季連続で甲子園に出場した「九州国際大付」。投手陣の中心は、２年生左腕の田端 竜也投手。春は西日本短大附相手に９回に一挙６失点。最大６点リードからの逆転負けだった。昨夏福岡県優勝を牽引した池田 悠舞投手の復調がカギ。打線は、U18第一次選考に選出された佐倉 侠史朗選手や白井 賢太郎選手と甲子園経験者が揃う。

「飯塚」は藤原 大翔投手、中村 大輔投手を中心に投手力がある。

北九州市長杯争奪大会

優勝　：九州国際大付
準優勝：真颯館

福岡中央地区大会

優勝　：飯塚
準優勝：宗像

福岡地区大会

優勝　：筑陽学園
準優勝：福岡第一
※　福岡大大濠は不参加

筑後地区大会

優勝　：久留米商
準優勝：柳川
※　西日本短大附は不参加

※　4強進出の「東筑」を下記強豪校の成績一覧に追加しました。

優勝校予測は佐賀北

混戦の佐賀県大会

秋春連覇「佐賀北」は、前チームからから中軸を打っていた強肩強打の小栁 啓誠選手と走攻守そろった星野 功旺選手を中心に打力がある。投手陣は右腕の田中 幹太郎投手、左腕の宮副 愁司投手の２枚が揃う。

NHK杯を含めてすべて４強の「神埼清明」は、技巧派左腕の鍵山 翼投手が安定感がある。俊足の鶴丸 徹平選手ら打線が援護できるか？

NHK杯では「佐賀北」に打ち勝って優勝した「佐賀商」。昨夏からエースナンバーをつける最速144キロ右腕の鶴田 晄永投手に注目が集まる。中軸の長谷尾 達也選手や平 怜樹選手は長打力もある。

シード校

注目のノーシード校

「佐賀北」の初戦に対戦するのが「鳥栖工」。今チームは全て初戦で敗れているが投打に力のある選手が揃い「佐賀北」に勝利すれば一気に頂点まで勝ち上がる力がある。

「神埼清明」と３回戦で対戦が予測されるNHK杯4強の「龍谷」。エースの谷川 虎之介投手が復帰。投手層が厚くなっている。この対戦の勝者との対戦は昨夏甲子園出場校の「有田工」もしくは春４強の「敬徳」。「有田工」の１年から中軸を打つ角田 貴弘選手のパワフルな打撃に注目。

「神埼」ブロックに入った「東明館」や「鳥栖」、「佐賀商」ブロックに入った「佐賀学園」らも十分頂点を狙える戦力がある。

優勝校予測は長崎日大

混戦模様の長崎県

秋優勝校で選抜に出場した「長崎日大」は、廣田 樹大投手、西尾 海純投手の2枚看板に安定感がある。リードする捕手の豊田 喜一選手が攻守でチームを牽引。

春季その後のNHK杯で優勝した「大崎」。チームに勢いがある。投手陣は、野口 惺恩投手、大橋 律輝投手の両右腕に、最速143キロ右腕の山口 莉貢選手がケガから復帰し更に投手層が厚くなった。接戦に強く粘り強い。

「海星」は右腕の髙野 颯波投手、左腕の吉田 翔投手の２枚看板。野手陣の堅守。打線は、田中 朔太郎選手、平尾 幸志郎選手を中心に積極的な走塁でチャンスを作る。

春２位の「創成館」は最速142キロ右腕のエース福盛 大和投手に注目が集まる。

NHK杯２位の「鎮西学院」や４位の「長崎商」、春３位の「清峰」、４位の「九州文化学院」も力がある。

優勝校予測は文徳

大混戦の熊本大会

戦力的には秋春２位の「文徳」が、RKK旗争奪大会では辻崎大成選手を中心に打力で圧倒し優勝。NHK杯は２位となったが、昨夏にノーヒットノーランを達成した最速143キロの森平 哲平投手がケガから復帰。投手層が厚くなっている。

春季大会は「有明」が熊本を制た勢いをそのままに、九州大会初優勝。稲岡 寛太投手、吉田 空雅投手の両左腕は完投能力がある。打線が小林 陽選手や足立 翔太選手に長打力がある。俊足の選手も多く春季県６試合でチーム21盗塁と機動力で相手を揺さぶる。

昨夏優勝校の「九州学院」は、U18第一次選考に選出された最速142キロ右腕の直江 新投手やリードオフマンの大城戸 陸琥選手、パンチ力がある瀬井 太心選手らを中心に昨夏甲子園経験者が残る。秋春となかなか結果が出なかったが、NHK杯では4強まで勝ち上がった。

秋季優勝校の「東海大星翔」も、最速145キロエース右腕の玉木 稜真投手や長打力のある川道 樹選手、新美 元基選手らを中心に選手層が厚い。

RKK杯２位の「熊本商」、NHK杯優勝の「熊本工」の公立校も力があり、選手層が厚い「必由館」「ルーテル学院」「専大玉名」の私立勢など大混戦。

優勝校予測は明豊

好投手がカギになってきそうな大分県大会

春季大会優勝校の「大分舞鶴」は、九州大会も準優勝まで勝ち進んだ。投手陣は長身右腕の野上 龍哉投手、渡邊 蒼汰投手の２枚看板が安定感がある。野手陣も、昨春21世紀枠で選抜でスタメン出場した阿部 泰己選手や糸永 遼太郎選手など4名残り投打のバランスが良い。

秋季大会優勝校の「明豊」は、春季は「大分舞鶴」に逆転負け。森山 塁選手を中心に投手層が厚く今年も継投のチーム。

春季2位の「藤蔭」は最速148kmの松石 信八投手に注目。春季は「大分舞鶴」に1-0の惜敗。

選抜出場校の「大分商」も児玉 迅投手、松木 翔和投手、飯田 凜琥投手の安定した投手が揃う。

上記４強に「大分」「高田」「佐伯鶴城」などが追う展開か？

優勝校予測は日南学園

混戦の宮崎県大会

「日南学園」「宮崎商」「小林秀峰」「延岡学園」「高鍋」「宮崎学園」の6校が戦力が拮抗している印象。

昨夏甲子園出場した「富島」や「小林西」などが巻き返してくるか？

優勝校予測は鹿児島城西

「鹿児島城西」「神村学園」「樟南」「鹿屋中央」の私立４強がリード！

春季優勝校の「鹿児島城西」はNHK杯では優勝校の「神村学院」に敗れ8強。高校通算50号に迫る長打力のある明瀬 諒介選手が大黒柱。池野 航太選手や黒川 虎大郎選手ら打力は県内トップクラス。明瀬選手は投手としても最速150キロ越えで、救援に回る。

NHK杯では優勝校の「神村学院」は春季では「樟南」に敗れ8強。右腕の松永 優斗投手、左腕の黒木陽琉投手、2年生左腕の今村 拓未投手を中心に投手層が厚い。全チームから主力の今岡 歩夢選手や秋元 悠汰選手らを中心に長打力がある。

「樟南」はバランスが良い。2年生左腕エースの新藤 侑芯投手、右腕の小峰 康矢投手と左右に力んある投手が揃う。１年時に夏の「甲子園を経験した畝地 竣己選手や茶園 啓太選手を中心に犠打や盗塁を絡めた機動力で得点を重ねる。

「鹿屋中央」は左腕の郡山 一心投手、右腕の松原 琉輝投手が中心。村山 源選手が攻守が攻守でチームを牽引。

昨夏優勝校の「鹿児島実業」は第5シード。共に順当に勝ち上がれば準々決勝で「樟南」と対戦。NHK杯では優勝校の「神村学院」相手に5-4の惜敗だった。投打のバランスがよく昨夏甲子園を経験している一ノ瀬 獅堂選手や植戸 颯大選手を中心に打力がある。

シード校

優勝校予測は沖縄尚学

選抜出場の「沖縄尚学」と春季優勝校「日本ウェルネス」の2強

「沖縄尚学」と「日本ウェルネス」との公式戦での直接対決は、1勝1敗。秋は「沖縄尚学」が大勝し、春は「日本ウェルネス」がタイブレークの接戦を制しました。

「沖縄尚学」はU18第一次選考に選出された東恩納 蒼投手が、スタミナ、安定感が共に抜群。打線もU18第一次選考に選出された知花 慎之助選手、選抜で本塁打を放った仲田 侑仁選手など力のある選手が揃う。特に、昨秋季大会で7割近い打率を記録した知花選手に期待。選抜では結果をだせなかったが、春季は捕手から外野手に再コンバートし復調傾向。

「日本ウェルネス」も上原 律己投手が安定感があり、脚力自慢のワォーターズ 璃海選手がチャンスメイクをし、當銘 愛渉選手ら力のある選手が揃う。

両校共に2番手以降の投手がカギになってきそうだ。

県立公も総合力が高い高校が揃う。春は、準優勝の「宮古」、4強の「西原」「豊見城」と3校が4強内を占めた。秋4位の「糸満」も総合力が高い。

昨夏甲子園出場校の「興南」も左腕エース平山 航多投手、打線の中心の仲程 雄海選手ら力のある選手が揃い巻き返しなるか！？

ダークホース的な存在は創部2年目の「エナジックスポーツ」。1、2年生だけのチームだが大躍進の予感も！？

シード校

第一シード：日本ウェルネス
第二シード：沖縄尚学
第三シード：宮古
第四シード：西原

完読！ありがとうございます！

皆さんはどこが優勝すると思いますか？

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